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2007年11月 3日 (土)

記事タイトル

島原・天草へのPキャン旅行_その2_【熊本、四輪、ソロ】

島原・ 天草へのPキャン旅行 その1 からの続きです。

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10/27 16:00 島原観光ホテル小湧園で炭酸泉に入った後は、 天草を目指して走る。

島原と天草は地理的には近いのだが、途中に海があるので、フェリーに乗るしかない。
が、逆にフェリーに乗れないと相当な大回りが必要となり、大変な事になる。
フェリーの運行は夕方で終了する。今回の旅行のキーポイントだ。

乗ろうとしているフェリーは17:00発であと一時間。 距離は一般道で30km
しんどい距離ではあったが間に合った。

PA270038

フェリー料金は、5m以下車体で2,490円。
もしフェリーに乗れなければ、陸路で350km走る事を考えれば真っ当な値段である。


【さらば雲仙、来たりし天草!】
PA270039 PA270043


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天草に着けば、実は後は食べて寝るだけである。今夜の寝場所は、道の駅有明
別名を「リップルランドと言うらしい。

有明は道の駅としては大きい。温泉に砂浜、子供の遊具もある。
どうやら、「リップルランド」が、道の駅、温泉、子供の遊び場等を含んだ総称のようだ。
PA280059 PA280057

此処には温泉施設「有明温泉さざ波の湯」があり、 夜でもレストランが営業している。
有り難く利用させて頂くことにする。
レストランと言っても、温泉施設付随の食堂であり、よく温泉にある畳敷き食堂である。

メニューを見るとタコ料理が多い、此処はタコが有名らしい。
それならばと、タコの4種盛りを注文する。
PA270053

タコのキムチ和え、燻製、天麩羅、串カツの4種。蓮根のからし和えが付く。
タコとビールは相性が良いみたいだ。気持ち良い。

・・・ZZZ・・・
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次の日、朝になって海岸へ降りると大きなタコのモニュメントがあった。

PA280061 PA280062

左側のタコはちょっとリアルすぎてグロテスクかな。右側のタコはお祈り、可愛らしい。

右側のタコに【五多幸】と書いてあるので、何の事かと思っていたらちゃんと解説がある。

PA280063

その1の「置くとパス」には大爆笑!!!タコは受験にも宜しいようで。。。

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朝の7時に道の駅を出発し、ちょっと70kmほど遠い寄り道。
そうして目指したのは・・・あははは!  

PA280070 PA280071
PA280065 PA280069

しかし、実は【おっぱい岩】は干潮時にしか見えないのだ。
この時は既に潮が満ちていて、肝心のおっぱい岩は見えなかった。残念。
写真は近くにあった岩である。まあこんな感じの岩なんだろうな。

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さて、天草には天草松原という場所があり、 宮城の松島、長崎の九十九島と並ぶ
日本三大松島なのだそうだ。道の途中に「天草博物展示館」があり、 寄ってみる。

PA280085 PA280086
展示館の中にある天草松原の模型。小さな島々が密集しているのが判る。
こんなに沢山の島が密集しているのであれば、良い景色になっている筈だ。

因みに、展示館からの景色はこんな感じ。
PA280082 PA280083

うーん。ちょっと物足りない気がする。丁度良い場所に良い展望台が無いという感じか。
それでも、素晴らしい風景ではある。
PA280079

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10:30 辿り着いたのは、今回の旅の目的地でもあった「湯楽亭」

PA280102
日帰り料金は500円。此処には、白湯と赤湯という二種類の源泉がある。

特に赤湯は、素晴らしい炭酸泉と聞いている。
赤湯の成分表には、なんと炭酸水素 3,340mg と記載されている。
物凄い炭酸の量である。期待が高まる。
PA280101

早速入ってみる。まず脱衣室から出て、最初にあるのが白湯だ。

最初に白湯が掘削されたので、その時からの浴室構造であろう。
ぬるめの透明なお湯である。少し炭酸泉的な赤茶けた着色がある。
PA280100

で、白湯を抜けて赤湯の浴槽へ行くと・・・
PA280090 

凄い感じの析出物と、少し青みがかかった湯である。
昔は湯が本当にかったそうであるが、最近ではこんな色に変わっているらしい。
上の写真で左側にある源泉の湧き出し口は、特に析出物が物凄くなっている。
                   ↓
PA280098

赤湯にはこの内湯の他にも、露天風呂、洞窟風呂がある。
どちらにも析出物がびっしりである。
PA280093 PA280095

中々良い感じの温泉である。また、浴槽内には源泉掛け流し宣言がされている。
白湯はぬるいので、違う泉質の赤湯と白湯を交互に入るのも悪くない。

但し、残念ながら体への泡付きは確認できなかった。
何故だろう、時期が悪かったのか?それとも源泉が変わったのか?

【MY評価】(5段階)
★★★★

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お昼時になったので、食事の店を探す。
調べておいた天草の有名店は、湯楽亭へ行く前に既に通過してしまった。

そうなると、道路沿いで駐車場が混んでいるお店を狙うのが鉄則だ。
入ったのは「ニュー入船」というお店。ここで、店のお勧め定食1300円を頂く。

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新鮮な刺身にアジの煮付け、それになんと具沢山の貝汁までついている。味も良い。
煮付けに載っているナスが、これがまた味が滲みていて美味しい。満足である。

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最後に向かったのが、炭酸泉ではないが体への泡付があると聞いた「やすらぎの湯」
もう此処は熊本である。場所もイオンのすぐ近く。街の中だ。

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料金は500円。ナトリウム塩化物泉で、噂によると水素の泡が付くとか。
中には内湯に露天、更にサウナまで備えている。掘削だが立派な設備だ。
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うーん。温泉としては濁り湯だし悪くは無いのだが、此処も何故か泡付きは無い。
何故だろう、時期が悪いのか?
因みに、なごみ温泉 やすらぎの湯のHPでも、 泡が付くと書いてある。

しかし、考えてみれば水素は可燃物。その泡が付くのが嬉しい事なのかは良く判らない。

【MY評価】(5段階)
★★★☆

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泡付き温泉を求めた旅であったが、今回は少しばかり当てが外れた感がある。
しかし、天草は海産物が豊かであり、景色も素晴らしい。温泉も他にも沢山ある。
また今度、行ってみたいと思う。

天草へのおでかけ地図はこちら~♪

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【天草以降のルートマップ】

2007年5月13日 (日)

記事タイトル

屋久島のあれこれ(番外編)【鹿児島、四輪、ソロ】

書き終わった筈の屋久島旅行記であるが、書き残した事が山ほどある。
このため番外編を起こして、その内の2つをお伝えする事にする。


【屋久島のPキャン適地】

屋久島へキャンピングカーで行くに当たり、一番心配したのがPキャン可能な
場所があるかどうかであった。

(Pキャン=パーキングキャンプ=駐車場で静かに寝ること、キャンプ場とは違う)

Pキャンと言っても、変な場所はご遠慮したいし、獣が出る場所も遠慮したい。
普段であれば、道の駅とかSA・PAに泊まる。安心だしお手洗いもある。

屋久島に道の駅は無さそうである。
まあキャンプ場もあるので、最悪はキャンプ場に泊まろうと思っていた。

しかし心配は無用であった。
今回泊まった場所は、どれも最高の場所であった。

屋久島の幹線道路を半周したが、その中でPキャン可能と思われる場所を列挙
してみる事にする。

ただし、あくまでも個人の推定であり、実際にどうかであるかは全く保障しない。
全て自己責任である事を理解した上で、検討の参考とされたし。

また、あくまでも駐車場である。外で騒ぐのはもっての他である事を肝に銘じよ。



①湯泊温泉 (既泊)

湯泊温泉の駐車場。
昼間は混雑も予想されるが、今回の夜は車も少なく静かであった。

綺麗なトイレがあり、夜は静かな雰囲気。また24時間の温泉が目の前にある。
横に定食屋もあるので、食事にも困らない(定休日が不明)。

尾之間で買い物or食事をするのが最適かもしれない。

②宮之浦川駐車場 (既泊)

勝手に名前を付けているので申し訳ない、本当の名前は不明。
宮之浦川の畔にある駐車場である。お手洗いもある。

単なる駐車場ではあるが、何と目の前が「居酒屋がん太」
(定休日が不明)

左党にとって、これ以上のPキャン場所は無い。また「白谷雲水峡」から登山をする場合に便利。

③千尋滝駐車場

千尋の滝にある駐車場。お手洗いもあった。
少し山の中に入るが、まだ危険な感じのする山奥ではない。

お土産屋もあり、観光地の駐車場の雰囲気。
尾之間で温泉に入り、買い物or食事が出来れば候補地の1つではないかと思う。

④安房駐車場

安房港の近くにある駐車場。
幹線道路沿いであり、ドライブの途中で見えると思う。

お手洗いは綺麗そうに見えた。
「荒川登山口」から登山をする場合には便利であろう。

買い物は安房で可能と思う。
但し、幹線道路沿いなので、夜はうるさいかもしれない。

⑤ふれあいパーク屋久島

空港近くの駐車場。お手洗いはある。
少し離れるが近くにコンビニもある。

海岸沿いの高台なので、海の景色は綺麗であるが、風が強い時は要注意か。
ここも幹線道路沿いなので、夜はうるさいかもしれない。

⑥宮之浦港駐車場

なごりの松原の裏にある港側の駐車場。

泊まって良いのかどうか不明だが、車は駐車していた。
お手洗いは、松原公園のお手洗いが使えそう。

フェリー乗場の駐車場に泊まるのが難しいなら、此処で泊まるのも手かと思う。
但し、港なので朝早くからうるさい可能性はある。


【屋久島で出合った動物達】

屋久島は自然が満杯である。野生動植物の宝庫でもある。
特に今回は、「猿」と「鹿」に何度も出会う事ができた。

野生の動物達に会う事など殆ど無い私にとって、それは新鮮な感動であった。

:これはヤクスギランドへの道の途中で遭遇。島の西海岸道路にも多い。



鹿:縄文杉登山の途中に何度か遭遇。これは「もののけ姫の森」近くで。


これにて屋久島編は全て完了!次の旅でまたお会いしましょう。

2007年5月12日 (土)

記事タイトル

屋久島・縄文杉への旅_その6_(屋久島観光編)【鹿児島、四輪、ソロ】

屋久島・縄文杉への旅 その5からの続きです。


5/2 6:00 「湯泊温泉」 の横にある海辺の駐車場で起床。



昨日の影響で足はまだ多少痛いが、一晩寝たことで大分良くなっている。

さて、寝ぼけ頭で考えると、今日は屋久島での最終日。
温泉巡りもしたいし、その他の観光地へも行きたい・・・遊びまくりたい~♪

今日の予定は、13:30発のフェリーで屋久島を出発する予定である。
それまでの時間が、観光の時間だ。

本日の目玉は「平内海中温泉」 の予定である。
干潮時の前後2時間しか入れない、海の中の天然温泉である。

この日の干潮時刻は既に調査済み~。13:00頃だ。
と言う事は、11:00頃に温泉に入って、港へ急げば間に合う筈。

逆に11:00までの時間を、他の観光に当てれば良いはず。好い感じだ


本日の計画完了!。
でも、まずは目の前の温泉にはいらにゃぁ~♪

【湯泊温泉】
朝も早いので、 まだ誰もいない・・・と思っていたら、朝からご近所の人とか、ホテルに泊まっていたと思われる人たちが、ぽつぽつと来ている。 人気のある温泉だ。

折角なので、 誰も居なくなった所を見計って入浴。
24時間営業で、基本は無料なのも有難い(協力金100円)。

 


目の前は海である。ダイナミックな温泉だ。
朝からこんな温泉に入れるとは、正に極楽である。

一応、右側が男湯で左側が女湯・・・しかし、女性には勇気が要るだろう。
足湯が併設されているので、そちらに入るのも手だ。

温度はぬるめ、 泉質は無色透明の単純泉でほんの僅かに硫黄臭がする。
まあ、 泉質はこんなものだろう。それよりもこの景色に万歳である。

【MY評価】(5段階)
★★★☆


嬉しい朝風呂の後、コーヒーとカップ麺で簡単に朝食。

さあて出発しようと思ったときに、 隣に泊まっていたおばさんに声を掛けられた。
聞くと、 娘さんと一緒にドライブで旅と温泉を楽しんでいるとのこと。

また、 なんと同じ北九州の小倉からという事でビックリした。
余り話は出来なかったが、 若くてパワフルなお方であった。お元気で~!


【大川の滝】
本日最初の目的地は、大川の滝である。

「おおこの滝」って読むらしい。読み方がよく判らんなぁ。
落差の大きいダイナミックな滝である。幹線道路から近いのも有難い。

 

【中間ガジュマル】
次に訪れたのは、中間のガジュマロ。
ここも幹線道路から近いので簡単にアクセスできる。

よく判らんが、凄い木らしい。
でも木は昨日も沢山みたけど。 それにしても変わった形だ。


【尾之間温泉】
その次は、尾之間温泉。
ここは、 屋久島唯一の公衆温泉であり、かつ値段も安い。

200
円で入れる割には、 きちんとした施設である。(石鹸類は無い)
管理人が常駐しているし、外には足湯も併設されている。

 

泉質は無色透明であるが、PH9.5のアルカリ泉であり、微かに硫黄が香る。
少し熱いが、泉質としては中々のものである。好感が持てる。

【MY評価】(5段階)
★★★☆


【千尋の滝】
その次に訪問したのは、千尋の滝。
花崗岩の一枚岩の上を流れ落ちる滝だ。

周囲は登山口にもなっているようで、お土産屋さんも併設されている。
無料のお手洗いもある。 Pキャンをするにも良さそうな感じである。


【平内海中温泉】
最後に向かったのが、ハイライトの平内海中温泉。
干潮時にだけ現れる、海の中の温泉である。

この日の干潮は13時。この前後2時間が入れる時間だ。
少し早いが10:00頃に到着すると、 まだ誰も居ないが入れそうな気配である。
 

ラッキーとばかりに一番に温泉に飛び込んだ。
料金は基本は無料だが、協力金100円をポストに入れる。

暫くすると見物人も含めて人が増えてくる。
周りには遮る物は何も無い。

女性の見物客もいる。入っている分には良いが、出にくくなってしまった。
それにしても景色が素晴らしい。

泉質は無色透明の単純泉で若干の硫黄臭。
温度は、 まだ海水が温泉に変ったばかりのようで、一番高い所が丁度適温。
下の方はまだ海水が混じっている感じであった。

【MY評価】(5段階)
★★★☆


後は一路、港へと急ぐ。
予定通り 13:30発のフェリーで屋久島を出た。

屋久島では色々な事があった。苦しい思いもしたが、今ではそれも思い出だ。

さらば屋久島。 また来る日まで。

おでかけ地図


【本日のルートマップ】

 

2007年5月 9日 (水)

記事タイトル

屋久島・縄文杉への旅_その5_(縄文杉登山編Part2)【鹿児島、徒歩、ソロ】

屋久島・縄文杉への旅 その4からの続きです。


5/1 8:30 「もののけ姫の森」を抜け、辻峠を登っていく。



赤いマークを目印に、道を間違えないように慎重に登って降りる。

この頃になると、雨が上がり、晴れ間が射すようになってきた。
既に疲れているので、雨が降らないだけでも大歓迎である。

 

9:00 山道を降りて、「楠川分かれ」に辿り着く。
ここからはトロッコ道である。山道に比べると断然に歩き易い。



10:30 トロッコ道と縄文杉登山道の境界である「大株歩道入口」に到着。

入口に建っている案内板を見ると、「遅くとも此処から10:00までに登り始め、13:00には縄文杉から下山を開始しろ」と書いてある。

もう既に10:00を過ぎている。少し遅れ気味である。
遅れを取り戻すべく、休憩もせずに登山道に突入。

最終的に、これが悪かった。


トロッコ道は楽ではあったが、それでも坂道を一時間半も歩いていたのだ。
此処からは、いきなりとても険しい山道となる。

有難い事に階段が付いている場所も多いのだが、階段自体がとても急である。
(まあ階段でも、5階以上を登ると結構疲れるものである)

また後から若い男女が来ると、意地でもスピードを維持しようとしたのも悪かった。
息が切れてきた。足がとっても重い。

重力に逆らって足を上げて登る事、階段を上がる事がこんなに苦しいとは。
もう足が上げられない。もう登れない・・・。

ピンクピクルスの「一人の道」が頭の中で合唱を始めた。ヤバイ!!!

遂にウイルソン株の手前でダウン。
登山道に空き地がある場所で、一人うずくまってしまった。

冷たい風が吹いてくる。
汗をかいた体にはとても寒く感じる筈であるが、既に肌の感覚が無くなっている。

---------------------------------

暫くダウンしていたが、結局此処では頼りになるのは自分だけ。
此処から撤収してそのまま帰るとしても、とっても大変である。
縄文杉までは死んでも登りたいと思った。

じっとしていても何も始まらない。そろそろと動き出し、登山を開始する。

女性の登るスピードにも負けるのだが、そんな事を言っている場合ではない。
恥は捨てて、何とか登りきる事だけを目標にした。

でも足が重い。太ももが上がらない。足を引き摺るようにゆっくりと登っていく。


11:30 ウイルソン株に到着

でかい~♪物凄い大きさである。人の姿と比べると良く判る。
この杉がもし残っていれば、屋久島最大級の杉であっただろう。



少し早いが、疲れもあるのでここで昼食に決定。

食事後、再度のろのろと登山を開始する。
後の人に道を譲り、自分のペースでゆっくりと登っていく。

でも、食事前よりはだいぶ楽になってきた。
足が上がらないのはカロリー不足も影響していたのかもしれない。


12:30 やっと縄文杉に到着。



・・・・・・素晴らしいというかなんと言うか、言葉を失った。

これは、人類の英知を超越した圧倒的な存在であった。
人間なんてちっぽけな存在である事を、いやでも再認識させられた。

屋久島の自然の素晴らしさは、何一つ気取っていない事にあると思う。
大昔から大自然の名も無く、だたそこにあるだけ。
ただ最近になって、人間達が其れを見に来ているだけのこと。

おまえなんぞ、まだまだ若いなぁ~ と笑われた気がした。

大いに感動した。


13:00 縄文杉から下山開始。
下りは登りに比べると楽ではある。が、既に足に来ているので慎重に降りる。

15:00 「大株歩道入口」に到着。出発は出遅れたが、帰りは定刻だ。
ここからはトロッコ道である。

16:00 楠川分かれから、再度山道へ突入。また山を登らなくてはならない。
真剣にトロッコ道(荒川登山口)で帰りたくなった。
しかし、白谷雲水峡に車があるので此処から戻るより他に方法は無い。

痛い足で辻峠に向かって登山を開始。
【今度来る時は荒川登山口からにしよう】と心に誓った。

辻峠は30分程度で登り終え、峠を越えて「白谷雲水峡」に突入。
「もののけ姫の森」も本日二度目ではあるが、再度感動してしまった。
(ここの写真はその4で)

「白谷雲水峡」から「もののけ姫の森」に至る風景は素晴らしいと再認識した。
先ほどの誓いを撤回し、【今度来るときは白谷雲水峡だけにしよう】と誓う。

18:00 何とか出発点である「白谷雲水峡」に辿り着いた。

合計12時間である。思った以上に険しい登山であった。

屋久島は山登りの経験が少ない会社員を、簡単に登らせてくれる山ではない。
でも、縄文杉への登山は、一生に一度は経験すべき登山だと思った。


登山の後は温泉~♪

19:00 疲れているので、ちょっと奮発して「いわさきホテル」へ到着。
ここは温泉だが、入浴料は何と1200円もするのだ。普段ならまあ入らない。

しかし、昨日も風呂に入っていないし、今は汗だらけで泥の様に疲れている。
間違いなく体を洗え、ゆったりと寛げる所という事で選択した。

疲れた体を癒す事が出来た。
(但し、温泉のコメントは遠慮させて頂く)


今宵のPキャン予定地は「湯泊温泉」 である。
しかし、下見もしていない。本当にここで大丈夫だろうか。

折りしも、屋久島では強風が吹き荒れている。結構強い海風である。
不安はあるも、尾之間のコープで食料を調達してPキャン予定地に向かう。

20:00 宿泊予定の湯泊温泉に到着。(写真は翌日の撮影)



何と、ここはPキャン場所としては最高に近い場所であった。
感動ものである。(喜:今日はよく感動する日である)

まず、人の出入りが少なく道路から隔離されている。車の出入りも少ない。
また、綺麗な無料トイレが設置されている。
更に、20:00までであれば、横で定食屋も営業している。
最後、これが強烈だが、24時間OKの無料温泉がある。(協力金100円)

こんな良い場所はなかなか無い。超お勧めのPキャンスポットである。
見るなり気に入ってしまった。

温泉は明日にするとして、牛のたたきと野菜揚げで夕食とするのであった。

この日は疲れていたので、本当にこれだけでダウンしてしまった。



(屋久島観光編へと続く・・・)

おでかけ地図


【本日のルートマップ】

 

2007年5月 8日 (火)

記事タイトル

屋久島・縄文杉への旅_その4_(縄文杉登山編Part1)【鹿児島、徒歩、ソロ】

屋久島・縄文杉への旅 その3からの続きです。


5/1 4:30 宮之浦の駐車場で起床。

外には大粒の雨が降っている。少し嫌な予感がする。
どうする??? 縄文杉に行くか止めるか。

躊躇はしたものの、まずは頼んである弁当を取りに行かねばなるまい。
取り敢えず「島むすび」 まで車を走らせる。

「島むすび」では雨にも関わらず、大量の弁当が用意されていた。
また、若い二人連れが雨にも関わらず、弁当を買いに来ていた。
少し心強い感がする。登るのは私だけではないのだ。

ここで、朝と昼用の弁当セットを購入(450+600=1050円)。
どちらもおにぎりが主体のお弁当である。昼用は二段重ね弁当。


さて、弁当も購入すると、取り敢えずは現地まで行ってみるしかない。
飲まず食わずで、スタート地点である「白谷雲水峡」 まで車を走らせる。

5:30 現地に到着してみると、雨は降っているもののそんなにひどくは無い。
何とか行けそうな予感がしてきた。

駐車場でコーヒーを沸かし、先ほど購入した朝ごはんを頂く。
こんな山奥でもきっちりコーヒーが飲めるのは有難い。
しかし、登山に道具は持っていかない。本日おそらく最後のコーヒーである。

食事が終わる頃には雨が止んでいた。
山ではまた必ず降るとは思うものの、雨が止むと不思議と行く気になっている。


【今回の登山ルート】

縄文杉に登るルートは幾つもあるが、「荒川登山口」からが一般的である。
荒川登山口からだとトロッコ道を歩くので、割と楽に辿り着ける。

今回私が選択したのは、「白谷雲水峡」からである。

トロッコ道ばかりでは面白くないと思ったのと、こちらでは、途中で巨大な屋久杉を沢山観察できるし、何だか楽しそうな 「もののけ姫の森」というのもある。

楽しそうだと思った。
勿論このコースの方が高低差はキツイし、辻峠(979m)を越える必要がある。

  (まっぷるの地図より)


  ※右端下段からの赤い線が「荒川登山口」ルート
    私が選択したのは緑色のルート、途中の楠川分かれで合流する。
---------------------------------

白谷雲水峡からのルートも2ルートあるが、私が選択したのは沢道ではなく峠道。
こちらの方が、沢山の屋久杉に出会える。

但し、勿論道は険しいし高低差もキツイ。
地図によると所要時間差では1時間も違う。

白谷雲水峡に車を置いているので、同じ場所に戻る必要がある。
まあ、帰りは沢道を通れば良いわけで、何とかなるだろうと思っていた。

  (まっぷるの地図より)


  ※真ん中を通っている赤い線が一般的なルート。
    私が選択したのは緑色のルート。

この段階では、まだ自分の体力を過信していた。
このルート選択が、実は途中で効いて来る事になるのだが・・・。


6:00 白谷雲水峡を出発して、縄文杉への登山をスタートさせる。

 

弥生杉へ向かう道を選択すると、途端に険しい急な登り道になる。
汗が出てきたし、息も既に上がっている。雨も降ってきた。
休みながら歩を進めて行く。

         【弥生杉】                        【三本足杉】
 
 

屋久島の大自然はやはり素晴らしい。
昨日も堪能した筈であるが、つい感動してカメラのシャッターを切ってしまう。

巨大な屋久杉も素晴らしいが、私は流れる沢水と緑に苔生す石に心を奪われた。
本当に貴重な大自然である。

         【三本槍杉】                        【奉行杉】
 


8:00 さて、いい加減に疲れて来た。もう2時間程度は歩いている。
雨もまだ降り続いている。

沢に出た。何と雨で増水しており、道が無い。流れも急だ。
しかし、前進しないと・・・もう後退している時間は無い。


何とか渡れたものの、途中で足を踏み外し、腰まで水に浸かってしまった。
既に足にきていた所為かもしれない。

雨カッパのお陰でズボン側の被害は少ない。しかし靴の中はずぶ濡れである。
ゴアの靴を持っていても、腰まで水に浸かれば意味は無い。

替えの靴下は持って無いので、靴下の水を絞り、再度歩き出す。


8:30 そうこうしている内に、やっとお楽しみの「もののけ姫の森」に辿り着いた。
緑の色がとても綺麗である。幻想的な感じのする気持ちの良い場所である。

 

疲れてはいたが、来て良かったと心の底から思った。

(縄文杉登山編Part2へと続く・・・)

おでかけ地図


【ここまでのルートマップ】

 

 

2007年5月 6日 (日)

記事タイトル

屋久島・縄文杉への旅_その3_(屋久島上陸編)【鹿児島、四輪、ソロ】

屋久島・縄文杉への旅 その2からの続きです。


4/30 6:30 鹿児島港の駐車場の中で起床。
昨晩はゆっくりと寝られた。今日は体調も良いようだ。

 

ドルフィンポートのコンビニでおにぎりを買ってきて朝ごはんとする。
やはり、キャンプ地の近くにコンビニがあると大変に便利である。

8:30 フェリーは鹿児島港発 ・・・・・

  

途中で潜水艦にも遭遇~!(喜)
お昼は屋久島で食べると決めて、船内でまっぷる「屋久島・奄美大島」を熟読。

12:30 ・・・・・屋久島宮之浦港着 


屋久島到着後、昼食を求め意中のお店に直行するも、店内改装中で休業。
うそだろ~!連休に営業せずにいつ営業するのか?!!!

でも休業なら仕方ない。

諦めて車を走らせると道路沿いに「天天」というお店を発見。
ここで「鶏飯セット」800円を食す。

鶏飯(けいはん)とは例の奄美の鶏飯であり、少し感激。
まっぷるには載ってませんでしたが、なかなか良かった。
(5/2再訪しようと思ったが休業、不定期営業なのかもしれない)


さて、次の日はメインイベントの縄文杉登山である。
しかしその為には様々な下準備が必要だ。

1.今晩の寝床の確保

明日の縄文杉登山は、白谷雲水峡からを予定している。
そのため、宿泊地は宮之浦近くである事が望ましい。

最初に目を付けたのは 「ふれあいパーク屋久島」
無料の駐車場とお手洗いがある。
但し、屋久島空港の近くなので、少し遠いのと、周囲に何も無い。

この為、宮之浦周辺を地図で探すと、宮之浦川の畔にPとWCのマークを発見。
早速行ってみると、駐車スペースは狭いがお手洗いもある。
また、何と目の前が居酒屋ではないか~!

 

駐車場自体が若干傾いているが、それさえ我慢すればほぼ完璧。
ここを今晩の寝床の第一候補とする。

2.食料の確保

登山には食料が必要である。
屋久島には登山用に早朝から弁当を売っている専門店があるらしい。
その内の一つ、 「島むすび」へと向かう。

お店は発見するも、入口の看板は 「本日の営業は終了しました」
そりゃあそうだろうな~!、夜中に働いているなら、昼間は休みが当然か。

仕方が無いので、ここは後で再訪する事にした。


15:00 さて、その次の準備は・・・「ヤクスギランド」 での予行演習。
ここは、車で簡単に行ける割に、素晴らしい屋久島の自然が満喫できるスポット。

300円の協力金を支払って園内に。
ちょっと長めの1時間半程度のコースを選択して、屋久島の大自然を満喫。

   
 


やはり屋久島の大自然は素晴らしいの一言~♪
巨大な屋久杉、流れ落ちる沢水、緑色の苔、その他自然の大ハーモニーである。

しかし想像した以上に疲れるコースであった。
途中で大汗をかいて、息が上がってしまう場面もあった。
予行演習のつもりが、逆に貴重な体力を浪費してしまったかもしれない。


17:00 ヤクスギランドで予行演習の後は、明日の登山に向けて最終の準備。

①食料・水・その他の買出し
②登山弁当の予約
③マップ・その他装備の確認


18:00 さーて、後は温泉に入って飲んで寝るだけ。

まず、温泉を求めて 「楠川温泉」に行ってみるが、駐車スペースすら無い混雑。
そもそも4名程度しか入れない狭い温泉に沢山の人が集まっている。

すぐに素直に諦めた。今日のお風呂は無し。

そうなると、後は飲んで寝るだけ。
第一候補の駐車場に急いで見ると、有難い事に駐車スペースは空いている。

早速駐車して、前の居酒屋を見れば、
なんともう開店しているではないか~♪。


Pキャン用駐車場の前にあった居酒屋は、「居酒屋がん太」
(まっぷるにも記載!)

早速、生ビールとサバの刺身を注文。
う、旨い~♪これが旅の醍醐味ですなぁ。



ここ「がん太」は、外から見るとまるで民家。店内も民家の改造と言う感じ。
でも、様々な人々が吸い寄せられるように集まるブラックホールスポットである。

この夜も、この日に縄文杉まで登ったという、広島からの自衛官、千葉からの
会社員がいて、屋久島の旅の話を肴に大いに盛り上った。

またこの日、30年間住んだ屋久島を離れて故郷の長崎に帰るという大先輩が
屋久島最後の酒を飲みに来ていて、お話も拝聴でき、濃い時間が流れた。

とび魚の塩焼き等々を追加で注文し、いつの間にかビールは芋焼酎に変わり、
屋久島の最初の夜は更けていくのであった。

おでかけ地図

(縄文杉登山編へと続く・・・)


【この日のルートマップ】