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2008年6月 8日 (日)

記事タイトル

函館街歩き③函館山の秘密【北海道遺産】

カブ・ノンです。

函館街歩きシリーズ第3弾は、おなじみの函館山】。

函館山は、世界3大夜景と言われるほど、夜の顔はとても有名です。
今回は、とことん、函館山を楽しみます!!

奥が深いですよ---!

山頂に行くのに3通りの方法がありますが、
まずは定番でこの方法で登ります。

ロープーウエイ♪。127人乗りの大きなものが頻繁に行き来します。
山頂まで3分。往復1160円(子ども590円)。
大きな窓から目の前に、
たった今歩いてきたばかりの元町の街並みが広がるので楽しいです。
思わず窓際にへばりついてしまいます。
IMG_2486

ロープウエイの中から見る景色もイイですが、
ロープウエイの外から、ロープウエイのある風景を見るのも面白い!
写真(↓)は、道路をゆら~りと横切るでっかいロープウエイです。
IMG_2489

さてさて、山頂からの景色は絶景!
函館市内が全部見渡せます。

左右に海が広がり、その地形や海岸線の独特の湾曲の様子が
よくわかります。おなじみの建物も肉眼でよく見えます。

函館・南茅部・京極 005

少しズームしてみますと・・・

写真左(↓)は【入船漁港】。
函館で水揚げされるイカは、みんなこの漁港に揚げられます。
夕方に一斉に船が出て、朝帰ってくるのです。

写真右(↓)は、函館のおなじみの風景の一つ【函館どっく】。
船をつくる場所です。
P9021247函館・南茅部・京極 009

散策してきたばかりの元町地区(↓)。
ハリストス正教会などの教会群がおもちゃのように並んでいます。
P9021251

薄暮の頃から山頂に留まっていると、
空のいろがどんどん変わり、ポツポツと明かりがつき始め、
やがて、百万ドルの夜景に変わっていく様子が楽しめます。
しかも、早めのほうがすいているし、反対側の夕日も見れちゃいます☆

写真(↓)は、昨年9月の早朝の様子です。この日の雲もすごかった!!

函館山雲

今度は山頂から反対側を見てみます。
なんと、津軽海峡まで見えちゃうのです。
函館・南茅部・京極 014

そして!!(ここからが大事です)
カブタンは、【函館山の秘密】を知ってしまいました。

函館山には、かつて軍事施設があったのです。
【函館山と砲台跡】というのが【北海道遺産】になっているので、
調べてみました。ビックリ、知らなかったことがたくさんありました。

ちょうど日露戦争の頃、
津軽海峡を行き来するロシア船に対抗するための施設で、
戦闘司令室や砲台、弾薬庫が今でもこの山には遺されていたのです~!

これらを見学するには【登山(散策)】!!
函館山は横に広い山で、登山(散策)コースがいくつもあります。

函館・南茅部・京極 016

結構、歩きそうです。

戦争遺構は、この登山道のところどころに、
木々の中に埋もれて、隠れています。
しかも、昭和20年すぎまで政府が立ち入り禁止にしていたので、
めずらしい植物などもありのままで、しっかり残っているのだそうです。

簡単にいける戦争遺構を一つ見つけたので、早朝に行ってみました・・・。
函館・南茅部・京極 029

ロープウエイの山頂駅から歩いて3分くらいのところにある
「つつじ山駐車場」に散策路の入り口があります。

そこを15分くらい歩いていくと、
突然、現れます。これ(↑)【第二砲台跡】。

2つで一組になっている砲台跡が3組、並んでいます(↓)。
函館・南茅部・京極 017
函館・南茅部・京極 021函館・南茅部・京極 024

砲台跡と砲台跡の間には、下に下りていく階段があって、
地下にアーチ型の入り口が見えます(写真左↓)。
どうやら、弾薬庫のようですが、危ないので、立ち入り禁止。
階段を下りていくことができません。
砲台3砲台2

もっと奥に進むと、今度は登りの階段がありました(写真右↑)。
どれも木々の中に埋もれていて、古いレンガが詰まれています。
一部、崩れかけているところもあります。すごい雰囲気あります。

このまま進むと、散策コースをずんずん行くことになるので、
この日は、途中で引き返しました。
しかも早朝で朝もやもかかって、ちょっと怖かった・・・。
(次回は、ちゃんと登山の心の準備をしてから散策してみようと思いました!)



函館山の山頂から函館市内が見渡せるように、
函館市内のどこにいても、函館山が見えます。

【ハリストス正教会】(左上↓)からも、【高田屋嘉平の像】(右上↓)からも、
旧函館区公会堂】(左下↓)からも、大森浜の【啄木小公園】(右下↓)からも。
IMG_2373 IMG_2499
山と公会堂 山と大森浜
P9021316
そして、先ほど山頂から見た【入船漁港】からも(↑)。

函館市民にとっては、生活と一体で、こんなに存在感の大きい函館山なのに、
戦争当時には、
・地図にものらず、
・子どもたちが山を見たら「そこには山はないんだよ」と叱られ、
・絵に山を描いてはいけなかった
・・・・。
驚きましたね。やっぱり、平和な社会が一番だと実感します。

異国情緒たっぷりの素敵な街、函館には、
実はいろいろな歴史があるのですね。
それを辿り始めたら、なんだか、いっそう、函館にはまっていきそうです。

このほかにも、函館には【北海道遺産】に選ばれているものがあります。
ちゃんと紹介するには、少し勉強しなければなりませんが、
素人なりに楽しんできた様子を、次回、ご紹介します♪

さて、それは何でしょう?お楽しみに!!


■マップ


■関連情報
北海道遺産【函館山と砲台跡】
函館山ロープウエイ(散策コースの地図が出ています)
函館山ふれあいセンター情報
(登山情報はこちらへ。ガイドもあるようです)

おでかけマップ

 

2008年5月31日 (土)

記事タイトル

函館街あるき①西部地区の街並み【北海道遺産】

カブ・ノンです。

今回はとことん函館を楽しみましょう♪
ここにもカブ・ノンの旅のテーマである北海道遺産がいっぱい!

そして美味しいおやつや、お食事、あったま~る温泉があるんです☆

第一弾は、北海道遺産「函館西部地区の街並み」を散歩します。

IMG_2371

函館山のふもとには、歴史的な建物がずら~りと並んでいて、
ブラブラ散策するのが一番!
公会堂や教会など、重要文化財に指定されているような大物の建物に加えて、
周辺には古くからの民家が建ち並び、
それらが全体で、異国情緒な街並みを形作っているのです。


さぁ、函館街歩き、出発で~す♪
IMG_2562


旧函館区公会堂

函館では市電を使うのがオススメ。
今回は「末広町」で下車します。

函館の港から「基坂」を登ると、真正面に【元町公園】があります。
その真正面にあるのが、【旧函館区公会堂】です。 
IMG_2349 P9021337
IMG_2395

明治43年(1910年)に立てられたいわゆる「公民館」。
水色に黄色の縁取り、どっしりと港を見下ろしています。

中に入ります。入場料は300円。

どっしりとしていて、
札幌にある道庁の赤れんが庁舎のような感じです。

どの部屋にも、しっくいのシャンデリア飾り。
これは、赤れんがにも豊平館にもあるのですが、
この時期の洋風建築の特徴だそうです。
IMG_2399 IMG_2400
IMG_2408
2階にある大広間が圧巻。
130坪もある広い、広いスペースで、
この写真の一番奥にステージがあって、グランドピアノも置かれているのですが、
全く見えませんネ。

このホールから、バルコニーに出ると、函館の港が一望できます。

洒落た窓からも、風景が見えます。
ガラス越しに景色がゆがんで見えるのは、当時のガラスのままだという証しです。

IMG_2411 IMG_2420

館内には、なんと美しいドレス姿の女性がたくさん歩いています。
それは・・・。
はい、レンタルドレスのサービスが1000円。
かける美女衣装室
ハイカラなドレスを着るだけではなく、髪も結ってもらえるので、
ご本人達は、気分最高♪

そのステキなスタイルで館内をウロチョロしてよいので、
当人達も、観光客も、なんだかうれしくなるっていうわけです☆


さて、展示はいろいろなものがあります。
昔、大正天皇がお泊まりになった記念の間。

かつて函館にあった【小林写真館】の写場の復元。
函館は、写真発祥の地。
明治35年に神戸で学んだ小林健蔵さんがここで写真館を開き、
公会堂を始め、街の風景を撮り続けたといいます。

IMG_2432 IMG_2431

公会堂のすぐ目の前には、【旧開拓使函館支庁】(2階は写真歴史館)。
5月下旬なのに、まだ桜が咲いています。
IMG_2435 IMG_2438
IMG_2444IMG_2442 

そして、そのすぐ隣には、赤れんがの【旧函館支庁書籍庫】があります(↑)。
一つひとつのレンガには、焼いた年が刻印されています。
写真は「明治七年」と刻まれています。

少し坂を下ると、【函館市旧イギリス領事館】(↓)。
中には英国らしく、ティールーム。散策の一休みによいかも。
IMG_2357IMG_2353


さて、その後は、山と並行して横に歩いていきます。

函館ハリストス正教会

この元町地区のシンボル的な役割も果たす函館ハリストス正教会。
函館山を背中に異国情緒たっぷりの空気をつくってくれます。
1859年(安政6)にロシア領事館の礼拝堂として建てられました。

P9021353IMG_2377

今回は200円で中に入ってみました。

厳粛な教会ですから、写真は撮れません。
静かで厳粛。
イエス・キリストやマリア様の絵、
最後の晩餐の絵などたくさん、飾られています。

祭壇の前で、じっくり見たくても、観光気分は吹き飛んで、
いつのまにか、その空気に引き込まれるような感じで、
少しの間、椅子に座って、静かな時間を過ごしました・・・・。

残念なのは、その後、
すぐに、複数の観光客がドヤドヤと。
それで退散することにしましたが、
出てきた私に、今度は、
「200円はどこで払うの?」「中はどんななの?見る価値あんの?」
って聞かれて、カブタンは「・・・・・」。

教会ですからねー。見る価値と感性は人それぞれで・・・・。
少なくとも、私はたぶん10分くらいでしたが、とても、イイ時間を過ごしました。

近くには、教会がいくつかあります。
写真は【カトリック元町教会】。
隣の写真は、【遺愛幼稚園】。
P9021362IMG_2378


さて、少し歩き付かれたので、ちょっと一休み。楽しみなお茶の時間にしましょう♪
この辺りには、古い民家や歴史ある建物を利用したカフェがたくさんあります。

まずは、ここ【茶房 菊泉】。
ハリストス正教会から徒歩2分くらい。

IMG_2391 IMG_2390
IMG_2389 IMG_2381

大正時代の酒問屋を使った和風カフェです。
どっしりとした店構え。
玄関を入って、右側の和室には、
中央にはいろり、奥の窓際は、港が少しだけ見えるテーブル席、
それからお座敷のテーブルが4つくらい。

玄関を入って左側はカウンター席でした。

メニューはいろいろ。
白玉バナナパフェや、アイスクリームとスイートポテトケーキ、
ぜんざい、抹茶。
この他に、注目は、道南のお正月料理の「くじら汁」。
(残念!季節限定で今回はやってません)
いかすみのオムライスなど、函館ならではランチも楽しめそうです。


このお店の隣には、洒落たレストラン【港が見える丘・クリフサイド】。
昔、ユーミン(松任谷由美)の歌に登場してました(なつかし~)。
2階からは、港が一望できます。
IMG_2367

もう1つ、オススメの和風カフェは【茶房 無垢里】。
無垢里外観
IMG_2458IMG_2451

こちらは、上の菊泉やクリフサイドが立ち並ぶ賑やかな通りより
一本海側の通り、静かな住宅街の一角にあります。
古い民家を使っていますが、なんでも、
日本展示図書館創設者の本間一夫さんが、小さい時に住んだ家だそうです。

本当に民家にそのまま、テーブルを置いた感じです。
静かですいていました。

かっぽう着を着た上品なお母さんが、対応してくださいます。
少し前にケーキを食べたばかりですが、
「田舎風おしるこ(ミニ)」は、さっと焼いたお餅が2切れ入っていて、
ミニでも食べ応えがあります。
小豆も上品で、ちょっと一息に最高の空間です。


さてさて、再び散策です。
この地区の古い民家には、「伝統的建造物」というプレートが貼ってあります。
伝統建物プレート

最近は、持ち主が高齢になったり、売ったりしていて、
それらの保存がとても大変だそうです。
でも、この民家がなくなったら、この街の風情も台無しですよね・・・。

だから、みんなで守ろうと、大学生がボランティアで定期的に壁塗りしたり、
修繕をしたりしてくれているんですって!
この景観を守ためには、熱い気持ちの地元の方々がいるということですネ。




それでは、
ウロチョロしながらとった、西部地区の脇役達を写真でど~ぞ(↓)。
純粋な和風建築の家や、
和洋折衷の家、外見はとても洋風だけど窓が和風だったり、
函館の歴史が感じられる建物が多いです。

IMG_2348 IMG_2361
IMG_2468 P9021347
IMG_2369  P9021364

この地区を函館山から見ると、こんな感じです(↓)。
ゆっくりと歩いてみると、とても楽しい地区ですよ。
山から西部地区


次回【函館街歩き②】は、
函館市民の生活の場所をいくつか紹介します。
これが、驚きの、すっごくいいスポットがあるんですよっ!

■マップ


■関連情報
北海道遺産とは?

おでかけマップ

 

2008年5月10日 (土)

記事タイトル

空知の炭鉱遺産めぐり②食べる・食べる・食べる!!

カブタンです。

前回の記事では、
かつての炭鉱街、三笠市と美唄市と赤平市にある炭鉱施設を
ぐるーり、一気にご紹介しました。

は~い。とってもお腹すきましたね。
今回は、一気に食べまくりますよーーー。

まずは、炭鉱街で生まれた【食】をご紹介!

■なんこ鍋~歌志内市

馬の腸の煮込みです。
正式には「なんこう」=南向。方角で南は「午(ウマ)」だからです。

ルーツは定かではありませんが、秋田から伝わったのではないか・・
との節もあるとか。
歌志内(なんこ鍋)

歌志内にある「かもい岳温泉」のレストランで食べさせていただきました。
いわゆる、ホルモンの煮込みです。

石炭を掘ることは、日本のエネルギーの確保に向けて、
とっても、大切なこと。
その労働は24時間、交代制のとても重労働だったといいます。

そこで、栄養を付けるために
炭鉱街の家庭料理として伝わっていたのが、「なんこ鍋」だと聞きます。

決して、料理屋さんとか、旅行客が食べるといった料理ではなく、
どの家庭でもつくる、ごく普通の家庭の一品だったようです。

大のホルモン好きのカブタンには、たまらなく美味しい♪

苦手な方もいると思いますが、
まずは、炭鉱の歴史を味わうには是非、味わってほしいですね。

写真は、大人数(炭鉱遺産めぐりのバスツアー)で
お昼に寄った時のものですので、
単独でいく場合は、メニューにあるかどうか、事前に確認してくださいね。

このHPの情報も参考に!


■ガタタン(含多湯)~芦別市

赤平の隣町・芦別市では、これが 超オススメ。
炭鉱マン達が愛したという、ここだけの食です。

ガタタンメニュー
ガタタン芦別道の駅

塩味のスープにややとろみが付いていて、
具は肉や野菜がたくさん入っているラーメンです。

スープが妙に旨いらしくて、実はカブタンもまだ未体験。
芦別の道の駅「スタープラザ芦別」(写真右)のレストランで食べることができます。

ショップにもお土産用がずらりと並んでいま~す。


■山田御殿~赤平市

赤平(山田御殿)

赤平市の駅前から、「住友赤平炭鉱(ネオンの灯る炭鉱)」に
向かう途中にある、総秋田杉造りの立派な建物です。

炭鉱の全盛期(1953年)、地元承認の山田氏が建てた民家で、
今はお蕎麦屋さんになっています。

和洋折衷で、玄関を入ってすぐの食堂ぽい蕎麦やエリアと、
その中の和室なども見せていただけます。

蕎麦は、北海道で有名な「幌加内のそば」♪

■美唄焼き鳥

炭鉱文化とはあまり関係がないかもしれませんが、
ここからは、周辺のオススメグルメを!

なんといっても、美唄といえばコレですよねー。

美唄焼き鳥は、
モツなどの内臓系、卵、タマネギなどが
一本の串に刺さっているのが特徴。
塩味がきいていて、それはそれは【ウマイ!】

たつみ串たつみ串もりたつみランチ

カブタンが行ったのは、美唄の駅前から国道を渡ったところにある
たつみ」。
なんと、お昼のランチもやっています。
ランチメニューは鳥飯セットとか、焼き鳥丼など。
この他に、串も焼いてくれるので、たらふく食べることができます。

串は1本84円ですので、
お昼から5~10本、軽くいっちゃいした(・・・)。


■八列トウキビ~三笠市

これは、以前、別の記事でもご紹介しました。
北海道のとうもろこし(トウキビと地元ではいいます)は
甘くて、柔らかくて美味しいです。
特に、最近はピーターコーンや白いトーキビなど
新しい品種もでて、その味はますます優しくなる一方・・・。

しかし、今でも、昔なつかしい、
ガツンとしたトーキビがまだ、あったのです。
【八列トウキビ】。
P8261076

身が大きくて、八列しかありません。
アゴの運動になるくらいに、歯ごたえがありますが、
炭火で焼きたてはとても甘くて、最高~♪

P8261085P8261077
国道12号線沿いの、道の駅「三笠」 で8月頃から登場します!
絶対に絶対にオススメです。
しかも、北海道でも、ここの他、数えるほどの場所でしか手に入らないと思います。


■この他にもいっぱいあるよ。

この他にも、炭鉱めぐりにちょっと立ち寄れる、グルメスポットはたくさんあります。
国道12号線、砂川市に入ると「スイートロード」。
お菓子屋さんがずらり並んでいます。
開拓おかきや、シュークリームで有名な【北果楼】の本店も。

砂川のさらに北側にある滝川市は、ジンギスカンの町。
あの、松尾ジンギスカンの本店もあるし、
町の中の飲食店(和洋中)には、
オリジナルジンギスカン丼のメニューがあったりします。

これらは、また機会があれば、ご紹介しますねーー。

とにかく、炭鉱遺産めぐりをしながら、食べて食べて食べて、
大人の知的好奇心を満たしてくださいね!!

もちろん、温泉もあるよ☆


■マップ

 

2008年5月 8日 (木)

記事タイトル

空知の炭鉱遺産めぐり①三笠・美唄・赤平を歩く

カブタンです。

【北海道】は、広くて、自然がいっぱいで、食べ物がおいしい!
でも、それだけではありません。

あまり知られていないけれど、
北海道には、とっても大切な歴史や出来事があって、
それをベースにできあがっている文化や物語もたくさんあるのです。

年をとってからの【修学旅行】みたいな気分で巡ってみます。


今回のテーマは【炭鉱遺産】です!!←これ、北海道遺産。

空知・炭鉱めぐり 020

戦後の日本の近代化を支えていた【石炭産業】。

札幌から小一時間ほどにある【空知地域】には、
最盛期には大小100もの炭鉱があったのですが、

事故があり、国のエネルギー政策の転換による合理化があり、
華やかな記憶と悲しい記憶を残しながら、次々と閉山していったのです。

当時、この地域には、
炭鉱ならではの独特の生活や、文化も生まれました。
今では、それらが廃墟のように残されています。

まだまだ、観光ルートに載っていませんが、
HPなどでこまめにチェックして行ってみると、とても興味深いです。

もちろん、事前予約が必要な場所などもあるので、要チェックです。

さあ、出かけてみましょう!


■まずは「三笠」 の炭鉱遺産

札幌から車で国道12号線を北上します。
まずは、「桂沢湖へ」という看板が出たら右折。
三笠市内に入っていきます。

最初のターゲットは、国道452号線沿い、
右手にある「三笠市博物館」の裏側にあります。

野外博物館のサイクリングロード沿いに、
日本で一番小さい立坑といわれる【北炭幾春別炭鉱錦別立坑櫓】。 

幾春別幾春別車輪

深緑の木々の中に、茶色い鉄骨の不思議な建物(↑)。
地下の石炭の採掘場につながる巻き上げ用の滑車のようなものが、
緑とマッチしていて、今では「アート」の世界です。なんとも美しい!

少し歩くと、コンクリートの2階建ての建物がボロボロ状態で見えてきます。
これは、「北炭幌内炭鉱変電所」の跡(↓)。
今では、地元の炭鉱遺産を守る方々の活動拠点となっているようですが、
中は当時のまま。「安全第一」の貼り紙などもそのままです。
変電所の電線が木々に絡まってこれまた、美しい。
上士幌・空知h15.7.6 100変電所 

さらに歩くと、廃墟のようなコンクリートの不思議な建物。
これは、石炭を選別したり、ストックしたりする建物のようですが、
なんだか、寂しくなるくらいに荒れ果てています。(↓)

上士幌・空知h15.7.6 046上士幌・空知h15.7.6 038

ヤマ(炭鉱のことをこう呼びます)はとても危険なところ。
地下奥深くでガスが充満し、爆発や火災が起こることもしばしばです。
ヤマの安全を守るため、ところどころに神社があります(↓)。

鳥居音羽跡
上士幌・空知h15.7.6 044上士幌・空知h15.7.6 050

それから、炭鉱マン達が、地下深く入っていくための「坑口」(↑)。
写真は明治12年に開削された北海道では最古の「北炭幌内炭鉱音羽坑口」です。

この辺りの散策は、事前に問い合わせておいた方がよいかもしれません。
カブタンが巡った時は、イベントで地元の方々が案内してくれました。
 お問い合わせは「幌内歩こう会」がよいと思います。


さてさて、次に、さらに桂沢湖方面に向かって進むと、
左手に古い大きな立坑櫓(やぐら)が見えてきます。

【住友奔別(ぽんべつ)炭鉱立坑櫓】。
1960年に建築。1971年の閉山。
高さ51m深さ740mと、東洋一の大きさと言われています。
ここはガス爆発があったので、鉄骨は赤茶けて剥きだしのままです。
敷地は、企業のものですので、敷地の外から外観だけ見ることができます。

奔別外観奔別茶鉄骨

爆発の凄まじさも伝わってくるような建物です。
周辺の集落を見ても、なんだかいろいろと考えてしまいます・・・。

さてさて、ここから、次ぎなる炭鉱街・美唄へ。


■次ぎは美唄の炭鉱遺産

立坑櫓にもいろいろな形やタイプがあるようです。
ここ、美唄の炭鉱メモリアル森林公園には、
【三菱美唄炭鉱立坑巻上櫓】という、鮮やかな赤い櫓が2つ並んで建っています。

空知・炭鉱めぐり 048

 

これもまた、深緑に映えて美しいです。実に。
周囲には、やはりコンクリートの選炭場や坑口が残されています。
この炭鉱は、坑内で火災が起きて、
中に作業をしている方々が残っているにも関わらず、
二次災害の危険を回避するため、
水を注入しなければならなかった悲しい歴史をもつところです。

「坑口」で地元のガイドさんがそのをしっかりつ伝えてくださり、
私たちは、みんなで手を合わせました。 


次ぎに訪れたのは、【アルテピアッツア美唄】。
今や人気の癒しの空間です。

アルテピアッツア2

当時、この辺りにたくさんの人口がありましたので、
小学校もたくさんありました。でも今では・・・・廃校に。

その廃校となった旧栄小学校を使ってできたのが、
ここです。

校舎の中と、広い緑の空間に、
世界的な彫刻家「安田 侃(かん)」さんの作品が
見事に マッチしてたたずんでいます。
空知・炭鉱めぐり 023空知・炭鉱めぐり 025
空知・炭鉱めぐり 035上士幌・空知h15.7.6 107
空知・炭鉱めぐり 026空知・炭鉱めぐり 037

安田侃さんの作品は、どれも触れるととても温かくて、
子供達も作品と一緒に水辺で遊んだり、作品にくっついたりして
楽しんでいます。
この広々とした深緑の中で、大きく深呼吸すると、ほんとっ、気持ちがよいのです。

この小学校の体育館では、時々、コンサートや催しが行われます。
体育館の中も、安田侃さんの作品でいっぱいです。
ほら、JR札幌駅にある白いオブジェ、あれが、安田侃さんの作品です。

さて、ほっと一息ついた後、再び炭鉱跡をめぐります。
次ぎは、赤平市へGOーー。



■ネオンの灯る立坑(住友赤平炭鉱)

炭鉱には、大手企業が携わって競っていましたので、
聞き覚えのある名前の炭鉱ばかりです。

そして、それぞれ、特徴があります。
この【住友赤平炭鉱立坑】は、夜になると赤いネオンでこの文字が
くっきり浮き上がるので、
市民から「ネオンの灯る立坑」として親しまれていたそうです。
赤平立坑赤平立坑遠景

ここは、事前申し込みをすると、中に入れます。
それが、驚くほどスゴイのです。

Pict0413
赤平・ 054Pict0409

地下奥深くにつながるエレベーターみたいなものが、正面にあります。
それから、作業員を運ぶトロッコみたいな列車もそのままあります。

とにかく、でかいし、広いし、
全体が、何がなんだかわからない巨大な装置のようです・・・・。
ここが、地下700mまで潜る、入り口なのです。

凄すぎる。

炭鉱の地下の様子は、全く想像もつきません。
展示してあった地下の見取り図を見ると、蜘蛛の巣のように掘られているんです。


次ぎにこの立坑の隣の敷地にある【自走枠工場】に行きます。
この施設も事前に申し込めば、ガイドさん付きで見学することができます。

ここには、地下で石炭を掘るために使う、様々な機械が展示されています。
しかも、動く状態で・・・。
自走枠という巨大な機械があります。大きな円形のドリルが付いています。
ゴリゴリと石炭の壁を掘っていくのでしょうか・・(↓)
赤平・ 017赤平・ 021 
赤平・ 015赤平・ 009  

見たことのない機械ばかりですが、
地中での作業が特殊で、大変だったことが伺われます。

さて、赤平でもう1つ。
ここには【ズリ山】という 人工の山があります。
石炭を運び出した時のくずや砂などが、
積み上げているうちに大きな山となったものです。
Pict0398
赤平市では、この山に777段の階段をつけて
登れるように整備しています。
軽い汗をかきながら見る赤平の町も、また格別です。

繁栄の日々を想像すると、不思議な気持ちになりますね。



今回は一気に、三笠→美唄→赤平の炭鉱跡をご紹介しました。
この辺り一帯は、隣接しているので、
短時間でも一気に巡ることができます。
立坑の違いを見て歩くのも興味深いものです。

さ~あて。お腹がすきましたね。
次回は、この辺りの、食べ物をご紹介します!!
中には、「炭鉱街」が生んだこの土地ならではの食べ物もありますよー。

もちろん、おやつもあります!


【マップ】
 

【関連情報】
そらち産業遺産と観光 (空知支庁)HP
幌内歩こう会のHP(三笠幌内地区のガイドも可)
       

 

 

2007年6月20日 (水)

記事タイトル

札幌街歩き・赤い★を探せ! 4個目 豊平館【北海道・徒歩・家族】

こんにちわ。カブ・ノンです。

札幌街歩き・赤い★を探せシリーズ 第4弾!

開拓のシンボル【五稜星】という名前の赤い★を求めて
ウロチョロを続けています。まだまだありました!

豊平館(ほうへいかん) 」で、赤いを発見!!

豊平館星
豊平館全景

「豊平館」は、明治13年に建設された 【官営のホテル】です。
当時、多くの外国人たちが北海道開拓のお手伝いや技術指導をしてくれたので、
建物には「洋風建築」が多いです。厳密にいうと、和洋折衷!

真っ白い建物に、ウルトラマリンブルーといわれる淡い透明感のある
ブルーの縁取りがしてある洒落た建物です。
玄関には、円柱の柱に支えられた半円形のポーチとなっていてステキです。

正面玄関の上に掲げられた「館平豊」の文字(右から読む)の上に赤い★。
それから、両サイドの屋根に近いところに★が2個ずつくりぬかれています。

内部は無料で見学できます。GOーーーー!

階段 柱時計
玄関を入るとロビーになっており、 赤い絨毯が敷き詰められています。↑
急ならせん階段。古い時計。
そして、ロビーもそうですが、どの部屋にもシャンデリアが飾られ、
その上には「メダリオン」と呼ばれる漆喰のレリーフが飾られているんです。

これが、けっこう興味深いです。

ここは「梅の間」。その隣(写真右)は天皇陛下が宿泊した記念のお部屋です。

シャンデリア全体豊平館記念の間

「梅の間」というだけあって、シャンデリアの上の飾りは「梅の花」。
しかも色がついたものはめずらしく、まさに職人芸です。 ↓↓
 
シャンデリア
このシャンデリアはロビーにあったものですが、その模様は「鳳凰」?
いや、波?いずれにしても建物は洋風でも、この模様は和風です。↓↓

豊平館シャンデリア飾り1
豊平館は、国の重要文化財にも指定されていますが、
結婚式場やちょっとした会合にも使えるようになっています。

それに、1階にはレストランもあり、こんなメニューもやっています!
ちょっと興味がありましたが、この日は別の計画もあり、断念。
次回に挑戦してみます。
豊平館カレー

豊平館は当時、現在のテレビ塔のすぐ隣あたりにありましたが、今は、
札幌の中心部よりやや南にある「中島公園」内に移設されています。

中島公園は緑あふれ、大きな池があり、ボートを漕ぐ姿も見られます。
カヌー好きのカブタンは、カヌー意欲がかき立てられました。

公園内には、この他に、音楽ホール「Kitara」や文学館などもあり、
休日にはフリーマーケットや散策をする人たちで賑わいます。
都会のオアシスといった感じで、とても、いいところです♪


中島公園池

「豊平館」も、北海道遺産「開拓使時代の洋風建築」の一つです。


■My評価(5段階) ★★★★(4.0)
緑の中にぽっかりと現れる洋風の建物は人々を惹き付けます。
北の鹿鳴館といった感じ。
シャンデリアの上の飾りは、この当時の他の建築にも見られます。

■関連情報
豊平館
豊平館の宴会、レストランメニュー

■マップ(これで赤い★が4個目になりました)

4豊平館④ 


■おでかけ地図


次回は・・・・・・・・・さて、どこでしょう? まだあるのかな?

2007年6月19日 (火)

記事タイトル

札幌街歩き・赤い★を探せ! 3個目 時計台【北海道・徒歩・家族】

こんにちわ。カブ・ノンです。

札幌街歩き・赤い★を探せシリーズ 第3弾!

開拓のシンボル【五稜星】という名前の赤い★を求めて
ウロチョロと歩いています。どんどん、見つけています!

札幌の街中には、たくさんの「開拓使」が建てた建物があるんですね。
明治の香りが漂っています。

時計台」で、赤いを発見!!

時計台☆

札幌の時計台!みなさん、一度は訪れていると思います。
ビルの谷間にひっそりとしていて、想像以上に小さいので、
ちょっと期待はずれ~~と思う方も多いと聞きますが・・・・。


ところがどっこい!!

本当は全然、ガッカリなんかじゃありません!
よ~く見ると、ステキなことがいっぱいです。

時計塔としては、日本最古のものです。
内部の見学が大人200円なのですが、是非、入ってみましょう。

時計台2階
時計台は、札幌農学校(今の北海道大学)の【演武場】として
明治11年に建てられました。
つまり「体育館」。兵役や体育の授業、卒業式や学芸会が行われたところです。

ここで卒業式を行ったのは、新渡戸稲造や有島武郎、内村鑑三など
そうそうたるメンバーです。

今では、このホールで市民のコンサートなど開かれています!
中央の五稜星。やはりシンボルです。

時計台時計時計台認定証
この時計台は、おおよそ130年前にも、ほぼこの場所にありました。
当時は、この時計台の鐘が札幌のスミズミまで聞こえたといいます。

それは、当時の札幌にはまだあまり建物が建っていなかった証拠です。
今ではこんなにビルの谷間ですから、この町の急激な発展が感じられます。


時計は当時、ボストンから送られてきたもので、
主な部品はこれまで交換することなく、現役で時を刻み続けているのです。
実はその陰には、昭和初期から現在まで、親子二代で保守点検を続けた
井上さんという時計屋さんがいます。札幌の「時」を守り続けてくださっています。


2階には時計のしくみを見ることができますし、
見学中に、30分毎に鳴る鐘がきっと、中で聞けると思います。

時計台は北海道遺産「開拓使時代の洋風建築」の一つとして選ばれています。
認定証がスミッコに飾られていました。(上の写真・右)


時計台展示
1階には札幌の歴史を伝えるいろいろな展示があります。
正面には当時の札幌を再現したジオラマもありました。
はっきり言って当時は相当、
田舎ですね~。札幌。

時計台窓テレビ塔
時計台の窓。昔から換えていないガラスもいくつかあります。
そこだけゆがんで見えるのですぐわかります。

時計台のすぐそばには大通公園があり札幌テレビ塔がどうどうと
居座っています。大通公園の花々はとても季節感があります。
6月の始めはライラックまつりで賑わいます。紫と白の花が美しいです。
ライラックしろ ライラック紫
時計台は是非、内部も見学することをオススメします。
その歴史がわかると、赤い★を探す意気込みもますます大きくなります。

カブノンは、赤い
がついている建物を探して、
さらにウロチョロを続けます。


■My評価(5段階) ★★★★(4.5)
旧北海道大学の演武場。時計台の赤い★を見つけよう。
是非、内部も見学してほしいです。

■関連情報
時計台


■マップ(これで赤い★が3個目になりました)

■おでかけ地図

次回は・・・・・・・・・さて、どこでしょう? いつでしょう?


2007年5月24日 (木)

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札幌街歩き・赤い★を探せ! 2個目 北海道庁赤れんが【北海道・徒歩・家族】

こんにちわ。カブ・ノンです。

札幌街歩き・赤い★を探せシリーズ 第2弾!

札幌の街には、開拓のシンボル【五稜星】という名前の
赤い★がついている建物がいくつかあるらしい。

そこには、北海道の開拓秘話がたくさんこめられているらしい。

札幌の街。ノホホンと歩いていてはもたいない。
明治の男達の北海道開拓にかけるロマンを感じながら、探検しよう!

カブノンはこの、赤い★を探して、札幌街歩きを始めました・・・・。


北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」で、赤いを発見!!
赤れんが庁舎 005

赤れんが庁舎 004
北海道の本格的な開発は、明治政府によって
「開拓使」という機関が置かれて始まりました。

「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」は、
その「開拓使」がおかれた建物そのものです。

明治21年に建てられた赤れんが。
重厚な、歴史を感じる建物です!
使われているレンガはなんと240万個。

札幌を訪れたら必ず立ち寄るこの場所も、
歴史的な背景を知るとなんだか楽しい♪ 
赤い★をしっかり確認しました。

桜3  桜1
前庭はいつも季節の花々で美しい。ちょうど満開のサクラは見事でした。

この赤れんが庁舎の中は、無料で見学できます。
北海道の歴史を知るための展示がたくさん。
それに現役の事務室や会議室もあります。
赤れんが庁舎 012赤れんが庁舎 009
 ▲赤じゅうたんが敷き詰められた洋風建築 ▲当時の知事室。歴代知事の肖像がズラリ

赤れんが庁舎 010赤れんが庁舎 011
 ▲昔のガラスがそのまま。ゆがんでます。  ▲開拓の計画会議。当時を伝える絵画。

赤れんが庁舎 008 赤れんが庁舎 013
 ▲子供達もたくさん見学に!           ▲玄関から札幌の街を望む。

nonn
 ▲池のカモに夢中のノンタン

たった130年前に、本格的に始められた街づくり。
札幌は、ものすごい勢いでこんなに大きくなったのですね。

写真の絵画にあるように、この赤れんがの建物の中で、
いろいろな計画が練られたのですねーー。、
ここで考えられた構想にそって建てられた
赤いがついている建物を探して、
カブノンはさらにウロチョロを続けます。


■My評価(5段階) ★★★★(4.5)
何も考えずに見るだけではなく、当時の様子を思い浮かべて、
赤い★をキーワードに他の施設と関連づけると、楽しさが倍増!
中の巨大な絵や展示品をじっくり見ることをオススメします。
前庭でのんびり、のんびりするのも、また楽しみ方の一つ。

■関連情報
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)


■マップ(これで赤い★が2個目になりました)
 

おでかけ地図へ


次回は・・・・・・・・・さて、どこでしょう?

2007年5月21日 (月)

記事タイトル

札幌街歩き・赤い☆を探せ! 1個目 プランはジンギスカンとともに決定♪【北海道・ウォーキング・ファミリー】

こんにちわ。カブ・ノンです。

私たちは二人組。旅のプランはいつも二人の力を結集して生まれます。
プランの誕生は、いつも、居酒屋やラーメン屋さん、北海道グルメのお店でのおしゃべりから!
つまり二人は、食いしん坊で、ノンべぇなんです。

さぁ!世界の皆さん。やっと、北海道にサクラの季節がやってきました。
桜2 
北海道のお花見といえば、ジンギスカンが欠かせません。
ポカポカ春になったことがうれしくて、北海道人は、
桜の下で、じゅうじゅうと、みんなでジンギスカンを始めます。

職場の仲間で、ジンギスカンが食べられるビアガーデンに出かけることもシバシバです。
この時期、北海道では、サクラの下でなくても、

「ジンギスカン」と「ビール」さえあれば「お花見」 と呼びます(笑)。

・・というわけで、行ってきました サッポロビール園
サッポロビール
写真は、1890年、札幌製糖工場として建てられた赤れんがづくりの重厚な建物です。
1905年、サッポロビールの前身、札幌麦酒の製麦所になりました。
今は「サッポロビール博物館」。日本で唯一のビール博物館です!
歴史を感じる大好きな建物です。

博物館の隣に「サッポロビール園」があります。
いろいろな種類のジンギスカンが食べられますが、
今回の花見は、4月19日にリニューアルオープンしたばかりのテラス「ライラック」で。
窓越しにこの博物館を見ながら、タレ付きジンギスカンを楽しめます。
     サッポロビールジンギスカン 

プランニクジンギスカンニク
写真(左の肉)  もみラムジンギスカン (塩)。旨い!
写真(右の肉)  赤れんがステーキラム。ホンモノのレンガの上にのってきます。


さてさて、
おいしいジンギスカンとともに生まれた、次のカブ・ノンの旅のプランです!

ノン 「サッポロビールの煙突に大きな赤いがついてるね!金色じゃなかった?」
カブ 「あの
にはとっても意味があるんだよ。
  
  130年前に明治政府によって本格的な開拓が始められた時に
    政府(開拓使)が建てた建物には赤い
がついてるだって。
    【五稜星(ごりょうせい)】!」
ノン 「開拓のシンボルだね!」

カブ 「サッポロビールもね、最初は政府によって作られた官営の麦芽工場だったから、
    ほら、煙突にも、あのレンガの博物館にもついてるよ。」
ノン 「他にも赤い
ついてる建物ってあるのかな?」
カブ 「あらら、道庁赤れんが庁舎にもついているし、時計台にもついてるじゃない!」
ノン 「へぇ~。今まで、気がつかなかったよ。札幌にどのくらいあるんだろ・・・・。
    よぉーーーーしっ♪次のカブ・ノンの旅のプランはこれだ!
 
  
   題して、【札幌街歩き・赤いを探せ!】   」

サッポロビールとサクラ

カブ 「了解!見つけたらマップに落として行こうよ。札幌の意外な歴史もわかっちゃうし♪
    オリエンテーリングみたいに楽しめそうだね。」
ノン 「じゃぁ 決定!明日から、札幌ウロチョロするぞ~!」
カブ 「よぉ~し!!まずはジャンジャン食べて飲もう♪ ビール、おかわり~♪♪」  


【旅のプラン「札幌街歩き・赤い☆を探せ!」】

カブ・ノンで、札幌街歩きを始めます。
開拓使のマーク「五稜星」(
がついている建物を探して・・・。
を見つけるたびに下のマップに落としていきます。
このマップからスタートです。皆さんも、探してみてくださいねっ!
そして教えてください!

サッポロビール園
今回は偶然、「サッポロビール博物館」でを見つけましたが、
ここは、改めて、じっくり中を見て、ご紹介します!

ちなみに、「ジンギスカン」は北海道遺産。
「サッポロビール博物館」も「札幌苗穂地区の工場・記念館群」の1つとして
北海道遺産に選ばれています!

北海道遺産のコラボだなぁ~花見は!


【My評価(5段階)】
サッポロビール園「ライラック」 ★★★★★(4.5)
 ガラス張りのテラスから重厚な赤れんがの建物が見えます。
 この「サッポロビール博物館はすでに北海道遺産です。

【関連情報】
サッポロビールHP http://www.sapporobeer.jp/brewery/
 サッポロビールの歴史の情報も満載です!

【おでかけマップ】
http://www.mapple.net/spots/G00100045603.htm


次回は、「札幌街歩き・赤いを探せ! 2個目 旧北海道庁 赤れんが庁舎」。

2007年5月13日 (日)

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十勝・北海道遺産めぐり その5 世界で唯一「ばんえい競馬」【北海道・四輪・友人】

【2日目(午後)】

幌加温泉 を後にし、帯広に戻ります。
糠平周辺は白樺林、やがて抜けると右にナイタイ高原、そして日高山脈の雪山が見え始めます。畑の土が春を感じさせます。
白樺山々
さぁ!!
この日は、今、話題の世界で唯一の競馬「ばんえい競馬」に触れたい一心で、
帯広競馬場へ。

【ばんえい競馬】
サラブレッドが「速さ」を競うのに対して、「ばんえい競馬」は「力」。
重さ1トンを超える大型の馬が、鉄のソリを曳きながら、2つの坂を上り下りするもの。
昔、明治のはじめに本格的な北海道の開拓が始まった頃、馬は、私たちと一緒に原野を切りひらき、田畑を耕した大切な家族。当時、その家族の力を自慢する「お祭りばん馬」が、このばんえい競馬の発祥と言われます。

北海道と馬のつながりって、とても大きいんです。
北海道遺産「北海道の馬文化(ばん馬・日高のサラブレッド)」というのがあります。

去年、この「ばんえい競馬」の廃止が決まりましたが、大切な北海道の馬文化を伝えたい・・とソフトバンクの子会社による運営が決定し、この4月に「新生・ばんえい十勝」が開幕することになったのです!!
これは是非、見なくてはなりません!!

・・・・・ところが、この日はちょうど、開幕5日前(涙)。
少しでも雰囲気を感じようと、私たちは未練がましく、帯広競馬場を訪れました。

【開幕5日前に出会ったもの】
思いがけないシーンに出会えました開幕準備の様子です。

ゲートになるでっかい看板をとりつけています。
作業が始まった時に写真を撮りだしたら、「もう少しで完成するよ!」と弾む声をかけてくれたスタッフの方々。
看板m


青いスタートゲートを丁寧に拭く係の方。
最初のレース、ゲートが開く瞬間が待ち遠しい。
ゲート

2つめの坂を丁寧に整備をする係員の方々。
ここは、レースの正念場。大切な坂です。その後ろには新しいスポンサーの看板が。
坂整備

う~ん。一度は廃止が決まった中での大逆転劇でしたから、
皆さん、心をこめて作業をしている様子です。いいシーンに出会えました。
レース中はコースのすぐ脇を観客も歩いて応援できます。
間近に馬の息づかいを感じることでき、迫力満点!(実はカブタンは、ばんえいファン)。

【映画「雪に願うこと」】
ばん馬を題材にした映画「雪に願うこと」が、2005年秋に第18回東京国際映画祭でグランプリ他4冠を受賞しました。日本映画で初めての快挙です。

鳴海章原作、
根岸吉太郎監督、伊勢谷友介さん、佐藤浩一さん、小泉今日子さんなどが出演、主役の馬は「ウンリュウ」(本名「マルニシュウカン」・現役。下の写真)。家族愛を描く作品で、