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2008年5月13日 (火)

記事タイトル

三井ガーデンホテル汐留イタリア街 【東京・電車・ファミリー】

新橋と浜松町の中間に位置するイ「タリア街」の中に平成19年4月にオープンしたばかりの新しいホテル。
それが「三井ガーデンホテル汐留イタリア街」
イタリアをテーマにした石畳の道路や、広場、街路灯が整備された町並みの中にホテルがある。

普段はビジネス街としてにぎわうこの場所も、訪れた師走の夜はとても静か。
ライトアップされ、閑散としたイタリア風の町並みはとても幻想的だ。
その町並みを抜けて、ホテルにたどり着いた。

ホテルには普段はビジネス客も多いだろうが、この日は師走の観光客が多くあふれていた。
1階にあるレストラン「イタリアンブッフェ アンド カフェ ラ・マレーア」からは美味しそうな食べ物の香りが漂っている。
多くの人がイタリアンブッフェを楽しんでいる。
三井ガーデンホテル汐留イタリア街・モデレードダブル
泊まったのは「モデレートダブル」というタイプの部屋。
夫婦で泊まるにはリーズナブルなタイプの客室だ。
とはいえ、部屋は広く、それでいてとっても雰囲気が良い。
イタリアンクラシックモダンがコンセプトという部屋はとてもスタイリッシュだ。
新築ホテルということもあり、きれいで清潔。
窓からはライトアップされた東京タワーを眺められ、滞在はとても心地よい。
加湿機能付きの空気清浄機が常備されているなど、サービスも満点である。
三井ガーデンホテル汐留イタリア街のシャワールーム
シャワールーム。
アメニティも充実していて、とても使いやすい。
が、ここでシャワーは使わない。
このホテルは最上階に大浴場が用意されている。
客室から大浴場までの移動は浴衣でも可能なので、気軽に入浴を楽しめる。
都会の灯を見下ろしながら入るお風呂は、今日1日の疲れをいやしてくれる。
三井ガーデンホテル汐留イタリア街の廊下
客室フロアの廊下。落ち着いた雰囲気。
三井ガーデンホテル汐留イタリア街のエレベーターホール
エレベーターホール。
共用部分もこだわりが感じるスタイリッシュな空間になっている。

夜の買い出しも便利。ホテルのすぐ横や少し離れた所にもコンビニがある。
観光にも、ビジネスにも使えるとっても快適でお洒落なホテルでした。

新橋の近くなので出張にも便利。
もちろんお台場や汐留など、観光スポットに近いので、行楽の宿としても使える。
そして、何より僕たちが使ったのは「小笠原諸島」への前泊の宿。
小笠原への唯一の交通手段である小笠原海運の発着場所、竹芝桟橋までホテルから徒歩約10分。
過酷な大自然への船旅の前に、ゆったりと都会的な空間を楽しむのもなかなか良かった。

【三井ガーデンホテル汐留イタリア街】
■My評価(5段階)
★★★★★(5.0)

場所: 東京都港区東新橋2-14-24
電話: 03-3431-1131
交通: JR山手線浜松町駅から徒歩8分
    JR「新橋」駅より徒歩12分
    地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩10分
駐車場: あり (有料)

ビジネスホテル

住所:東京都港区東新橋2-14-24
電話:03-3431-1131
休み:無休
営業時間:イン15:00、アウト11:00
交通:JR山手線浜松町駅から徒歩8分

2007年12月28日 (金)

記事タイトル

人気の鉄道旅2(内子・大洲途中下車)【愛媛・鉄道・ファミリー】

JR内子駅から外に出て、内子の歴史ある街並みを目指す。
「内子座、八日市・護国の街並み」と道標が続いているので、それに従いって道を行く。
10分ほど歩くと、歴史を感じる街並みになってくる。
本格的な散策をする前にまずは腹ごしらえだ。
りんすけの店がまえ
向かったのは「りんすけ」というお店。
ここの名物は「鯛めし」
内子よりもっと南の宇和島の郷土料理なのだが、とてもおいしい一品をリーズナブルに味わえるので人気がある。
りんすけの鯛めし
これか鯛めし。
鯛の刺身をアツアツのごはんにのせ、生卵と醤油だれで頂く絶品である。
鯛のあら煮と味噌汁もついて、なんと1050円。とっても安い!
歴史ある街並みで、こんなおいしい料理が食べられるのは贅沢の極み。
新鮮な海産物がこんな山の中で手に入るのは、四国有数の漁港である八幡浜が比較的近くにある賜物だろう。

りんすけ
■My評価(5段階)
★★★★(4.0)

ちなみに愛媛県北部、瀬戸内海沿いにも郷土料理の「鯛めし」がある。
しかし、瀬戸内海の「鯛めし」は鯛を炊き込んだごはんだ。
同じ名前の料理が、その県の北部と南部で全く違うもモノなのである。

美味しい料理でお腹いっぱいになったら、古い町並みの散策だ。
内子座
最初に向かったのは「内子座」
大正5年に建てられた本格的な歌舞伎劇場。
約650人を収容することができる、愛媛県内に現存する最古の木造芝居小屋である。
見学料300円で、芝居の舞台裏から奈落の底、控室まで、普段なら見ることができない場所まで見学できる。
しかし、残念ながらこの日はも年に数回行われる催しものの日で、一般入場は制限されていた。
外からの歴史ある建物の眺めを楽しみながら、さらに内子の町の奥へと進んでいく。
内子のレトロな風景
内子の町並み。
伝統的な町並み保存地区以外でも、どこかレトロを感じさせる場所が方々に存在するのが内子の魅力。
まるで、何十年も前の街の路地に迷い込んだかの様な錯覚。
八日市・護国の町並み
「八日市・護国の町並み」
黄色と白漆喰で塗りごめられた重厚な外壁が特徴的な歴史ある建物が軒を連ねる。
特に特徴的なのが、床几(しょうぎ)と言われる折り畳み式の縁側のようなもの。
何軒かの家が、軒先に床几を利用して、無人店舗を出店している。
名産のみかんや美味しそうな果物など、ついつい欲しくなってしまう。
このような歴史ある街並みの中でに普通に人が住み、現代の生活が営まれている。
木曽路の妻籠や馬篭のように商売気は少なく、人の生活の息遣いが聞こえるのが、この内子の町並みの不思議なところである。
上芳賀邸前の通り
内子は江戸後期から明治時代にかけて、和紙と木蝋で栄えた町だ。
今も伝統的な和蝋燭の製造を続けている大森和蝋燭屋がこの通りにある。
見どころのひとつ、上芳賀邸。
木蝋商人として莫大な財をなした芳賀家の分家。
当時の商家の豪邸や木蝋つくりの施設、木蝋に関する資料を見学することができる。
料金は400円。
何度か見学しているので、この日は見学せず、さらに通りの奥へと歩を進めた。

道を歩いていると、近くの下校途中の中学生の女の子から「こんにちわ」と声をかけてくれる。
知らない人にごく自然に挨拶ができる。とても素晴らしいことで、こちらまで心温かくなる。
そう思っていたら、また別の女の子が何人か次々に、同じように「こんにちわ」と挨拶をしてくれた。
これが地方のいいところだと思う。
僕が大阪から松山に移り住んだ当時は、同じマンションに住む中学生や高校生がむこうから挨拶してくれたことに、大変驚いた。
大阪での生活では、考えられない事だった。
この内子では、さらに同じ場所に住んでいない人に対しても、普通に挨拶してくれるのだ。
地方に行けばいくほど、地域のコミュニティの繋がり、人間味というものが、とても強く感じられる。
旅先で人情を感じるのは、その土地の人々の暮らし方そのものを感じるということなのだろう。
内子にある粋な店
内子のとある店の軒先。
日本の伝統ある文化の香りがとても色濃く漂っている。
どこか懐かしくて、それでいて新鮮な感覚が、方々で感じられる。
軒先の干し柿
民家の軒先にぶら下った干し柿。
日本の晩秋の風景。
こういった古き良き日本を気さくに感じさせてくれるのが内子の町並みだ。
歩いているだけでも、新しい発見をいっぱい楽しませてくれる。
内子町立図書館
レトロな感があふれる町立の図書館。
昭和初期か大正時代くらいの建物だろう。
3月ぐらいに訪れたときには、ここにはお雛様が飾られていて、中が一般にも開放されていた。
内部の階段室など、かなりのレトロさが漂っていた。
内子駅に入構する汽車
いろいろと街並みを見ていたら電車の時間が近づいてきた。
早足で急いで駅へと戻る。
ホームに駆け上がったと同時に次の電車がやってきた。間に合った。
もし、乗り遅れたら、1時間は電車を待たねばならない。そうなると、次の目的地に間に合わない。
これがローカル線の恐怖でもあり、面白みでもある。
新谷付近での予讃線合流
電車は内子駅を出発して、次の目的地、大洲駅を目指す。
途中、新谷駅付近で、別の方向からやってきた路線と合流する。
これが、向井原駅で別れた予讃線の旧線との合流だ。
新線では山の中を駆け抜けたが、旧線は風光明媚な海辺を駆け抜ける旅の人気路線だ。
大洲駅では電車を乗り換え、今度はこの旧線で海沿いの旅へと向かうのだ。
大洲駅
大洲に到着。
大洲は伊予の小京都として栄えた城下町だ。
復元された「大洲城」や日本建築の粋を集めた「臥龍山荘」など、ここにも歴史感じる場所が多くある。
「東京ラブストーリー」「となり町戦争」のロケ地として有名な「大洲神社」もここにある。

大洲も時間があればゆっくりと散策してみたいのだが、残念ながら観光名所は駅から少し遠い。
距離にして2km程離れている。
電車待ちの時間は1時間程しかない。残念ながら、大洲の観光は時間的には無理だ。
大洲駅周辺の散策
仕方がないので、大洲の駅付近を散歩してみた。
少し裏通りに入ると、時間がずいぶんと遡った空間に出会えた。
昭和の時代を感じさせる、時間の迷い道。
こんな知らない小路を歩いてみるのも、電車旅の楽しみのひとつだ。

いろいろ探索していると、1時間なんてあっという間だった。
さあ、ここからがメインの路線、夕陽と海の電車旅が始まる。
内子の地図
内子駅の地図

その3に続く

2007年12月27日 (木)

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人気路線の鉄道旅1(松山~内子)【愛媛・鉄道・ファミリー】

電車旅。
それは、人情と旅情にあふれた旅のスタイルだ。
最近、車での移動が多くなり、電車で旅に出ることがめっきりなくなった。
目的地にダイレクトに移動できるのは車の魅力。
しかし、電車旅に比べると、どこか旅の趣という点では劣る。
目的地までまっすぐに向かわず、大勢の地元の人と同じ時間を同じ場所で過ごす。
ハンドルを握らなくていい分、車窓に流れる風景を追いかけていける。
電車旅には、そんな旅の行程を楽しむ要素が満載なのである。

そんな旅情あふれる電車旅を、僕か住む愛媛県では意外に楽しめる路線が多い。
ひとつは、日本で4番目に開業した私鉄である「伊予鉄道」
明治21年から運行している路線には、レトロな車両、レトロな駅舎や橋脚が多く残り、乗っているだけでタイムスリップしたような旅が楽しめる。

そしてもうひとつは「JR予讃線」だ。
予讃線沿いの内子・大洲・卯之町には古い街並みが残り、駅を下りての散策にはもってこいだ。
遠くまで足を伸ばせば、青い宇和海とミカン畑の中を走る電車でたどりついた八幡浜宇和島で、海の幸を堪能するのも良い。
しかし、なんといっても予讃線の一番の楽しみは、向井原駅から伊予長浜駅の区間の乗車だ。
海と並行しながら走る電車旅は風光明媚な瀬戸内海の景色を車窓から楽しめ、特に夕方のその美しさは格別である。
その区間にある「下灘駅」は、海に一番近い駅として有名であり、鉄道ファンに人気があるだけでなく、多くの映画やポスターのロケ地としても使われている。

以前、鉄道フォトライターの矢野直美さんが、雑誌に書いたこの2路線の記事を読んでから、どうしても気になっていた。
こんな素晴らしい電車旅を楽しめる路線が近くにあるのに、楽しまない手はない。
この電車旅を格安で楽しむための心強い味方は「四国再発見きっぷ」
四国内限定の青春18きっぷのような乗車券である。
四国内のJR線の普通列車に乗り放題で、5枚つづりで5500円。
1枚当たり1100円でとても格安で鉄道旅が楽しめる。
発行した日から3ヶ月以内の金・土・日、祝日、振替休日、12/31及び1/2・3に利用が可能だ。

さて、今回の旅のプランは以下の通り。
松山10:14 → 内子11:06 【内子の古い町並み散策】
内子14:03 → 大洲14:18 【駅前で電車時間待ち】
大洲15:28 → 伊予長浜 → 松山17:01 【当日の日没17時15分頃なので、夕陽の海沿いを汽車が走る】

松山駅に停車中の普通列車

出発はJR松山駅だ。
乗る電車は1両編成のワンマン電車。
いや、電車ではない。汽車だ。
予讃線は、松山~宇和島間は電化されておらず、ディーゼル車両となる(正確には伊予市駅以南)
エンジンの音を響かせて客を待つ電車の音には、旅情を掻き立てられずにはいられない。

さて、せっかく電車旅を楽しむのだから、ホームに止まっている電車の写真を撮ろう。
一眼レフで、電車の写真をカシャ、カシャ・・・
ん・・・これって、傍から見たらまるで僕は鉄道マニアだ。

「鉄分すごく濃くなってるよ」
北海道旅行中に出会った妻が、そう言った。
以前何度も北海道を旅していたとき、大きなカメラやビデオで鉄道の写真を撮るマニア姿をよく見た。
北海道の旅人の間では「鉄ちゃん」とは鉄道マニアのこと。
「鉄分濃い」とは鉄道マニアっぽいということを意味する。

いや、しかし、こうやって電車の写真を撮りだすとなかなか面白いものだ。
「キハ○○」などという、車両の型番などは全然わからないのでマニアの域には程遠いが、なんだか鉄道マニアの人の気持ちもわからないでもない。
よぉし、今日は鉄分満点、健康増進する鉄道旅を満喫するのだ。
半分意味不明な意気込みを高々と妻に宣言し、一眼レフを首からぶら下げたまま、僕は汽車に乗り込んだ。
重信川を渡る

汽車に乗り込み間もなく出発。
ゴトン、ゴトンというレールの音に、ブロロローというディーゼルエンジンの音。
それはローカル線ならではの重い音だが、心を解き放ち、どこか軽くしてくれもする。
しばらくすると、汽車は松山市の南端、重信川に差し掛かった。
ここを渡りしばらくするころには見慣れた風景は一変し、松山で多く乗った乗客も少なくなる。
日常からの脱出。旅の始まりを感じるボーダーラインでもある。
向井原駅、新線と旧線の分岐

電車は「向井原駅」に到着した。
この駅の南側で、線路が二股に分かれている。
左側が内子を経由して大洲に向かう「新線」で、山の中を走り、特急列車も行きかう。
右が伊予長浜を経由して大洲に向かう「旧線」である。
このように、向井原~大洲間の予讃線は、新旧の2ルートが存在する珍しい区間だ。
まずは左の新線で大洲に向かい、帰りは右の旧線から帰ってくる予定だ。
いわば、歴史と自然をめぐる、環状線なのである。
特急「宇和海」

いくつもの長いトンネルをくぐり、汽車は山の中を進んでいく。
仕事で宇和島に行く時に何度か特急列車に乗ったが、こんなにトンネルを長く感じたことはない。
速度計を見ると、時速50kmほどしか出ていない。
特急列車は時速100kmを越える速度で山の中を疾走していく。
普通列車はその半分の速度。車窓から見える風景も、全く違って見える。

途中、伊予中山駅で特急列車「宇和海」の通過待ち。
松山から宇和島に向かう予讃線は単線だ。
このようにで、何度も対向列車を待つのがローカル線の旅の醍醐味ともいえる。
通過待ちの間は、線路に出て、周りの風景を楽しむのが好きだ。
途中下車までとはいかないが、知らない場所を少しでもと楽しむ時間でもある。
内子駅に到着

第一の目的地、内子駅に到着。
ローカル線にしては珍しく、高架上の駅だ。
内子には四国でも有数の古い街並みが残る場所である。
駅から町並みも近く、歩いて10分もかからない。散策にはもってこいだ。
四国再発見きっぷは当日中の乗り降りは自由。
この内子で、歴史に触れ、おいしい郷土料理に舌鼓をうつことにしよう。
内子駅で出会った猫

階段を下りていくと、下から首輪をつけた猫が階段を登って来た。
そして、ホームの入り口脇にちょこんと座り、じっと何かを待っている。
ご主人の帰りを待つ忠猫か、それとも無銭乗車を企むドロボウ猫か?
いずれにしても、電車旅の方々で見つける、何かドラマを感じさせる予感のひとつに、旅に出た実感を覚え始めた。
地図
その2に続く