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酒蔵めぐり(灘編「御影郷・魚崎郷」)
事務局サトウです。
今回は灘の酒蔵めぐりをしたいと思います。
灘の酒蔵といっても灘は「今津郷」「西宮郷」「魚崎郷」「御影郷」「西郷」の五郷からなり、神戸・大阪間の海沿いにあります。今回は
「御影郷」と「魚崎郷」を歩きます。
「御影郷を歩く」
阪神三宮から阪神電車に乗って約10分、石屋川駅で下車してスタートです。
スタートの石屋川駅
駅を降りて海へ向かって石屋川沿いを南下します。国道43号を越えて地図を開いて位置を確認。
最初のターゲットは「神戸酒心館」。さっそく酒蔵らしい門構えでお出迎えです。
「さぁ飲むぞ!ではなく酒造りを勉強するゾ!」
とはいっても酒蔵めぐりの醍醐味は各施設で試飲と現地でしか売っていない限定商品が購入できることです。
伏見では先のことを考えセーブしましたが、今回はセーブする必要がないため「期待大」です。
立派な門構えの神戸酒心館
さっそく入るなり「大桶」が・・・、中に入り試飲したのが米米酒。冷えていてうまい! ちょっと変わった後味のする酒ですが、たしかに飲み口は軽やかでした。
敷地内には大桶が・・・
「で・でかい」
ライスパワー全開?
「米米酒」
「震災の影響」
1件目を制覇してさっそく2件目へ。海沿いまで出たところに2件目の泉勇之介商店を発見。
今までにない酒蔵の趣のオーラが・・・しかし、戸が閉まっていて気軽に入れる雰囲気ではありません・・・。
しばらくすると2人組みの女性と3人組の男性がやってきて、中からは杜氏さんが出てきて「見学していきなさい」
便乗して急遽酒蔵見学をすることにしました。
男性3人組は岐阜などから、女性2人は京都の伏見から来たそうで、関東から来た私に対してはえらい遠いとこからと珍しがられました。
そんな中「昨日は伏見だったんですよ」というとそこから酒談義が。杜氏さんが言うには「灘の男酒、伏見の女酒」
というそうでたしかに飲んでみると灘の酒は豪快な感じするのに対して伏見の酒は繊細な感じがしました。
もしかすると使用する水の違いによるものなのかもしれません。そんな酒蔵見学の中杜氏さんがポツリ
「震災の時には酒樽が倒れて酒がダメになった。中には倒れた樽の下敷きになって亡くなった人もいて・・・」
震災を経験していないサトウとしては言葉もありません。復興したとはいえ、
震災を体験した人々にとっては決して忘れることのできない出来事であったことを痛感したのでした。それでも最後に
「とにかく水が濁ってしまって使えなかった。復興には時間がかかってしまったよ。移転する蔵もでたりして・・・でも、灘が好きだからね」
の一言に伝統の味を守る職人魂を見たのでした。
今回巡った中で一番
「古きよき酒蔵」 らしかった面持ちの泉勇之介商店
酒蔵を見学中
さて、見学の最後にはおまちかねの試飲タ~イムです。辛口の酒は今回試飲した中で一番好みの味でした。 さて、外に出てみるとなにやら広告が「灘の酒蔵探訪」なるスタンプラリーが行われているとのこと。 先ほどの神戸酒心館では気がつかなかったのですが、これは参加しなければと急遽参戦。 スタンプ3つで懸賞応募ができるので神戸酒心館には戻らず、この先の酒蔵でクリアすることに。
おまたせ!試飲タ~イム!!
スタンプラリーに参戦!
泉勇之介商店の酒蔵見学も終え、3件目は瀧鯉蔵元倶楽部酒匠館。灘大橋の傍にあり、 海が近いことを実感!ここでは店頭販売が主となってます。もちろん試飲もでき、ここでも1杯。
振り返れば灘大橋がよく見えます
「酒の町は閑静な住宅街?」
さくっと3件目を終え、次なるターゲットは白鶴酒造資料館。「はくつ~る♪」 でおなじみの酒造会社です。そういえばたしかにあちらこちらに酒蔵は点在しているのですが、よく見てみると実は閑静な住宅。 たしかに駅から近いし不便ではなさそう。途中の御影本町では平日の昼過ぎということもあってかさすがに人はまばら、 そんな中ナゾの提灯を発見!「なんだか文字らしきものが・・・」なんだろう?と考えているうちに白鶴酒造資料館に到着!
閑静な住宅街に酒蔵が点在しています
ナゾの提灯、発見!
(知っている人、教えて!!)

ここまでの経路
到着するなり、目の前には美しいばかりの庭園を持つ資料館が、資料館は酒蔵をイメージした建物であり、 となりの近代的な酒蔵とは対照的かつ、印象的です。
立派な資料館「白鶴酒造資料館」
さっそく中へ
資料館の中は酒造りの工程が人形を使って事細かに紹介されています。ご覧の通りサラシに鉢巻き、 フンドシです。ちなみにこの人形、結構リアルなつくりとなっています。当たり前のことですが、昔は全て手作業だったのですね。
当時の酒造りを再現
天井の低い場所での作業もあったようだ
一通り見学も終え、ここでもお楽しみ試飲タ~イム!!ここでは白鶴酒造資料館限定「白鶴」を試飲。 ところでこの試飲ルームに見かけた顔が・・・、さらに入口付近にも・・・そう、先ほど泉勇之介商店で一緒に酒蔵見学をした方々が。 まぁスタンプラリーをしていれば当然会うか。同じ目的を持った者同士、妙な親近感が湧きます。
限定に弱い・・・

白鶴酒造までの経路
「魚崎郷を歩く」
白鶴酒造資料館の見学を終え、5件目の菊正宗酒造記念館に突入ですが、途中「御影郷」から「魚崎郷」 へ変わります。「さらば御影郷!」さて、「魚崎郷」に入り、最初のターゲットとなるのは「菊正宗酒造記念館」。こちらもおなじみ 「きくまさ~むね♪」(さっきと同じか・・・ )の菊正宗です。
これより「魚崎郷」
こちらも立派な門構え
記念館に入るとちょうど別の団体客さんが、職員の方が酒造りの工程について案内されるところでした。 これは幸いと便乗に成功!しかし、ちょっとクセのある方で麹の話やら道具の話をしているときにポロッとダジャレが・・・ せっかくいい話なのに・・・。まぁ場は和んでいるし、ここは軽く受け流して進みます。
ギャクを受け流しながら見学
見学を終え、ここでもお楽しみ試飲タ~イム!早速戦闘モードに。ここでビックリ!ナント! 複数の飲み比べができるではないですか。まずは、非売品といわれている「しぼりたて生原酒を味見(味が良かったので何度かお替り!)。 次に隣に置いてあった「季節限定にごり梅冷酒」 (日本酒と梅酒を割ったもの)を味見。これが美味かった!斬新な味わい。 こんな飲み方もあったのかといった感じです(すいません。こちらもお替りしました)。さらに菊正宗特製の「なら漬」を試食。 締めは伏見の時と同様「酒蔵ジェラート」を完食。日本酒を堪能して菊正宗酒造記念館をあとにしたのでした。
斬新な味わいの
「にごり梅冷酒」

菊正宗酒造記念館までの経路
さて、満足しながら6件目のターゲットを櫻正宗記念館「櫻宴」に絞って歩きます。
途中、酒蔵をイメージした案内板を発見!標示も多言語対応。酒蔵も国際化が進んでいる?のでしょうか。さらに歩いていくこと約5分。
第6のターゲット、櫻正宗記念館「櫻宴」に到着。こちらも他と同様、酒造りの工程が分かるような施設が併設されています。
施設を一通り見学し終え、今日6回目の試飲タ~イム!
まず、普通に試飲しつつ、ここでは利き酒セットを購入。「純米大吟醸」「純米酒」「赤雫あか」の3点セット。特筆すべきは「赤雫あか」
幻の赤米を使用した酒はワインのような色合いです。
多言語標示されている案内板
写真を撮ることを忘れて飲んじゃいました
絞りつつ歩いていると電話が・・・なにか緊急事態か?しかし、お猪口とはいえ、
既に6件の酒蔵めぐりによって結構な量を飲み、かつ、この日は暑かった・・・多少酔いつつも何か話したような・・・なんと答えたか・・・
多分大丈夫でしょう。
そして、本日7件目いよいよ最後、浜福鶴吟醸工房へ到着です。こちらでは現在使用中の施設を見つつ、酒造りの工程を見て歩きます。
見学を終えてもちろんお約束、本日7回目の試飲タ~イム!かる~く1杯試飲して終了。「歩いては飲み、歩いては飲み」
を繰り返したので写真はなくてももう充分でしょう。
本日7件目、
浜福鶴吟醸工房
「酒蔵めぐりを終えて~それから~」
酒蔵めぐりを終えて魚崎駅に向かいます。途中、魚崎八幡宮にある大きな木が印象的で思わず写真を。 駅へ向かってさらに歩くと今度は「魚崎郷」のモニュメントが。モニュメントには酒造りの様子が描かれていてさすが酒の町! ここから駅まではすぐ、時刻も午後4時。時間もあるので7月で見納めとなる道頓堀の「くいだおれ人形」を見に行かねば。 ということで大阪へ行ったのでした。
大きな木が目立つ魚崎八幡宮
魚崎郷のモニュメント(4つの郷にもあるのだろうか?)

魚崎駅までの経路
まもなく閉店です。
残念!
別れを惜しむ人々
そうそう、忘れていました。スタンプラリーですが、 実は白鶴酒造資料館でスタンプ3つゲットしましたのでその場で応募しておきました。後日、自宅に1通の封筒が・・・。 2008灘の酒蔵探訪実行委員会より図書カードが当選したとのことで図書カードをいただきました。ちょっとした記念です。
当たった図書カード
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