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2008年8月20日 (水)

記事タイトル

柏島シュノーケル・今年2回目 【高知・海遊び・グループ】

また行ってしまいました。高知県の柏島。今年2回目。
柏島の海水浴場は、シュノーケルをしながら魚を探すにはもってこいの場所。
今回は、家族サービスではなく、「接待」
「自分、いいところに行っているやないか」
僕の柏島の写真を見た「山男」であるマネージャーの鶴の一声で柏島へのご案内が決定した。
今回は家族でバーベキューを楽しむ係長も参加。
土曜日の朝9時過ぎ、シュノーケルとラッシュガードに身を固めた、やけに気合いの入った男3人が柏島海水浴場の水際に立った。
僕は何度もこの海に来ているので、この柏島の海の美しさは見慣れている。
しかし初めてこの海の美しさを見た上司2人は喜び歓喜の声をあげて、美しい海の中に先にと吸い込まれていった。
さあ、僕もまたこの美しい海を楽しむぞ。
妻も子供も連れてこなかった男3人気合いのシュノーケリングは、普段とは違うとてもハードなものとなった。
ルリスズメダイ
まずは僕のお気に入り、古い橋の東側の橋脚の下へ。
この日もいっぱいのルリスズメダイが群れながら、お迎えをしてくれた。
ソラスズメダイ
橋の上から次々に飛び降りてくる子供たちに注意しながら、橋の下を四国側の岸に泳いで行く。
ここにもルリスズメダイやソラスズメダイがいっぱい泳いでいる。
今日はスズメダイは上から見下ろすのではなく、下から見上げる。
何度も何度も潜水して、美しい海の世界を楽しむ。
ウツボ
水深約5m。大きな岩の下にに奴は居た。
海のギャング、「ウツボ」
こちらの接近に気づくと、鋭い歯が並んだ大きな口をあけて激しく威嚇する。
うおお、怖い。この辺が近づく限界だ。
しかし、ウツボは危害を加えようとしなければ威嚇だけで滅多に攻撃してこない。
そういえば、以前ダイビングでエントリー後に着底した時、目の前すぐの所にウツボがいた。
激しく威嚇されたが、結局咬まれずに済んだのを思い出した。
泳ぐ幼魚
何の幼魚だろうか?小さな魚がいっぱい泳いでいる。
そういえば、2週間前にこの海を楽しんだ時よりも、魚の数が増えている。
特に、小さな幼魚の数が多い。
そして、魚の行動も少しずつ違っている。
こうやって同じ海域に少し期間をずらしてくるだけで、海の様子はすっかり変わってしまう。
柏島海水浴場のサンゴ
古い橋と新しい橋の中間地点、四国側には一部サンゴが生育している。
柏島の海はサンゴが多いことでも有名。
しかし、柏島海水浴場の海は、人間が港や生活の海としてかなり手を加えている。
そのためか、サンゴの育成数は極端に少ない。
サンゴの周りには多くの魚が群れており、まるで竜宮城のような世界が広がっている。
ソデラッパ
岩の間を覗きこんでヤドカリを必死に探す係長。
さすが、良きパパは子供の喜ぶものを自ずと探してしまうようだ。
そして、その捜索で発見された「ソデカラッパ」というカニ。
ハサミをたたんで体を丸めると、まるで砂の塊や石のように見える。
そのハサミの隙間から覗かせる顔は、まるで魔物のように恐ろしい。
ガンガゼ
柏島の海で最も気をつけたい生き物のひとつ、「ガンガゼ」というウニ。
とにかく長い棘と青い体は不気味。
さらにはこの長い棘をウニウニと動かして、ちょっとずつ動いているのだからびっくりする。
この棘は刺さりやすく抜けにくい上に簡単に折れる。皮膚内に残るととても痛いので注意が必要。
踏みぬいたり、潜水中に体をぶつけないように注意したい。
オレンジ色に光る部分は目でなく、肛門。
クマノミの赤ちゃん
新橋の北側の柏島の海岸の岩場。
2週間前には居なかったクマノミの赤ちゃんが生まれていた。
とても小さな体につぶらな瞳。とっても可愛らしい。
先日訪れた時はこのイソギンチャクに2匹の成魚がいたが、その成魚は今日はイソギンチャクに着かないで泳いでいた。
生まれた子供に家を譲ったのだろうか。
それとも、子供か孵化したら、あとは面倒を見ないのだろうか。
ちなみに、クマノミは世界中で数を激減させていると聞く。
出来れば獲ったりせず、そっと見るだけにしてあげたい。
ボラ
海水浴場でよく泳いでいるのが「ボラ」
卵巣がカラスミは加工され、釣魚としても人気がある。
この日は多くの数で群れていた。
岩についた藻を食べながら、すばしっこく泳いでいる。
アオリイカ
海中を5,6匹でゆっくりと泳いで行く魚が・・・
うん?魚じゃないぞ。よ良く見るとそれはイカ。
おそらく「アオリイカ」だ。
先日テレビで、柏島小学校の子供たちがアオリイカの産卵を助ける意味で杉を海底に沈めていると紹介されていた。
今年も元気に育っているようだ。
ゆっくりと泳いでいるが、こちらが近づくとすばやく逃げる。
なかなか写真に収めることができず、この1枚のみ・・・
どうもイカは海底に足を広げて這っているようなイメージだが、実際は足をピンッと延ばしてスイスイと泳いでいる。
クマノミ
橋の南側・柏島側の岩礁地帯にて。
ここのイソギンチャクにもクマノミ発見。
北側のクマノミと違い、まだ子供はいないようで、2匹の成魚のペアがイソギンチャクについていた。
2週間前は近づくと果敢に攻撃してきたが、今日は警戒するだけで飛び出してこない。
お盆になり、とにかく泳ぐ人が多くなったから、いちいち攻撃するのは面倒になったのだろうか。
柏島の海のゴミ
来るたびに思うのが柏島の海の中にゴミが増えつつあること。
特に真新しいコーヒーやビールの缶が多い。
最近、この場所に海水浴に来る人の数は増えている。
少しモラルを問いたいような行動をする人もごく稀にいるのも事実だ。
こんな空き缶に住む魚は見たくない。
もし、来年も柏島に来れるのなら、空き缶を少しでも拾い上げようと思う。
柏島海水浴場と大堂海岸
柏島海水浴場の一番南側までやってきた。
ここから先は荒波で有名な「大堂海岸」の海岸線となるだけに、とても波がきつい。
港の入り口から波が押し寄せる。
前に進もうとしても、波に押し返される。
海の中も揺れるようになり、魚影も少なくなってきた。
やはり、波が穏やかな柏島の港の中は魚にとっても住みやすい環境なのだろう。
ここから先へは進めないので、いったん四国側の岸へと海を渡る。
オヤピッチャ幼魚
四国側・南側の海は岩が積み重ねられている。
まるで海底洞くつや水路のように複雑に入り組んだ岩の隙間は小さな生き物の住処となっている。
岩陰にはオヤピッチャの小さな幼魚がいっぱいに群れていた。
トゲアシガニ
岩の隙間には何匹も何匹も「トゲアシガニ」が居た。
波に激しく揺れながらも、必死に岩についている藻をハサミでつまみながら食事している。
ハリセボン
港と海水浴場の中間地点の海。少し浅瀬となった砂地で。
ゆっくりと泳ぐハリセンボンを発見。
ハリセンボン大好きな僕はしつこくストーキング(笑)
どうやら体力が衰えているらしく、こちらが近づいてもすばしっこく逃げない。
とはいえ、近づくとゆっくり反転して違う方向に行ってしまう。
何度も何度もゆっくりと近づき、危害を加えないことをアピール。
すると、ハリセンボンも安心してか、うっとうしくなってか逃げなくなった。
そして、至近距離からの観察と撮影に成功。(写真はノートリミング)
良く見ると、顔はしわくちゃのおじいさんのように見える。
老魚となったのか、それとも病気なのか。
どちらにせよ、天敵の少ないハリセンボンだけに、これだけ弱っても他の魚に襲われないでいる。
それでも砂地をついばみ、必死に餌を探して生きようとする姿は、とても感動する。
その姿を僕はとても応援したくなった。
小さなゴンズイ玉?
泳いでいると、とても小さな魚がいっぱい固まって群れているのを発見。
ゴンズイ玉のようだが、幼魚のあつまりなので、本当にゴンズイかどうかはわからない。
集団になって海をゆっくりと泳いで行く姿はとても不思議。
魚群
この日の柏島は魚影が濃かったが、小さな魚の群れに出会った。
魚の種類と成魚か幼魚かはわからない。
しかし、1000匹はいそうな大きな群れがすぐ足もとを泳いでる。
ゆっくりと潜って、その群れの中に突っ込んでみる。
魚群に取り囲まれる
僕が群れの中に入っていくと、すぅっと群れは僕をよける。
そして、僕を取り囲むようにゆっくりと泳いでいる。
まるで魚のカーテンに包まれたような感覚。
青い海の中、目の前を通り過ぎて行くいっぱいの小さな魚たち。感動のシーン。
魚群の移動
どうやって群れは統制をとっているのだろうか。
どの個体が意思決定を下しているのだろうか。
魚は一斉に迷いなく整った足並みで移動していった。
まるで1枚の布地が引っ張られていくように、魚群は違う場所へと泳いで行った。
周りを泳ぐ魚の群れ
本日の潜水の最高深度6mにて。
海底にいる魚の大群目指してダイブ。
僕が海底に降りて行くと、ゆっくりと僕の周りを取り囲むように泳ぎ始めた。
とても美しい光景。
音もなく泳ぐ魚の姿はいつまでも見ていたくなる。
が、残念ながら哺乳類の僕は息が続かず、急いで浮上する。
柏島海水浴場水深5mの世界
水深約5m。新しい橋と古い橋の間の四国側の岸付近。
深くなった砂地と岩場にも多くの魚がいる。
浅いビーチ付近ではこれだけ多くの魚はなかなか見れない。
そして、この魚を間近に見ようと思うと、5mを潜水しないといけない。
普段は潜らない場所だったが、男3人気合いのシュノーケルでまた違った柏島の世界を見ることができた。
カゴカキダイ
好奇心の強いカゴカキダイ。
比較的人間に慣れているが、やはり近づくと岩陰に逃げてしまう。
ただ、至近距離から潜るよりも離れた場所で潜水してから近づく方が逃げなかった。
オトヒメエビ
岩の下にエビが隠れている。
イセエビかとおもって覗きこむが、どうも小さい。
姿ははっきり見えなかったが、おそらく「オトヒメエビ」だと思う。

6時間も泳ぎ続けたので、最後はヘロヘロ。
海から上がるとシャワーに行列が出来ていたので、そのまま帰路に着く。
途中の温泉で海水を流し、我が家に帰ったらそのまま気絶するように眠りにつく。
ハードで楽しい接待だった・・・


柏島の地図

2008年8月12日 (火)

記事タイトル

柏島海水浴場でシュノーケル・2日目 【高知県・シュノーケリング・ファミリー】

柏島海水浴場
2008年7月の柏島滞在2日。
この日も宇宙まで突き抜けるような真っ青な空。
そこに浮かぶ白い雲がとても眩しく、夏の風景を演出してくれる。
美しい太陽に照らされた、柏島の瑠璃色の海は、今日も変わらない原色の美しさで僕たちを出迎えてくれた。

【先日のシュノーケルと、柏島のシュノーケルポイント詳細記事はこちら】
柏島の海
海に近づけば近づく歩と、その湛えた水の美しさに虜にされていく。
渚に立てば、その誘惑に勝つことなどできない。
すぐさまシュノーケルを装着して、瑠璃色の世界にわが身を放り込む。
セミホウボウ
さっそく本日も潜水の練習。
航路にあたる深い砂地へドルフィンキックで潜っていく。
と、水深4mで突然出迎えたのは大きないかつい魚。
セミホウボウだ。海水浴場でこんな魚に会えるとは思わなかった。
ゆっくりと接近してみるが、こちらの接近に近づくと、羽根のような胸びれを広げてグライダーのように海底を滑空して去って行った。
柏島の港の海中
そのまま海を横切り、柏島から四国本土へと泳いで渡る。
とはいえ、50mの距離もないのだが・・・
ここは港の船を陸に上げる場所。
港の施設の中なのに、この水の透明度。
この柏島では、自己責任で港の中でシュノーケルすることもできる。
ただし、船が頻繁に出入りする時間はとても危険。昼食時や夕方が狙い目。
ハリセンボンとソフトコーラル
今日もまた、ハリセンボンと追いかけっこ。
ソフトコーラルの影に隠れたようだが、すぐに見つかった。
柏島・海中のゴミ
美しい柏島の海だが、年々訪れる人は増えている。
それに伴い、海中の空き缶などのゴミも確実に増えている。
残念なことだ。
時間があれば、海の中に落ちているゴミを拾い集めてやろう。
と、思ったが、結局遊ぶことに夢中になってできなかった僕は、まだまだ未熟者だ・・・
ソフトコーラルとソラスズメダイ乱舞
今日の遊び場は、古い方の橋の下。
今年はここにソラスズメダイがよく根付いている。例年以上のすごい数だ。
水中から見上げた柏島の橋
海の中から見上げる柏島と四国を結ぶ橋。
地上の世界は、海の中から覗くと、また別世界だ。
海面から見た柏島の飛び込み
橋の上からの飛び込みは、柏島の風物詩。
橋の下で泳いでいると、突然ドボンッとすごい音がして、空から人が水の中に人が降ってくる。
下から見上げていると、そこには人間ドラマがある。
格好よくバク転しながら飛び込む遊びに来た大学生。
頭から見事に飛びこむ地元の中学生。
どうしても飛び降りられずに欄干にしがみついている遊びに来た小学生。
そして、こうやって飛び込むんだ~と言って、見事に飛びこむお父さん。
柏島絶好のシュノーケルポイント
橋の上が飛び込みポイントなら、橋の下は絶好のシュノーケルポイント。
橋中央の橋脚付近の水深は約4m。
川のようになった海の流れが結構きつい場所でもある。
それでもシュノーケリングを楽しむなら、この付近が一番。
この橋脚には根付いた魚がいっぱいいて、最も多くの魚と出会えるポイントでもある。

飛び込む人は下にいる人に気をつけて。
そして、シュノーケルする人は、常に飛び込みの死角にいるように泳ぎたい。
そして、橋から出るときは、十分に上方を注意して。
すぐ脇を通過する船
橋脚付近でシュノーケルするなら、飛び込み以外に気をつけないといけないのは船の通過。
柏島海水浴場の対岸は、渡し船の港になっている。
ここからダイビングや釣りの客を乗せたボートやクルーザーが出入りする。

泳いでいると「あぶないぞ~」という声。
すると、スクリューを停めて惰性でゆっくりと大きな船が真横を通過していった。
橋の下を通過すると、船は再びスクリューを回して進んでいった。

水中は空気に比べると、よく音を伝える。
海水浴場で潜っている時に、港で船がスクリューを回せば、その音はとても大きく聞こえる。
シュノーケリングをしていてスクリュー音が聞こえたら、すぐに航行中の船の位置を確認すべき。
そして、船が近づくようならば、浮上したまま安全な場所に移動してやり過ごそう。
ソラスズメダイ
港側の橋の下には、すごい数のソラスズメダイが群れている。
光射し込む海底に舞う青い小さなダンサー。
群れの中に突入すれば、すぅっと、群れは僕を取り囲むように避けていく。
ソラスズメダイ
自分の体に比べたらとても大きな僕がウロウロしているのに、一定の距離を保つだけでソラスズメダイは逃げない。
しょせん素手の人間などに捕まえられないことを知っているのだろうか。
僕が泳ぐ周りで、キラキラと輝く青い魚たち。
いつまで泳いでいても飽きない水中の風景だった。
竜宮城な海の中
再び中央の橋脚に泳いで戻ってきた。
真っ赤なソフトコーラル、瑠璃色の海の色、そして、その風景を舞う空スズメダイの青色。
その他にもカラフルな魚がいっぱい泳ぐこの海は、まるで竜宮城だ。

橋脚に妖しいまでの美しい飾りを持つ大きな魚が休んでいる。
ミノカサゴだ。
海の流れに漂うその大きな背びれと尾びれは、少し離れて見ていると癒しでもある。

しかし、この魚には絶対手を出してはいけない。背びれには強烈な毒棘がある。
これに刺されると、大人の男でも涙がボロボロあふれるくらい、とても痛い。
この毒で死ぬことはないが、足の届かない場所で刺されてパニックになるととても危険だ。
これだけは絶対に子供が手を出させないように教えておいてあげたい。

他の魚は人間が近づくとすばやく逃げるのに、ミノカサゴは逃げるどころか悠然とそこに佇む。
獲れるものならとってみな。そう挑発しているようにも見える。

さて、海水浴場の南側、島と陸の幅が狭まったあたり。
このあたりの柏島側の岩礁地帯にはいくつかイソギンチャクがある。
そのイソギンチャクに必ずと言っていいほどクマノミがいる。

クマノミはイソギンチャクと共生することで有名。
クマノミはイソギンチャクの毒の触手の中に住むことで身を守る。
イソギンチャクはクマノミに巨大な魚を追っ払ってもらったり、クマノミの食事のおこぼれをもらったりする。

クマノミはつがいでイソギンチャクに住み着き、近くに産卵することから、敵を追っ払うそうだ。
イソギンチャクの間から、こっちをじっと窺うクマノミ。
近づく人間に興味を示している愛着ある姿のように見えるのだが・・・

次の瞬間、クマノミは自らの体をロケット弾のようにして、こちらに突進してきた。
猛スピードで目の前から突進して来られたので、びっくりした。
しかし、クマノミも馬鹿ではない。
人間の巨体に猛スピードで当たれば自分もタダでは済まない事はしっかりとわかっている。
ぶつかる寸前に進路を急変更して、衝突をやり過ごす。
その後も何度も何度も、僕の周りを泳ぎながら、すきあらば突進してくる。
果敢にも、自分の住処を守るため、クマノミは何百倍も大きな敵に立ち向かってくるのだ。

クマノミに攻撃されているのだが、それがなんだか遊んでもらっているようで、ついつい長居してしまった。
クマノミにとっては、命をかけて自分のテリトリーを守っている行為。
なんだか悪いことしたなぁと、少し反省しながら、その場を後にした。
 
【お願い】クマノミは世界中で数を激減させていると聞きます。
愛情をもって接してあげてください。


さて、この日は遠く離れた我が家まで帰らなければならない。
名残惜しいが、少し早目に海から上がった。
簡単にシャワーを浴び、車に乗り込んで帰路に着く。
帰りは途中で、気持のよいお風呂に入るつもりだ。

少しずつ離れていく柏島の海。
今年もとても楽しかった。また、来るからね。
そう誓って、青い海を後にした。

柏島の地図

2008年8月 9日 (土)

記事タイトル

ベルリーフ大月・柏島のおすすめリゾートホテル 【高知・四輪・ファミリー】

ベルリーフ大月正面
高知県の柏島。美しい海でダイビングやシュノーケルのメッカ。
その柏島から車で15分ほど国道321号線に向かって戻ったところに気持ちのいいリゾートホテルがある。
「ベルリーフ大月」
南国の美しい海を見下ろす快適な滞在が楽しめるホテル。
その抜群のロケーションにありながら、比較的リーズナブルに利用できるこのホテルに魅せられて、去年に引き続き今年もお世話になった。
ベルリーフ大月から見下ろす青い海
ホテルから見下ろす海。
なんといってもこの美しい海を間近に見下ろすロケーションがたまらない。
青とエメラルドグリーンの海を包み込むような、手つかずの森もとても気持ちいい。

写真右側の海の中にはサンゴがいっぱい生息しており、色鮮やかな熱帯魚が遊ぶ。
そのビーチには、姉妹施設の「大月エコロジーキャンプ場」がある。
キャンプ場には「シュノーケルセンター」があり、ここで気ままにシュノーケルを楽しめる。
ホテルからは遊歩道を15分。車で3分でたどり着ける。
さながら、このホテルとキャンプ場のプライベートビーチだ。
シュノーケリングの道具やシーカヤックなどのレンタルもあり、滞在しながら気ままに海遊びを楽しめる。
ベルリーフ大月・客室(和室)
さて、今回泊まったのは和室。
ベルリーフ大月には洋室・ロフト付洋室・和室の3つのタイプがある。
去年は洋室に泊まったので、今年は和室に・・・
ではなくて、今年は和室しか部屋がとれなかった。
夏休み時期はとても予約がとれにくい、人気のホテルでもある。
ベルリーフ大月和室
部屋はとても広く、テレビ、金庫、冷蔵庫がある。
冷蔵庫の中の飲み物は申告制の有料だが、ミネラルウォーターのみ無料で頂ける。
部屋にはウォッシュレット付のトイレとパスルームがあり、アメニティもしっかりしている。
海水浴で疲れた体を畳の上で横たえると、とっても気持ちがいい。
そのまま、気絶するように眠りに落ちてしまいそうなくらい。
浴衣は無いが、作務衣が用意されている。
和室に泊まると、申し出がない限りは布団は敷いてくれない。
布団敷きを希望する場合は、あらかじめフロントに頼んでおく。
ベルリーフ大月・ウッドデッキ
さて、このホテルの目玉のひとつといえるのが、各部屋に設けられた広いウッドデッキ。
ここにはイスとテーブルが用意されていて、美しい海を見下ろしながらくつろぐことができる。
このウッドデッキに魅せられて今年も宿泊したのだが・・・
あれ?去年と違って海があまり見えない。
ベルリーフ大月・ベランダ
各部屋のウッドデッキは海に向けてつくられていて、とても開放的。
洋室は2階、和室は1階にある。
そして、部屋番号が若い方が海に近くなる。
最高の海の眺めを楽しめるのは201号洋室や、101号和室。
110号・109号和室になると、海はほとんど見えず、森が間近に迫ってくる。
ロフト付洋室で一番海に近いのは203号室だ。
宿泊の際の参考にしていたたければと思います。

宿泊棟は各階に10室。2階建てなので合計20室。
宿泊定員は少なく、団体のお客はほとんどいないので、とっても静かな滞在が楽しめる。
ベルリーフ大月・宿泊棟と海
201号室のベランダと101号室のベランダ。
この部屋に泊まれると、最高の眺めが楽しめる。
右端の部屋と左端の部屋では、展望は天国と地獄くらいの差がある。
去年はこの右端に泊まることができたので、ラッキーだったといえる。

【去年の最高の眺めの「洋室」の記事はこちら】

とはいえ、漣の音とセミの鳴き声を聞きながらの海辺のウッドデッキはどの部屋でもとても気持ちいい。
何よりも見渡す限り、人工物は何もなく、手つかずの美しい自然ばかりが広がる風景はとても貴重。
ここで冷たいジュースを飲みながら海と森を感じる時間は、最高のひと時。
特に、夕方のヒグラシの声は、夏の旅情をかき立ててくれる。
ベルリーフ大月・外廊 ベルリーフ大月に居たカニ
【左】 宿泊棟と本館をつなぐウッディな外廊。
斜面にホテルが建っているので、2階の入口はそのまま入れ、1階には階段を降りて入る。
残念ながら、エレベーターはないので、和室はバリアフリーには対応していない。
洋室ならロビーから部屋・レストランへの移動は階段の昇り降りなく利用できる。
ただし、大浴場は1階にあるので階段の昇り降りが必要。
【右】 部屋の前でカニさん発見。
豊かな自然の中にあるホテルなので、すぐ近くまで海の生き物がやってくる。
ルームキーで突っつくと、果敢にもカニさんはその大きなハサミでキーホルダーを攻撃。
しかし、敵わないと知るや、それ以降は隅っに隠れてしまった。
滞在中、何故かずっと僕の部屋の前の隅っこで小さくなっていた。
もしかしたら、逆襲のチャンスをうかがっていたんだろうか?
ベルリーフ大月・浴室
【大浴場】
今年リニューアルしたようで、壁が白い大理石調になっていた。
以前はすりガラスで、外の様子が全くわからなかったが、開放感満点の浴室になっている。
温泉でないのが残念だが、サウナと水風呂があり、すこぶる快適だ。
窓際から外を覗くと、木々の間に海が見えるが、湯船につかりながらだと見えない。

なお、浴室には鍵付きロッカーが備え付けられていて、500円で外来入浴が可能。
ベルリーフ大月・ロビー
【ロビー】
実際にここでリゾートウエディングが行われているロビーは、とてもスタイリッシュな空間。
昼間は美しい海を、夜はライティングされたお洒落な空間を楽しめる贅沢な場所だ。
ベルリーフ大月・レストラン
【レストラン】
「海」をイメージした落ち着いた雰囲気。
ホテルオリジナルのお酒もあり、おいしい料理を楽しめる。
ベルリーフ大月・和懐石「漣」
さて、今回の夕食は「漣」というコース。なんと6500円。
贅沢だと言われそうだが、繁忙期はこのコースを頼まないと宿泊できないことになっている。
通常期なら、素泊まりも可能。

料理の内容は・・・
鰻の柳川風陶板、ローストビーフ、鱧の唐揚げ、サザエの壺焼、カツオのたたき、刺身などなど・・・
広いテーブルなのに、料理が乗り切らない。
デザートも2品あり、とにかく豪華絢爛。
それに、とにかくおいしい!さすが美しい海の近くのホテル。海の幸の鮮度が違う。
海遊びでペコペコになったお腹もはち切れるくらいに満腹になった。
ベルリーフ大月の朝食
朝食。
和食と洋食がチョイスできる。
シンプルながらも、とてもおいしい。
この日の海遊びに向けて、しっかりとした朝食を頂くことができた。
ベルリーフ大月・テラス
【テラス】
本館には広いウッディなテラスがある。
ここから見下ろす海は、このホテルの一番の眺望。

この内容で1泊2日で1人15,000円。
安くはないが、繁忙期でこれだけの食事がつく内容を考えると、とってもリーズナブルだ。
ネットなどでもう少し安くなるプランもあるので、探してみるのもいいかもしれません。
海が少し見えにくい部屋だったのは残念でしたが、今年もとっても気持ちいい滞在を楽しめました。
やはり柏島で宿泊する場所はココ!!

【ベルリーフ大月】
■My評価(5段階)
★★★★☆(4.5)


【まっぷるネットでの「ベルリーフ大月の案内】

【ベルリーフ大月の詳細案内記事はこちら】

【ベルリーフ大月の地図】

唄ドロップス
【おまけ】
このホテルでの滞在をさらに楽しませてくれるのはお気に入りの夏の音楽。
僕はウスイナオコさんの「唄ドロップス」を今回ウッドデッキで楽しんだ。
ウクレレの美しいハワイアンミュージックが、大月の青い海をさらに南国へ連れて行ってくれた。

ちなみにホテルにCDプレイヤーの備え付けはありません。
隣の部屋のウッドデッキとも近いので、ipodなどのポータブルプレイヤーの利用をお奨めします。

2008年8月 5日 (火)

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柏島の風景・夏の午後5時 【高知・四輪・ファミリー】

夕方の柏島
夕方5時。海水浴客でにぎわっていた海は静けさを取り戻していた。
高知県柏島
シュノーケルにもってこいの場所だが、シュノーケリングが終わって、はい、さようならというのは少し寂しい。
柏島の海はとても美しく、その海を取り囲むように広がる素朴な町並み。
夕方は海の色がとても美しく映え、港町の旅情を感じる、とても素敵な時間だ。
出来れば少し、散策してみたい。
美しい柏島の海
穏やかな柏島の海。
海の底まで見えるとても美しい水。
浅そうに見えるが、大人でもここではもう背が届かないほどの水深がある。
透明な柏島の海
子どもの背が届く浅瀬。
まるでゴムボートが宙に浮いているような錯覚。
澄んだ水は、その姿を全く感じさせないが、ずば抜けた存在感を感じさせる。
柏島午後5時
とても美しい柏島の夕方の海。
もっとゆっくり散策したいが、今日は柏島の到着が遅くなったので、ギリギリまで海で遊んでいた。
残念ながら、そろそろ宿に移動することにする。

→2年前の柏島の夕方の散策の様子はこちら

柏島・竜の浜
本日の宿は大月町の「ベルリーフ大月」
国道321号線に向って柏島から15分ほど戻ったところにある。
しかし、その途中で少し車を停めたいところが。
「観音岩」の入口駐車場付近、海側にとても広い路肩がある場所。
ここから海を見下ろすと、柏島のとても美しい海を眺めることができる。
瑠璃色の海はその底まで見渡せるほど美しい。
竜の浜
よくこの場所にはダイビングの船がとまっている。
ここは「竜の浜」と呼ばれるダイビングスポット。
シロサンゴが群生している美しい海の世界が楽しめるそうだ。
ここも内湾なので、とても波は静か。
一方、この海と逆方向の南側の海は「大堂海岸」と呼ばれ、黒潮に削られた断崖絶壁が続く荒海。
観音岩の駐車場から遊歩道を歩いてものの5分足らずで、その海が見られる。
穏やかな海と荒々しい海が隣り合わせになっているのもとても不思議な感じがする。

少し寄り道して、美しい海を見下ろしたら、お気に入りのホテルに向かい、再び車を走らせた。

2008年8月 2日 (土)

記事タイトル

柏島シュノーケリングで楽しむ熱帯魚 【高知県・シュノーケル・ファミリー】

柏島海水浴場
四国で最も美しいと思われる海、柏島
その美しい海の写真を一通り一眼レフにおさめたら、海遊び開始~♪
幸運にも橋の下の日陰を確保できた。
この橋は東西に伸びているので、影の場所はほとんど変わらない。
これでサンシェードを張る必要がなくなった。

荷物やクーラーバックを置き、シュノーケルの準備をしたら早速海の中に。
カメラは一眼レフから10mまで潜水可能のオリンパスμ795swに持ち替えた。

このビーチはフジツボ付きの岩がいっぱい。ガンガゼという鋭い棘を持つウニもとても多い。
マリンブーツやスポーツサンダルは絶対必須。
出来ればグローブとラッシュガードの着用もしたい。
柏島シュノーケリング
海の中に入ると、岩礁にいっぱい魚が群れていた。
目に入ったいきなりの光景。
否応なしに期待が高まる。
柏島シュノーケリング
さっそく向かったのは、2本ある橋の古い方の下。
ここの橋脚の下は一番魚が集まっている。
橋脚付近の水深は約4.5m。海底から見上げると、この海の美しさがよくわかる。

さて、去年まで持っていたデジカメのμ720SWは潜水性能が3mまで。
小笠原でシュノーケルした時に、海底まで潜れず、悔しい思いをした。
小笠原から帰った後に、後継機種の潜水性能10mのμ795swに買い替えたのだが、その目的はこの橋脚最深部までの潜水。
去年もこの橋脚で写真を撮ったが、さすがに海底までは潜っていなかった。
今回は、堂々と海底まで潜れる。
それに、水深計がデジカメについているので、現在の水深が何メートルかすぐ分かるのでとても便利。
水深10mに近づくと警告アラームが鳴るが、今回の潜水の最高深度は結局5.5m止まりだった。
柏島シュノーケリング
ツノダシとソラスズメダイがゆっくりと泳いでいる。
優雅な海の中の世界。
柏島シュノーケリング
自己責任で、港に係留されている船に近づくこともできる。
ただし、船の出入りの激しい時間帯はとても危険。
夕方や昼休みの時間が狙いどき。
船の下には、いっぱい魚が集まっている。
柏島シュノーケリング
船の航路にあたる深い部分は砂地になっている。
魚の数はぐっと減るが、大物やレアな魚にはここで出会える。
水深5mを超えるそこまで潜ってみると、砂地で何かキョロキョロと動くものが・・・
近づいてみると、突然砂の中から魚が勢いよく飛び出して、すい~っと逃げて行った。

カレイ?いや、ヒラメ??
その時はどちらかわからなかったが、家に帰って画像を見ると、正面から見て口の左側にあった。
ということは、「左ヒラメに右カレイ」なんで、この魚はヒラメ。
ヒラメの全長は約80cmなので、結構大物だった。
柏島シュノーケリング
海水浴場の北側と南側の岩礁にはいくつかイソギンチャクが生息している。
ゆらゆらと水に揺れる姿は、とても不思議だ。
そして、イソギンチャクがあるということは、ほぼ必ずと言っていいほどあの魚がいる。
柏島シュノーケリング
やっぱりいました。
「ファインディングニモ」でおなじみの、クマノミさん。
クマノミはイソギンチャクと共生することで知られており、柏島のイソギンチャクは殆どクマノミが住み着いている。
クマノミは毒のあるイソギンチャクの中に住むことで、肉食の魚から身を守っている。
そして、イソギンチャクはクマノミの食事のおこぼれをもらったり、毒をものともしない大型魚をテリトリーを持つクマノミに追い払ってもらっているそうだ。

うん?と、いうことは今僕は「イソギンチャクの毒をもものともしない大型魚」といったところか。
クマノミは近付くとずっとこちらを見つめているのは好奇心が強いのではなく、威嚇しているようだ。
さすがにあまりに体格差があるので、攻撃はしてこない。

と、思っていたのは北側に住むクマノミだけ。
南側にいるクマノミは果敢に攻撃してくる。(その様子は後日紹介)
危険はないが、突然突進してくるとびっくりさせられる。
しかし1回だけ突っつかれたような気もする・・・
 
話はそれるが、この「ニモ」の影響でクマノミは世界中で乱獲されて数を激減させていると聞く。
出来ればそっと見るだけにしてあげたい。
柏島シュノーケリング
クマノミと遊んでいると、近くに派手な色の魚が。
「サザナミヤッコ」の幼魚だ。
成魚になると、全く違う形になる。
柏島シュノーケリング
再び橋脚の下に。
ゆっくりとチョウチョウウオが泳いでいる。
暖かい海にいる代表的な魚だ。
柏島シュノーケリング
ハリセンボンも何匹もいる。
体を覆う針で身を守っていて、天敵が少ないせいか非常にのんびりとしている。
しかし人間にはその防御が効かないことを知っているのか。
僕が近づくと、一生懸命に大慌てで逃げて行く。
その逃げて行く様子はとても面白く、見ていると愛着がわく。
柏島シュノーケリング
美しい海の底にはガンガゼという、ウニがいっぱい転がっている。
恐らく、この柏島の海で最も気をつけないといけない生物がこのガンガゼだ。
長く鋭いトゲは簡単に肌に突き刺さる。
さらに折れやすく、逆刺があり皮膚内に残ってしまうので、刺さるとひどく傷むことがある。
絶対に触らないことと、踏みぬかないように背の立つところでは注意が必要だ。

ガンガゼの周りで泳いでいる、阪神タイガースのマスコットのような魚は「オヤビッチャ」
1mくらいの細長い魚の「アオヤガラ」もよく泳いでいる。
柏島シュノーケリング
とてもいい天気だが、泳いでいると変な雲が上空に。
そして、ついに通り雨が降り出した。
雷は鳴らないのでそのまま遊泳を続けた。

海の底から見上げる雨がたたきつける水面。
海の外にいれば大慌てだが、海の中にいると、大雨も静かで、とても美しい波紋が水面をいくつも広がり、そして消えていく。
柏島シュノーケリング
さて、小笠原のシュノーケリングをした時に、ドルフィンスイム命のシュノーケラーが見せてくれたバブルリング。
最近では、白イルカがやってくれる水中で輪っかの泡を吹きだす技だ。
ようし、僕も挑戦してみよう。

ドルフィンキックで海底まで潜り方向転換。そして息発射!!
が、いくらやっても輪っかにならず・・・
大体、どういう息の吐き出し方をしたら輪っかになるのかもわからず。
残念ながら今回はマスター出来なかった。
柏島シュノーケリング
橋脚の下まで潜ってみる。
最大水深4.5m。
本当にいろいろな魚がここには根付いている。
ハリセンボン、タカノハダイやキンチクダイ、ヘラヤガラなどの魚も泳いでいる。
柏島シュノーケリング
ツノダシやトゲチョウチョウウオ、ソラスズメダイが舞う。
ナンヨウハギも遠くに泳いでいるのが見えた。
柏島シュノーケリング
ソラスズメダイが今年はたくさんいた。
橋脚のソフトコーラルの付近をたくさんのソラスズメダイが泳ぐ。
とても美しい水中の世界。
柏島の海
ソラスズメダイとカゴカキダイの乱舞。
まるで竜宮城にいるような、美しい海の世界。
ゴンズイ玉
ソフトコーラルの向こうに泳ぐ魚の群れは「ゴンズイ」
密集したこの群れを「ゴンズイ玉」という。
ちょっかいを出したくなるが、胸びれと背びれに毒棘を持つので、注意が必要。
柏島シュノーケリング
海面には小さな魚がいっぱい。
よく観察していると、いろんな種類の魚の幼魚が泳いでいる。
これから数えきれないくらいの試練を乗り越えて、美しい魚になっていくんだろう。
ちょっと応援したくなる。
柏島シュノーケリング
見上げる橋脚。
雨をもたらした雲は去り、再び夏の太陽の光が、美しい海の中を眩しく照らし始めた。
何度も何度も潜水した、光降り注ぐ橋脚の底から浮上。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、太陽光も海の中に斜めから差し込むようになっていた。

残念だが、これで美しい海の中の滞在は終り。
また、来るからね、柏島。
・・・明日に。

→2日目のシュノーケル記事はこちら

今年も柏島近くのリゾートホテル「ベルリーフ大月」に泊まり、再び明日柏島の海のに潜るつもりだ。
今度は快適な滞在を楽しむために、いったん柏島の海を後にした。

2008年7月29日 (火)

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柏島海水浴場 【高知県・シュノーケル・ファミリー】

今年もやってきました柏島
黒潮が洗う柏島の海は、四国の中でも格段の美しさでダイビングのメッカ。
その柏島の海水浴場は、四国の海水浴場の中でもおそらく1,2位を争う美しさ。
その美しさに魅せられて、僕は毎年この海にシュノーケルに通っている。
柏島の海
青と瑠璃色が交錯する柏島の海。
「島」といっても陸から泳いですぐに渡れる距離の島で、新旧2本の橋で四国本土と結ばれているので「島」といった感じはしない。
この写真を撮ったのは柏島から。
柏島と四国本土の間の海はまるで川のようになっていて(写真手前の瑠璃色の海)、天然の良港。
外洋(写真奥の青い海)が大荒れでも、この海水浴場では問題なく水遊びが楽しめる。
海況を気にせず出かけられるのも、この海水浴場の魅力のひとつである。
柏島海水浴場・南側
柏島海水浴場の南側。
人出はとても少ないように見えるが、この海水浴場としてはそこそこ賑わっている方だ。

向こう側が四国、手前が柏島の陸地で、それに挟まれた海はまるで川のように見える。
波は全く立たないので、とても静かな海を楽しめる。
ただし、川のように海の幅が狭まっているので、潮流はきつめ。
さらわれるくらいに激しい流れではないが、気づくと結構流されていることもあるので注意が必要。

左に架かる橋は柏島と四国側の集落を結ぶ旧橋。
東西に架かっているので、その下に陣取れば、終日の日陰を確保することができる。
また、この橋から海に飛び込む遊びが、柏島海水浴場の風物詩になっている。
柏島海水浴場・北側
柏島海水浴場の北側。先ほどの写真の旧橋の上から撮影。
ビーチは砂地だが、海には岩が多く、フジツボなどの貝類もびっしり。
この海水浴場では、一般的な海水浴には向いていない。
素足や水着だけの着用ではケガをする可能性が高い。
サンダルは必須、出来ればグローブやラッシュガードの着用が望ましい。
軍手、Tシャツの着用でも代用は可能。
ビーチボールや浮き輪は、少しでも目を離せば、潮流と風でどんどん沖合に流されてしまう。
どちらかといえば、シュノーケルを楽しみ、魚と触れ合う、アウトドア派向けのビーチといえる。
海水浴場にはキャンプ場も併設されている。

写真に写っている橋は、新しい橋で2車線の県道が走る。
この橋の下も日陰となっているので、有効に利用したい。
旧橋の上から望む柏島の海
旧橋の上から。
ここから海に飛びこむのが、この柏島の名物のひとつ。
低そうに見えるが、いざ飛び込もうと思うとなかなか勇気がいる。
飛び込む時は、水深が深い場所へ。
そして、往来する船や、下で泳いでいる人がいないか十分に注意して事故がないようにしてください。
(最近では「新」橋の上から飛び込む人もいますが、こちらはかなり高く、過去に病院送りになった人もいて危険です)

ちなみに、この橋の下の橋脚部分や、古い橋脚の跡などには色鮮やかな魚がいっぱい遊んでいる。
この柏島の海ではかなりの密度で魚を見ることができる一番のスポットだ。
ただし、橋脚にはフジツボはウニがびっしりなので注意が必要。
また、海の流れもあり、水深も深くなっている。(橋脚部分の水深は約4.5m)
柏島海水浴場
手前の岩場には多くの色鮮やかな熱帯魚を見ることができる。
岩場の奥は砂地になっていて、水深は5~7mと深くなっている。
美しい魚はこの砂地では見かけることは少ないが、大物にばったり遭遇する可能性があるのはこの砂地だ。
ただし、この砂地部分はダイビングや渡船の船が港から出入りする航路にあたる。
船も十分注意して航行してくれるが、船が近づくと海の中に大きなスクリュー音が聞こえる。
その時は遊泳者自身も安全確保に努めたい。

しかし、これだけ船が係留されている港でこれだけ海が美しい場所はめったにない。
川のようになっている海の水が潮の満ち引きで常に流れているからであろう。
柏島海水浴場のビーチ
さあ、今年も泳ぐぞ~。
さっそくマスクとフィンをつけて、瑠璃色の世界へと繰り出した。

つづく。

お出かけ地図へ

【参考情報】
・駐車場は約20台(無料)
・満車時はに200mほど離れた場所に臨時駐車場が用意されているようです(現地の案内参考)
・シャワーは100円のコイン式で男女各2ずつあり(冷水のみ)
・トイレあり
・近隣に商店はなし。買い物は国道321号線、道の駅大月の少し北にあるコンビニ「スリーエフ」で済ませておくと便利。
・飲食店は近隣に大衆食堂や民宿の食堂がありました

2008年7月27日 (日)

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今年もやっぱり柏島!! 【高知・四輪・ファミリー】


我が家の毎年恒例の「海水浴」は、高知県の「柏島」
先週、信州で夏休みを楽しんだばかりでしたが、今週は海に連続で行ってきました。

ダイビングのメッカでもある柏島の海は、四国とは思えないほど美しい透明度。
松山からでも3時間以上かかる、四国でも最も遠い場所のひとつで豊かな自然が残る海。
柏島での海遊びは、もちろんシュノーケリング。
透明な海の中には色鮮やかな熱帯魚がいっぱい。
今回はこの瑠璃色の海の中、潜水機能がアップしたデジカメで深くまで潜ってガンガン水中写真を撮ってきました。

自宅に到着したばかりなので、また詳細は後日アップいたします。
取り急ぎ、ご報告まで・・・

2008年7月10日 (木)

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四国カルスト・姫鶴平キャンプ場で絶景の夜明けを楽しむ 【愛媛・四輪・ファミリー】

去年の10月になるが、とても素晴らしいロケーションでのキャンプをまだ紹介していませんでした。
夏のキャンプの参考になるかと思い、遅くなりましたが今回記事にさせていただきました。

キャンプをしたのは「四国カルスト」
日本三大カルストのひとつ。四国のほぼ中央、標高1000mを超える山の上に広がる広大なカルスト地形だ。
四国カルストには「天狗高原キャンプ場」がある。
広大なカルスト地形を目の前に、森に包まれたロケーションはとても気持ちよく、隣接する国民宿舎のお風呂を使えるのもうれしい。
しかし、今回選んだキャンプ場は「姫鶴平キャンプ場」
「天狗高原キャンプ場」が四国カルストの東端にあるのに対して、「姫鶴平キャンプ場」は四国カルストの中央に位置する。
施設は天狗高原キャンプ場の方が良いが、姫鶴平キャンプ場の方が安くて、ある風景を見るために適しているのでこちらを選んだ。
霧の四国カルスト・五段高原
四国カルストは愛媛県と高知県にまたがる山の上にある。
どちら側から訪れるにしても、山をかなり登らないとたどり着けない。
山の上には一面のカルスト地形を利用した牧場が広がり、のんびり牛が草を食む。
が、残念ながらお天気はイマイチで風景は全く見えない。
しかし、霧の中の四国カルストもなかなか風情があってよい。
豚の生姜焼きポテチ入り
姫鶴平に到着。時間が遅かったので、もう日は沈みかけだ。
「姫鶴荘」という隣接する宿泊施設に、ひとり100円と聞いていた協力金を払いに行くが、構わないと無料で泊まれることに。
もうシーズンオフだからサービスしてくれたのだろうか。
それだけに、まだ平地では暑さが残るこの季節も、この標高1300mほどのキャンプ場の夜はとても冷え込んで寒い。
お気軽キャンプができる季節はとっくに終わっていた。
真っ白な霧に包まれる山の夜はかなり冷え込む。簡単に夕食を作って済ませる。
作ったのは豚の生姜焼きにポテトチップを細かく割って入れてみた。
このパリパリ感がクセになりそう。
明日の朝は早い。食事が終わったらとっととテントの中にもぐりこむ。
晴れてくれたらいいな・・・
時々霧の晴れ間から見える満点の星空に、明日の朝への望みが見え隠れする。
四国カルスト・姫鶴平の夜明け
セットした携帯のアラームが鳴る。朝が訪れた。
恐る恐るテントから顔を出してみる。天気は回復しているか?霧は晴れているか?
その答えを見た瞬間、「ひゃっほ~っ」という感性の声を思わずあげてしまった。
この風景。
これが今回、この姫鶴平のキャンプ場を選んだ理由。
カルスト地形には木は生えておらず、稜線は森林限界を超えた山の稜線のようにさえぎる物は一切ない。
森林限界を超えた稜線の朝ほど幻想的で美しいものはない。
満天の星空を散りばめた暗闇に差し込んだ光が空を濃紺色に変えていき、燃えるような赤を地平線から立ち上げさせる。
静かに流れる風の音が、自分の心音まで聞こえさせるくらいの静寂に周囲を包む。
1日の始まり、静寂の中に躍動が交る雲の上の世界に訪れる美しい朝。
それを気軽に楽しめるのが、このキャンプ場だったのだ。
四国カルスト・姫鶴平の朝焼け
ゆっくりと回る巨大な風車が風を切る音がここまではっきりと聞こえてる。
信州の森林限界にはこんな風車はない。
四国カルストの朝は、とても巨大なオブジェがさらに美しい風景を演出してくれる。
四国カルスト・姫鶴平の日の出
ゆっくりと立ち込める雲海の中から姿を現す太陽。雲の中にいくつもの山が島のように頭を出している。
雲の上から見る日の出は、まさに別世界。
雲海の日の出は神秘的で神々しい。
高い山の上から見る日の出は、平地で見るそれよりも格段に美しい風景だ。
狙っていた風景が見れたので、とてもうれしかった。
残念なのは、三脚を持って行くことを忘れたこと・・・
四国カルスト・姫鶴平キャンプ場
残念ながら、美しい日の出を見て間もなく、再び稜線は霧に覆われた。
幸い雨が降っていないので、ゆっくりと朝食を作る。

この姫鶴平キャンプ場はご覧になってもわかるように遮るものは何もない。
そして、この周辺で一番高い稜線にあるので、前後左右、どこからでも風が吹いてくる。
天気が良くても、強烈な風が吹くと危険なので、その時は「天狗高原キャンプ場」を利用したい。
姫鶴平キャンプ場
この姫鶴平キャンプ場は「キャンプ場」というよりもキャンプ適地のような扱い。
広い芝生広場になっていて、昼間はここでは訪れた人が遊んだり、ランチを楽しんだりする。
夕方・朝には人はいないが、昼になると観光客がどっと押し寄せるので注意が必要。

設備は緊急避難ができそうな大きくて立派な炊事場がサイトにある。
自販機が1台備え付けられている。
トイレはサイトの1段下にあるが、ボットンで使い勝手はイマイチ。
少し離れた所の姫鶴荘のトイレ(建物の後にあり、夜にも使える)を利用させていただく方法もあり。
駐車場もすぐそばにあり、ベンチもあるのでとても快適だ。
シーズンには、このキャンプ場のすぐ下が牧場になっていて、のんびりと草を食む牛の姿が間近に楽しめる。
絶景でとても夜明がとても気持ちの良いキャンプ場でした。

KUMA.の四国カルスト紹介のページ

2008年7月 8日 (火)

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奥伊予の奇祭・どろんこ祭り 【愛媛・四輪・ファミリー】

愛媛にはいろいろな歴史ある華やかな祭りがある。
「新居浜太鼓祭り」や「西条まつり」、宇和島の「牛鬼まつり」などが有名だ。
どれも一度は行ってみたいと思っていても、まだどれも行っていない。
今年は祭りにどれかに行ってみたい。
そう思っていた矢先に、何故だか四国では梅雨が明けた。
例年より2週間近く早い梅雨明けだが、梅雨の濃度は濃く、雨が降らなかった日はないくらい。
その濃厚な梅雨と高騰するガソリン代のおかけでこの1か月どこにも出かけていなかった。
よっしゃ、ならばこの久々の晴れ間に祭に行こう。
そう思って出かけたのが、これも行きたいと思って全然行っていなかった「どろんこ祭り」だ。

「どろんこ祭り」とは、正式名称は土井三嶋神社の「御田植祭り(おんだまつり)」といい、愛媛県の無形文化財指定に指定されている。
毎年、7月の第1日曜日に行われる。
「奥伊予の奇祭」と称されるこの祭りはとてもユニークで、写真コンクールを祭りと一緒に開き、撮影を推奨していることもあり、多くのカメラマンが県内外から訪れる。
普段は静かな山村が、すごい人手と熱気に包まれる1日となる。
どろんこ祭り・牛による代かき
まずは最初の見せ場の「牛による代かき」
牛が水に入った。祭りの始まり。
それと同時に、真夏の肌を焦がす太陽が雲の中から現れ、そして、蝉が鳴き始めた。
夏がまさに、祭に呼び出されたかの様に、今始まった。
どろんこ祭り・牛による代かき
7頭の牛がいたが、横一列に並べるまで、かなり時間がかかった。
興奮して1匹で代かきを始めてしまう牛。
モォ~、イヤだぁ~と、田んぼから逃走しようとする牛。
それでも牛をきれいに横一列に並べたら、代かきスタート!
牛7頭が一斉に田んぼを進む様子は大迫力だ。

話は変わるが、農耕牛など、平成の世には存在しない。
幸い、四国カルストの麓にあたるここ城川は酪農が盛んな場所。
今日、代かきをしている牛たちは近くにの牧場の肉牛で、1か月間、この日のために調教したという。

牛舎の中にしかいない牛は、外に出ることも大変。
まともに歩く事もできない牛が、こんな泥田の中で人の指示に従い鋤を引くのは相当大変だという。
1.5kmf離れたこの田まで来るのにも相当鍛練が必要だったそうだ。
この祭りに参加した牛はその苛酷な作業とストレスで50kg以上も体重を落とすことがしばしば。
体重を元に戻すには、何か月もかかることもあり、飼い主には祭りのためとはいえ、相当な損害になるそうだ。
そこまでしてでも守りたい地元の伝統行事。とても力が入っている。
どろんこ祭り・牛による代かき
何周か牛が代かきをしたら、三嶋神社の神主さんに祈りをささげられ、ラストスパートに。
必死の形相で牛たちは田の中を進む。

この牛を操る人間にも、熟練の技が必要。
牛の代かきの方法には48通りあるとされ、すべて知らないと牛を操れないとか・・・
1人1頭の牛を縄とムチで操り、左右両端の牛を担当する人が最も熟練者で牛の群れを統率する。
もちろん、職業として牛を操ることはないので、その技の伝承は難しく、牛使いの年々高齢化が進んでいる。
しかし、近年には若手が加わり、去年は木5頭だった牛だが、今年は7頭の牛が参加できたそうだ。
祭りを引き継ぐ新しい世代の決意。そして、見事に牛を操る熟練のベテランの技。
すべてが牛の迫力と見事なコンビネーションとして実現され、とても素晴らしかった。

代かきが終わると、遠く離れていても聞こえる響く牛たちの息づかい。
ゆっくりと神田を後にしていく牛たちとそのパートナーにはには惜しみない拍手が贈られた。

どろんこ祭り・畔豆植え
続いて行われたのが「畔豆植え」
昔によくおこなわれていた、田んぼの畦に大豆を植える作業を再現したもの。
どろんこ祭り・畔豆植え
真面目に作業をする若者だが、ここでハプニング。
田に突き刺さった鍬を思いっきりひっこ抜いたら、勢いあまってドボン!
ひとりの若者が巻き添えをくらってしまう。
一発触発。しばしにらみ合いとなるが、大勢の人の目があるので、すぐに作業に戻る。
どろんこ祭り・畔豆植え
が、やっぱり我慢ならないようで。
人目をはばからず、取っ組み合いの喧嘩。
すぐに作業中の人や、村人が仲裁に入るが・・・
どろんこ祭り・畔豆植え
仲裁に入った人を巻き込んて、大ゲンカが始まる。
ドボン!バシャン!と田んぼの中に手当たり次第放り投げていく。
突然始まった喧嘩だが、観客は大笑いで、一生懸命カメラでその様子を撮っている。
実はこの喧嘩は演出。
畔豆植えの実演なんてほとんど関係なく、このドタバタ活劇が見どころだ。
どろんこ祭り・畔豆植え
参加者の紹介のアナウンスを聞いていると、演じているのは柔道の有段者や、血気盛んな高校生。
英語の指導補助員のアメリカ人や、前任の指導補助員のアメリカ人もわざわざやってきて参加。
諸事情で、突然数日前に出場が決まった参加者もおり、村の暖かいコミュニティと豊かな国際色が泥田の中で混じり合う。
どろんこ祭り・畔豆植え
どんどん戦いはハードになっていき、バトルロワイヤルのレスリング大会と化していく。
武闘派の若者(中には40代の教師も)が大技を繰り出すたびに、観客席からは歓声があがる。
どろんこ祭り・畔豆植え
1本背負いやドロップキック、ついにはブレーンバスターなどの大技も炸裂。
しかし、武術経験者が多いので、見事に受け身はとれている。
泥の中での勝負は相当にきついようで、最後の方にはみんなヘロヘロ。
最後はみんなで手を取り合って和解。めでたしめでたし・・・

どろんこ祭り・さんばい降ろし
さて、次に始まったのは「さんばい降ろし」という神楽。
無病息災、五穀豊穣を祈る神事。
3人の大夫が鉦・太鼓を演奏していると、なんだか悪そうな輩がやってきた。
この天狗のような人が「大番」という祭りの主役。
何とか神楽に参加できるよう、大夫たちにちょっかいをかける。
どろんこ祭り・さんばい降ろし
仕方なく神楽に参加させた大夫たち。
貢物を供える舞にも大番は参加し、神に感謝と祈りをささげる。
が、このあと大番が足を滑らせて田んぼにどぼーん・・・
どろんこ祭り・さんばい降ろし
田んぼに落ちた大番を放っておいて、再び3人の大夫たちで神楽が演奏される。
それを気に入らない大番。
なんと、大夫を田んぼの中に引きずり落とし、楽器を奪ってしまう。
どろんこ祭り・さんばい降ろし
奪った楽器で演奏に加わる大番。
が、時々横の大夫を見つめたかと思うと、いきなり田んぼに落としたりして悪さを繰り返す。
そのうち、勢いあまって、何度も自分で田んぼに落ちてしまう。
どろんこ祭り・さんばい降ろし
大夫たちは変わり変わり演奏に合わせて舞を舞う。
大番も舞わしてもらうが、何度何度も勢いあまって田に落ちてしまう。
ちょっとカチンときたのか、大番は一気に2人の大夫を正面から突き落としてしまう暴挙にでる。
どろんこ祭り・さんばい降ろし
最後は神に奉納した貢物を神棚からおろしていく儀式。
が、その途中、太鼓をたたきながらも大番は、事あるごとに大夫たちを見事に田んぼへ何度も落としてしまう。
どろんこ祭り・さんばい降ろし
無事に??儀式は終了。
そのとたん、今までは大番のなすがままにされていた大夫たちの反撃。
突然大番を捕まえて、お仕置きとばかりに3人がかりで田んぼの中に思いっきり放り込む!
どろんこ祭り・さんばい降ろし
でも、最後は勢いあまって、みんな田んぼの中にドボン!
お約束でオチました。

最後はこの神田のすぐ近くにある小学校の女の子たちが菅笠に浴衣を纏い、かわいい早乙女となって、手踊りを楽しませてくれました。
その後は男の子も参加してのお田植。祭りのフィナーレを飾ってくれました。
村人たちの熱い祭はこれで終わったが、暑い夏は今始まったばかりだ。
見事に真っ赤に日焼けで腫れあがってしまった腕の熱さと、素晴らしい祭りを見た心の熱さに、僕も夏の熱さの実感を祭りの後に楽しんでいた。

さて、ここで祭りについての案内です。
まず、駐車場ですが、三嶋神社に隣接する近くの小学校校庭と近くの野外活動施設の駐車場が有料で開放されていました(普通車500円)
相当な人出ですが、駐車場は約600台分あるようで、問題は特になさそうでした。

舞台となる「神田」は三嶋神社境内の奥にあり、周りにはトイレ数か所と露天も多く出ています。

観覧ですが、基本的に屋根はありません。
雨や日差しの対策は各自で行う必要があります。(この祭りは雨天決行)
また、会場への脚立は持ち込み禁止。
三脚や椅子を使えるエリアも制限されています(桟敷席の前は禁止・桟敷席は早い者勝ち)

また、アマチュア・プロカメラマンがとても多く訪れます。
通路で立って鑑賞しようとすると、後方でカメラ・三脚を構えたカメラマン達に「のいてくれっ」と怒鳴られることもしばしばです。
(カメラマンは早くに場所取りをしていて、「座って後方の視界を遮らないように鑑賞する」というのが、どうやら暗黙のルールとなっているようでした)
ちなみに最前列のアリーナは泥をかぶる可能性があり注意が必要です。
観客が高価なカメラを持っていることは祭りの参加者も重々承知していますが、飛んでくるものは飛んで来ます。

2008年7月 4日 (金)

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長沢の滝・四国カルストの隠れスポット 【高知・四輪・ファミリー】

日本三大カルストの一つ、愛媛と高知にまたがる「四国カルスト」
標高1000mを超える山の上に広がる、とても気持ちのいい風景。
四国の中心にありながら、ゴールデンウィークや夏休みには多くの人が訪れる。
そんな賑わう風景の麓に、美しい滝が人知れずひっそりとたたずんでいる。
東屋付近から見る長沢の滝
これが「長沢の滝」
高さ約34mほどの滝だが、非常に珍しい滝で高知県の天然記念物にも指定されている。
滝は道路からすぐの所にある。
滝の前に橋が架かっていて、とても味わいがある風景。
長沢の滝
見た目は美しい緑に囲まれた普通の滝だ。
「長沢の滝」という看板は出ているが、ガイドブックにもあまりのっていない。
そのため、訪れる人もとても少なく、静かな場所だ。
いや、滝の落ちる轟音が一面に響いているが、谷間に響く水の音がまた静けさを誘う。
長沢の滝と滝の前の橋
先ほどの橋の所までやってきた。
橋に立てば、間近に滝の姿を感じることができる。
滝から登る水しぶきとマイナスイオンが心地よい冷気となり、橋の上に立つだけで、最高の癒しを感じる。

橋の向こうには小さな祠とトイレがある。
ここのトイレはお世辞にも綺麗とは言えず、使う気が起きないものなので、必要な方は後ほど紹介します。
長沢の滝の穴
さて、この滝は何が珍しいかというと・・・
よく観察してみると、滝の落ち口が岩に開いた穴になっている。
下から見ると、どうみても穴から水が出ている。
穴はどこに通じているのか?洞窟になっているのか?
はたまた、岩が削られたのだろうか?
滝の下から見上げているだけでは、一体どうなっているのか想像がつかない。
この穴を見ていると、冒険心をどうしても煽られる。
滝の上の方に続く遊歩道があったので、この滝の上部に出られるかと思って登ってみた。
が、どうも滝の上部とは違う方向に道は続いているみたいだ。
途中、道から外れてあの滝の落ち口まで行けないかと考えたが、今回はやめておくことにした。
次に訪れた時には、ちゃんと準備して探検してみたい。
長沢の滝
穴から流れ落ちる水と周辺の深い緑が放つ香は、体の隅々まで浸透して自然の豊かさを伝えてくれる。
本当に気持のよい場所。
観光スポットの四国カルストから少し下っただけの場所に、こんな隠された美しい場所。
付近は広葉樹林で、新緑、紅葉がとても美しい場所。
訪れた10月は、まだ楓やモミジは色づいていなかったが、もう1か月もすればここは別世界になるんだろう。

ここへのアプローチの説明です。
四国カルストから下山時に立寄ったので、それにあわせて説明します。
まず天狗荘(四国カルスト東)から国道439号線に向けて「東津野城川林道」を下ります。
林道とはいえ、全線2車線の快適道です。
途中、長沢の滝への看板がある道へ入ります。(左折)
幅が細く、石や木の枝がちょっと多く転がっている道です。
ずっと下っていくと広い駐車場がありますがそのまま通過。
細いヘアピンカーブを進むと多少道が広がります。
少し進むと東屋があります。そこが滝への降り口です。
路肩に数台車がとめられます。
ここから先は人が生活している道で、多少幅も広くなります。
直接ここの滝へ行く方は439号線から、看板を頼りに入ってきたほうが道は楽です。

トイレは長沢の滝のものはとても使える状態ではありません。
長沢の滝から100mちょっと道を439号線に向けて下った所に広場があり、ここにトイレがあります。
最新で新しい「バイオマストイレ」です。
でも結局はボットンですので、落としたり、落ちたりしないように・・・

【長沢の滝】
■My評価(5段階)
★★★★(4.0)
場所: 高知県東津野村
入場料: 無料
付帯設備: 東屋
駐車場: 路肩に数台
アプローチ: 国道197号線より国道439号線を北上、途中案内看板を頼りに脇道へ
近隣観光地: 四万十川源流点・四国カルスト

2008年6月28日 (土)

記事タイトル

道後平野サイクリング2(復路) 道後温泉・市内遍路 【愛媛・自転車・ソロ】

道後平野を横断するサイクリング。
この平野を流れる「重信川」の下流域の始まり付近にある「レスパシティ」でサイクリングは折り返し。
レスパシティの中にあるスーパーで遅めのお昼を調達して平らげたら、復路の出発だ。
同じ道を帰るのも何なので、途中から違うルートを走ることにする。
往路はいくつもの泉が湧く重信川のほとりの自然を楽しむコースだった。
帰りは、松山市内の四国霊場をお参りしながら道後温泉を目指す約19kmの「プチ遍路」コースだ。

往路に苦しめられた強烈な向かい風は復路では頼もしい追い風。
あんなに重かったペダルが信じられないほど軽い。
最速ギアで自転車道をまるで風のようになって走る。
往路では1時間ほどかかった道をたった15分で走り抜けた。
西林寺
重信川に架かる「久谷大橋」まで河川敷の道を戻れば、この橋を渡る県道40号線を北上する。
するとすぐに四国霊場48番の「西林寺」に到着する。

ここで、少しお遍路について。
お遍路とは、88か所のお寺をめぐって四国を一周する巡礼・修行の旅。
弘法大師の足跡をたどる旅で平安時代に始まったとされる。
今もその信仰は四国には深く根付いていて、巡礼をする人は県内外か