記事タイトル
加仁湯への道 Vol.2 【栃木、四輪、家族】
ちょっと間が空いていしまいましたが、加仁湯への道 Vol1. からの続きです♪
2007年9月のお話です…。笑
上栗山オートキャンプ場での朝♪
外はしとしと・・・っと、雨。
前日の、「加仁湯を歩いて目指すのだ!!」という強い意気込みは夜半からテントを強く打つ雨音にキレイさっぱりかき消され・・。
「ねぇ~、今日どうする・・・・・。」っと、家族全員やる気なし。
「とりあえず、女夫淵まで行っとこうか? せっかくここまで来たんだし…。」っと、いうことで、「加仁湯まで歩いていこう!」が、「女夫淵までドライブしよう!」に急きょ変更!
「だったら、登山靴じゃなくてもOKね♪」
っと、パパもママもそのままの格好でいざ、ドライブ!!です♪
蛇王の滝
上栗山オートキャンプ場を出てすぐ左手に、蛇王の滝が見えてきたので、雨の中とりあえず記念撮影。
道沿いから眺められるお手軽な滝ですが、堂々とした風貌はまさに【蛇王の滝】
加仁湯まで歩くつもりであれば、この辺りの観光スポットは飛ばして、さっさと女夫淵の車両通行止めポイントまで急ぎ、散策を先に楽しむところなのですが、軟弱アウトドアファミリーなわれらはこの程度の雨で加仁湯までの散策を断念。ならば、この界隈の観光をしようじゃないか!っということに・・・・。
「そうだ、川俣湖見晴らし休憩所へ行ってみる?」 っと、主人の提案。
「いいねぇ~♪」
で、川俣湖を見下ろせる、見晴らし休憩所へ向かいます。
The またぎな 瀬戸合見晴休憩舎
休憩舎からは、霧に包まれた火曜サスペンス風な川俣湖ダムを眺めることができ、ムード満点?!
確かにここは山奥なのですが、この濃霧のおかげで、一層秘境に来た感じがこれまたナイス♪
展望台の売店横には、猟師さんが営む屋台で、シカ肉、猪肉、などの串焼きが販売されていました。
売店内には、猟師さんが仕留めたクマやシカの写真がズラリ…。ひぇ~っっ。
そして【The またぎ】な土産物がズラリ…。
鹿の頭の剥製も沢山陳列されており…。
なんだかちょっと感動してしまいました。
地元の特徴を十分に生かしたお土産の数々、あっぱれです!!
さて、感動したところで、雨のくねくね道をとおって、女夫淵へ向かいます。
加仁湯へ…行く?!
女夫淵に到着し、駐車場に車を停めると、目の前に加仁湯温泉のバスが!!
宿泊客はこのバスに乗車し、加仁湯温泉へ行くことができます。
んがっ、日帰り入浴客は1時間半かけて徒歩で到達しなければなりません。
土砂降りの雨ではないですが、軟弱キャンパーなわれら、すでに断念しております。
でも…、でも…、もしかしたら…。
っと、へんなところでチャレンジ精神旺盛なワタシ、ダメ元で運転手さんにアタックです!!!!
「すみません、加仁湯温泉へ行きたいのですが、バスには乗せていただけないのでしょうか??雨なので、、、歩く…のは…ちょっと…(モジモジ)」
っと、
「御宿泊予約されていますか?お名前聞かせていただけますか?」っと運転手さん。
「あっ、いいえ宿泊はせずに、日帰り入浴で…」っと、ワタシ。
「あぁー、歩いていただくしか…。」っときっぱりな運転手さん。
どうやら、この手の質問はいろんな方からされているようですね、慣れた感じでそつなく対応する運転手さんでございました。(笑)
「やっぱり、あきらめよっ!!」
っと、決意した時。
お隣の車に幼稚園と1年生くらいの男の子二人を連れた御家族が、泥だらけの長靴とびしょ濡れのレインコート姿で車に乗り込んでおりました…。
お話をうかがうところ、奥鬼怒を早朝にでて戻ってきたところとのこと。そのうえ、加仁湯温泉は今日歩いた距離の1/3程度のところだからそう遠くもないはずとのこと…。
山に入ると足場は悪いが、朝の土砂降りはずいぶん落ち着いたので、これくらいだったら進みやすいんじゃないかなっと。
ムムム!こんなに小さな子供たちを連れて、加仁湯よりも遠い距離を難なく歩いているというのに、この程度の雨であきらめるわれらはなんてダメなやつなんだ!!
っと、一念発起!
「よしっ!加仁湯へ行こう!!!」っと、突然燃える私に、
「えええええええっ!なんでっっ!!」な主人と娘。
行き止まり温泉専門家?!な主人の説得は容易なものでしたが、
娘にはあーだこーだといろんな説明をし、ようやく家族の合意を得。
次は、散策の準備です。
リュックも水筒も登山靴も、すべてキャンプ場に置いてきたので、ペットボトルの水を購入し、靴はスニーカーで我慢、自分の普段バックに荷物を詰めて。車にいれっぱなしのポンチョとレインジャケット、それから雨具ではないけど、ウィンドブレーカーを着込んで、
いざっ!!加仁湯です!!!!(笑)
どうやら、大雨の土砂崩れでルートが変わってしまっているようでして、通常ルートではなく少し遠まわりする必要があるようです。
まずはバス通りにそって山をくねくね登っていきます。
バス通りを上り詰めたら、脇の小道に入り、ここからが山道になります。
登ったばかりなのに、今度は沢に向って一気にくだります。(笑)
歩道は整備されていて、歩きやすいのですが、雨でぬめぬめしており、普段のスニーカーのため特に注意して階段を下りていきます。
沢に降りたら、今度はこちらのつり橋を渡ります♪
つり橋の渡り口には「奥鬼怒遊歩道入り口の看板と、ルートの地図が。
確かに、ここから加仁湯までは3.8km、奥鬼怒までは8.4km!!
駐車場で出会った御家族、今日はすでに8.4km歩いてきたのか!!すばらしい!!
橋を渡り終えると、ここからは、本格的な山道です。
ちょっと滑りやすいけれど、枯草でふかふか柔らかい山道を歩くのはいい気分♪
思わず元気に足早に歩いてしまいます。
「ママ~待ってぇ!!!」っと主人と娘の声に呼び止められつつ。(笑)
しばらく進むと再び沢に出て、今度は、芸術的な岩肌をまじかに鑑賞しつつ進みます♪
雨に濡れた岩肌の濃淡がこれまた目に艶やかで♪
緑に生い茂る葉とのコントラストとの美しさに思わず立ち止まってしまいます。
ところどころ、小さな滝もあったりして♪
秘境ムード満喫な散策です♪
しばらくすると、二ツ岩橋があり、川の真ん中にある大きな岩を回り込むようにして、川を渡ります。
岩を回り込む階段がちょっと楽しい♪
→ 橋の上から眺める川はこんな感じ♪
この日は雨であいにくの空模様でこれほど美しい眺めなのですから、晴天だったらどれほど美しい景色になるのだろうかと想像するだけで楽しくなってしまいます。
さぁ山の中に入っていきますよ。くねくね細くなった川を越えながら、森の中を進みます♪
雨はすっかり小雨になり、程よく汗をかいたせいか、滴る雨も滝壺ミスト気分です。
← 森の中には、これまた、自然のアートが!!
そして歩き進むにつれ、童話に出てくる森の中のような景色が広がります♪
さぁ、ゆるやかな道を進んで、ログハウス風な八丁の湯についたら、ここからは一気に斜面を登り…。
ようやく、加仁湯に到着です♪
加仁湯温泉♪
「ひゃぁーーーー!!ついた!!!!!!!!!」
っと思わず家族で声を上げます。
ここまでの道のりは、さまざまな景色を楽しみながらの散策で、距離も大したことはなく、起伏も登山と比べれば楽なものでありましたが、それでも、鬼怒川の上流に向ってこの温泉だけのために歩いて来たわけですから、ゴールに到着した達成感は山頂に登りついたときと同じようなものになってしまいました♪
→ 春日野部屋の合宿所がまずはお出迎え♪
「やったぁーーーー。」っと大感を分かち合うわれらの横を、バスで到着した宿泊客の方々が不思議そうに眺めつつ、さっさと宿に入って行きました。(笑)
とにかく・・・・・・・・・。
「お腹すいた!!!!!!!」
・・・そうなんです。
今朝の段階では、加仁湯まで歩く気はなかったのものですから、お昼のことは考えておらず、到着したのは午後1時半過ぎ。
宿で軽食など食べれるものだろうと勝手に思い到着したのですが、お昼の時間がすでに終わっているとのことで、自動販売機の焼きそばやたこ焼きを頂くことににしました。
いただく休憩室は・・・。
「またぎ」の里らしく、熊の毛皮や動物の剥製が所狭しと飾られているこちらの和室で・・・・。
博物館の剥製は喜んで見ている娘ではありますが、「この部屋には入りたくない!」っと躊躇しておりました(笑)。
たしかに、無数の動物の視線が痛かった…。
さぁ、ご飯を食べたらようやく温泉です♪
こちら、女性専用の第一露天風呂♪
山奥の温泉なのに、ドドーンっと広い露天風呂で解放感たっぷり♪
この日は娘と二人っきりで貸し切り状態♪
白濁し、硫黄臭が香る温泉はまさにわたし好み♪
ちょっとぬるめの温泉で、これまた長湯モードスイッチ・オンです♪
いやぁ~、気持いぃ~!
長湯が苦手な娘にとっては、ちょうど良い湯加減だったようで、プールのように大きい露天風呂をあっちこっちうろうろし、朽ちた古木がゴロンと温泉に入っているのが不思議な様子。これは、デコレーションなのか、自然に入ったのか…を一人で検証しておりました。(笑)
私はひたすら、湯口のそばでじーっと。
ちょうど、小雨も晴れて、霧がかかった山々と、温泉の湯気と、白濁温泉♪
なんとも風情がありますね~♪
あぁー、ゆったりさっぱり♪ 汗をかいた後の温泉はこれまた気分がいいものです♪
長湯を楽しみ、なんだかなごり惜しくもありましたが、懐中電灯を持ち歩いていない我々としては、日が暮れる前に岐路を急ぐ必要もありますし…。
湯を後にすることにしました。
温泉事態の詳しいレポートは、滝ノ沢さんの記事を参考に♪
さすがプロ! とっても詳しくレポートされています♪
奥鬼怒温泉郷⑤【加仁湯】
売店で、娘はかき氷を、私はコーヒーを頂いてほっとしたところで♪
さぁ、また歩いて戻るぞ!!!
帰り道はまた違った風景で景色を楽しみつつ、女夫淵の駐車場へむかいます♪
途中起伏があるものの、全体的に下流へ向かって歩いて行くので、なんとなく足が軽くなります♪
つり橋を渡ったら、もう少し♪
正規ルートはきっと、起伏の少ないルートなのでしょうが、ここからは迂回路のため、川沿いに降りて、それからまた丘を超える必要があります♪
迂回路を進むからこそ、楽しめる風景もあったりと、これはこれで得した気分です♪
→ 北海道に来たかのような風景♪
さぁ、ようやく駐車場に到着♪
「いい温泉だったねぇ~♪ でもなにより、思い出に残る楽しい散策だったねぇ~♪」
これだから、行き止まり温泉はやめられない!
温泉を目指して進み、普段なら興味のない街へ向かいそこで新たな発見がある♪
楽しい散策となりました♪
秘境に湧く、間欠泉
さぁ、キャンプ場へ…。ですが、運転中道路にかかった電光掲示板に示された
【残りXX分】の表示がとっても気になるわれら…。
ちょっと立ち寄り何ぞやと辺りを見渡すと、川に架かる橋に停車する車の窓から何やら外を覗いています。
間欠泉です♪
噴出時間までしばらくあるので、今回は断念することにしましたが、
こんな美しい渓谷に上がる間欠泉は、見ごたえあるものでしょうね♪
とても残念ですが、白く上がる蒸気を確認してその場を立ち去ることにしました。
その代りに?
猿がお見送りをしてくれました♪
をををっ~♪
行き止まり温泉ならではのアドベンチャーワールドな演出?!です。(笑)
途中の奥鬼怒・川俣温泉まんじゅうを食べつつ、キャンプ場へ急ぎます♪
このおまんじゅうがこれまたうまい♪
黒糖の風味がしっかり生きていて、程よい甘さが絶妙です♪
自動販売機の焼きそばとたこ焼きだけで往復3時間の散策をこなした胃袋にとっては、命の恩人的存在のおまんじゅうでした。(笑)
今宵の御夕飯 舞茸たっぷりなだんご汁♪
とにかく、お腹がすいたわれら・・・・。
もう、いてもたっても居られません。
片っぱしからお腹に何かを入れたい気分。
そんな日の御夕飯は、だんご汁♪
帰り道に購入した地元の天然舞茸とたっぷりの豚肉、それからたっぷりのお野菜を入れた味噌仕立てのお汁に、薄力粉・強力粉半々のお粉と一つまみのお塩でこねた生地をお煎餅のようにのばして、そのままお鍋に加え煮るだけ♪
だんごが煮えたら出来上がり♪
ささっ♪っとできて、だんごがお腹にしっかりとたまります♪
さすが、天然舞茸! スーパーの1個100円前後のマイタケと比べるとかなり高価なものでしたが(笑)そのお味はその金額に見合うもの!薫り高い舞茸を存分に楽しむことができました。
ああ~♪おいしかった!
さぁ、明日は最終日、どこへ寄ろうかな?
…つづく。
【奥鬼怒ドライブマップ】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.8 を使用して作成しています。






最近のコメント