記事タイトル
しそう温泉
↓

兵庫県西部に来ています。平日なのに温泉が混んでいます。
↓
記事タイトル
↓

兵庫県西部に来ています。平日なのに温泉が混んでいます。
↓
記事タイトル
↓
「新滝」 は兄弟旅館の 「不動滝」 と隣り合っています。「不動滝」は新撰組の副長・土方歳三が傷を癒した「猿湯」がある宿で、壁に大きく土方歳三の絵が描かれています。
その2つの旅館は渡り廊下で繋がっていて、それぞれに大浴場&露天風呂があるほか、「わたり湯」、「千年の湯」 があり、どこも自由に入れるのですが、「新滝」のほうの大浴場「男爵の湯」&「貴婦人の湯」 はなぜかやっていませんでした。冬だから? 日帰り利用なのでそれでも十分ですが。
ということで、最初は男女別内湯の「わたり湯」へ。 渡り廊下の途中にあるのでこの名があるようですが、ひヒバ材がふんだんに使われていてなかなかいいお風呂です。 湯船の縁がヒバ材で底は細かい石が敷き詰められたようなコンクリート(?)。足裏がほどよく刺激されてキモチいいです。 さらにここには足湯専用の浴槽もあり、 ちゃんとヒバ材の丸太を使ったベンチがあつらえています。 湯当たりしそうなときはそっちで足だけ湯に浸かりながら休憩もできます。
湯はすべて自家源泉の天然温泉で、53.2度、PH7.7のお湯を加水も加温もせずにそのまま掛け流しています。泉質は無色透明の硫酸塩泉で灰色のごく小さな湯の花も浮かんでいます。よく見ないと気が付かないほどではありますが、たしかにあります。温泉分析書には「沈殿物を認めない」と表記されているのだけど、確かに存在していましたよ。

▲2つの旅館を結ぶ渡り廊下(左)の途中にあるので「わたり湯」?

▲(左)ヒバ材をふんだんに使った浴室は、照明も暗めで素朴な湯治場風を演出
▲(右)湯船から溢れ出る湯を足湯として利用。ヒバ材のベンチもあり、裸で足だけ湯に浸かることができるので長湯好きにはうってつけ

▲湯口からジャンジャン溢れて出てきています。 源泉掛け流しであると堂々とした表示もあります

▲(左)ボディシャンプー&シャンプーのほか、ひのき石鹸も常備品
▲(右)洗面所の常備品。綿棒、コットン、化粧水、クシ、ドライヤー

▲(左)「わたり湯」のカランは5ヶ所。湯桶と椅子はプラスティック製ですが、 ちょっと洒落ています
▲(右)脱衣所にも木をふんだんに使っていて、椅子も木の幹を利用しているなど徹底しています
「わたり湯」の横には岩の下から湯が自噴している、という「千年の湯」もあります。岩をくりぬいた浴槽で、ちょっとワイルドな感じ。 男女交替制で私が行ったときは残念ながら男性タイムでしたが、 同行したダンナのけんちゃんがしっかり写真に撮ってきてくれました。

▲加温もしない源泉そのままなので、露天の湯はややぬる目
「わたり湯」の次は、渡り廊下を進んで行き、「不動滝」の館内にある大浴場、「月取り猿の湯」へ。 男女別の内湯には30人は入れそうな大きな浴槽があり、脱衣所も洗い場も広々。 カランも9ヶ所あり団体客がドドっと来ても余裕です。 岩組みの露天風呂もあってそちらは数人用。 屋根が付いているので雨天時でも安心して入れます。「わたり湯」とは源泉が違うようで、PH7. 7と弱アルカリ性なのは一緒だけど、こっちは源泉温度が57.5度とやや高め。やっぱり無色透明無味無臭ではありますが、 「わたり湯」同様に細かい灰色の湯の花があったのだけど、やっぱり「沈殿物を認めない」 との表記。気のせいではないし、掛け流しなんだからゴミでもないし。絶対湯の花に違いないと思う。

▲(左)「月取り猿の湯」は旅館「不動滝」の大浴場です
▲(右)ここには「不動滝」「新滝」のお風呂案内しか表記されてませんが、宿泊者は「千代滝」のお風呂にも入れます。温泉街の眺めのいい場所に建っています

▲「不動滝」の大浴場「月取り猿の湯」の露天風呂(左)と内湯(右)。 内湯は30人程度入れる大きな浴槽です。カランも9ヶ所+シャワー専用も1ヶ所あって広々
▲(左)3面鏡の化粧台も洗面台とは別に8ヶ所あり、それぞれにドライヤーも設備
▲(中)化粧水とピーリングジェルも常備
▲(右)脱衣所も広々。団体様が来ても十分に対応できます

▲(左)ロビーの片隅、「千年の湯」 入口には本や雑誌を閲覧できる気のきいたスペースもあります
▲(右)そのすぐ前に冷水器が置かれて自由に飲めるようになっています。 うれしいサービスです
宿泊者はそこそこ居るようでしたが、 お風呂はほとんど貸切状態でした。今回は「新滝」の大浴場がやっていなかったけれど、おそらく春以降はオープンするはずなので、 そうしたら、館内だけで湯めぐりが楽しめますね。遠くから来る人は宿泊するのがオトクですよ。
【入湯日:2007年2月14日 天候:曇り】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
「向瀧」で入浴を断られたものの、川沿いに少し登ったところにある「新滝」では快く受け付けてくれました。
▲左側が「新滝」。兄弟館の「不動館」も棟続きです
入浴料金は1000円。わりと高めです。
「向瀧」ほどではないものの、ここも老舗の宿です。「千代滝」、「不動滝」 という旅館と同じ経営者らしく、パンフレットも「くつろぎ宿」として3館一緒になっています。さしずめ「滝三兄弟」 といったところでしょうか。料金や格式から言って「新滝」「千代滝」「不動滝」 の順番かと思われます。となると「向瀧」は父親という位置づけ? もちろん経営は別でしょうけど。
この3兄弟、渋めに決める「向瀧」とはポリシーが違うのか、外観も内装も近代的な大型旅館です。しかも、PR活動にも力を入れているようで、以下のようなチラシが置いてありました。その成果もあるのか、お客さんもボチボチ泊まっていました。さみしい温泉街を見てきたあとだけに、ほっとしました。それにしても、2時間飲み放題で1泊2食1万円というのは、かなり安いですね。
▲冬季限定プランのようですが、安いです。オトクです

▲(左)近代的な外観です
▲(中)エントランス&ロビーはこんな感じ。吹き抜けの高い天井には豪華なシャンデリア
▲(右)シックなカウンターバーもあり、壁は古いパンフレットや昔の旅館の写真などが飾られていてちょっとしたギャラリー風
「新滝」には竹久夢二や与謝野晶子などの文人墨客も投宿したらしく、敷地内に歌碑があったり、館内に夢二の「美人画」などと一緒にアンティークな品々が飾られていて、新しくて近代的な中にも大正ロマンの時代を彷彿とさせています。
竹久夢二と「新滝」との係わりも書かれていました。夢二は長いこと「新滝」に逗留していたようで、代表作の「宵待草」は東山温泉の大川端を散策したときのイメージがもとになっているとか、外出するときはいつもスケッチブックを持って出かけていたとか。女性を見ればスケッチをしていたらしく、変質者と間違われて警察に連行されたこともあるというエピソードには笑ってしまいました。

▲「新滝」入口にある竹久夢二に関する説明看板。与謝野晶子の歌碑も近くにある
▲竹久夢二も投宿したそうで、美人画もあちこちに飾られていました

▲(左)昔の「新滝」のパンフレットも飾られていました。 レトロですね
▲(右)女性用のカラフルな浴衣は500円で借りられます
館内の案内はこのくらいにして、お風呂へ向かいます。なかなか素晴らしかったですよ。
【入湯日:2007年2月14日 天候:曇り】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
会津若松の奥座敷、東山温泉へ行ってきました。
1300年前に開湯し、藩政時代から保養地として栄えた温泉で、会津藩の盛衰や白虎隊の悲劇を見続けてきた歴史を持っています。
そうした歴史的な背景もあるのでしょうか、郡山市の奥座敷でやや俗っぽさのある磐梯熱海温泉に比べると、山間の閑静な環境とあいまって、どこか高貴なイメージがあります。

▲(左)温泉街の入口です。赤い丸ポストが街並みにマッチしています
▲(右)夕方になるとボンボリに灯りがともされます

▲ブラブラ散歩しながら東山温泉の歴史も勉強できます
もちろん私の勝手な思い込みですが、それはひとえに登録有形文化財の宿である「向瀧」 のイメージがそのまま東山温泉のイメージに繋がっていると思われます。
「向瀧」は温泉街の入口に近い、川沿いに建つ数奇屋造りの宿です。昭和初期に建築されたという木造建築で、建物そのものが芸術品とも言われています。東山温泉の宿では必ず筆頭に紹介されていて、東山温泉の象徴でもあります。

▲登録有形文化財の宿「向瀧」です。 格式のある構えで温泉街の入口に威風堂々と建っています
そういう格式高い宿なので、日帰り入浴は不可。一応ダメもとで聞いてみましたが、
「うちはそういうのはやっていなんで…」
と即答されました。やっぱり。旅館の中もさぞかし素晴らしいのでしょうが、宿泊しないと見学できません。残念です。そのうち泊まりたいなあ、と思いますが、なにぶん自宅から1時間と近すぎるので旅気分にはならないのですよね。
仕方なく外観だけ見学し、温泉街をフラフラ散歩してみました。

▲(左)「向瀧」の上流にはいくつか大きな旅館が並んでいます
▲(中)新撰組の土方歳三が壁に大きく描かれているので行ってみると、すぐ下に「猿湯」と呼ばれる源泉(右)がありました。傷によく効くということで、戊辰戦争で傷ついた土方歳三がここで傷を癒したとのことです

▲(左)温泉街の通り。さみしい。さみしすぎます
▲(右)と思ったら、こんな店が! 表通りにあって目だっています。教育上よろしくないかと思うのですが…

▲(左)射的場もあるにはありましたが、「午後5時オープン」の時間になっても開きませんでした。 隣の床屋さんは営業していました
▲(右)足湯も12~3月は閉鎖。冬場は客が少ないのですね
由緒ある温泉地なのですが、冬の平日のせいか、とても閑散としていて寂しい感じです。潰れた旅館もチラホラ見かけました。宿泊客らしい人も歩いていないし、なんだか悲しい風景です。ストリップ小屋や射的場なんかもありましたが、閉まっています。週末などはオープンするのでしょうか。
温泉街の衰退が叫ばれて久しいですが、次回はもう少し賑やかな様子を見たいものです。
【訪問日:2007年2月14日 天候:曇り】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
郡山の奥座敷、磐梯熱海温泉へ行ってきました。
ここの日帰り入浴施設には入ったことがあるので、今回はどこか旅館のお風呂に入ろう、と選んだのは「幻灯庵 月の庭」。「まっぷるマガジン」を見ると、磐梯熱海温泉の旅館は立派なところが多く、かなりグレードが高い感じです。
どこもお風呂が素晴らしく、ずいぶん迷った末の選択ですが、「日本庭園を囲むようにして建つ昭和モダンなたたずまい」、「源泉掛け流し」 という記述にググっと来たわけです。ガイドブックの文章って、かなり大事ですね。私もずいぶんいろいろなガイドブックを作りましたが、私が書いた記事を読んで行った人も多かったはず。今さらながら恐縮します。

▲暗くなってから行きました。宿の看板、色といいデザインといい、怪しげなホテルっぽいと思ったのは私だけ?
▲(左)フロントとエントランスホールです。写真ではわかりにくいと思いますが、畳敷きです。 フロントの壁にはライトアップされた「月」が!
▲(中)ロビースペースです。高級感があります
▲(右)渡り廊下の途中もこんな感じです
「月の庭」は温泉街の中ほどにありました。温泉街と言っても磐梯熱海の駅前と違ってこのへんは大きな旅館が並んでいるだけで、あまり温泉街風情はありません。暗くなっていたし、冬で寒いし、浴衣でそぞろ歩きしているような人は誰もいませんでした。
旅館の入口はわりにこじんまりしているのだけれど、ロビーは大きな吹き抜けで広いエントランスをより広く見せています。 床はいきなりの畳敷き! ちょっと新鮮な感動でした。
入浴料金は500円。感じのいい応対を受けて浴室へ向かいます。平日のためか先客は1人だけ。すれ違いで出て行ったので、お風呂は一人占めでしたよ~。

▲(左)浴室入口にも「月」があります
▲(中)ごくごくシンプルな脱衣所
▲(右)脱衣所から直接入れるサウナもあります。そのドアの取っ手が湯桶をデザインしたものでした

▲(左)「玉肌の湯」は小さいほうの浴室。浴槽は大小2つあって、 小さな浴槽はジャグジーになっています
▲(右)ボディシャンプー、リンスインシャンプーだけではなく、コンディショナーもありました
▲(下 )試供品のクリームとピーリングジェル、それに綿棒が常備されています
▲温泉分析表もちゃんとあります。単純泉とありますが硫黄臭もしました
お湯は無色透明のアルカリ単純泉でほのかに硫黄臭。 53度の源泉を掛け流しにしています。ヌルヌル感は須賀川周辺の温泉のほうが上ですが、ここのヌルヌル度は適度でクセがなくさらりとしています。
ただし、湯がやや熱めなのと浴室があまり広くないので湯気でモウモウと立ちこめ、サウナ状態でした。しかもなぜか窓も開かないから外気を入れられず、あまり湯に浸かっていないのにすでに湯当たり気味。どうして窓が開かないんだろう?
こんなもんか~、と湯から上がり、男湯の前を通りかかると、誰もいない様子だったので、ちょっと覗いてみました。すると…。女湯の倍はありそうな広いお風呂じゃありませんか! しかも、檜造りの露天風呂までありました。なんか、これって、差がありすぎるんじゃないの~! たぶん交替制だろうから宿泊すれば両方に入れるのだけど、今回のように日帰り入浴の場合、どっちに当たるのかでかなり違いますよね~。これで入浴料金が同じなんて納得できない感じ。こういうときは料金に差を付けてもいいんじゃないでしょうか。

▲(左)こちらが男性用の浴室。湯が濁って見えるのは浴槽の色。湯は無色透明です。右手の戸を開けると、 趣を変えて総檜の露天風呂があります(右)。1~2人用サイズとこじんまりですが落ち着ける空間です

▲見事な日本庭園を囲むように建物が造られています。 夜なのでライトアップされた庭しか見られなかったのが残念。 もっと早い時間に来て湯上りの時間をゆっくり過ごしたいところです
【入湯日:2007年2月9日 天候:曇り】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
いきなりですが、今日はアフリカ・ナイジェリアの温泉について紹介します。
プロフィールを見ていただければわかるように私は今まで世界111ヶ国を旅していています。その中には温泉のある国も少なくありません。ハンガリー、ドイツ、ペルー、アルメニア、マダガスカル、エチオピアなんて国にもありました。日本のような温泉情緒や歓楽的要素はなく、どちらかというと療養目的のところが多いのですが、「温泉」という切り口で旅をするのもおもしろいですよ。
外国はあんまり興味ないという人も多いでしょうが、絵柄的にも変化があっていいのでは? と思うので、お国事情も交えながら、これからも思いついたらアップしていきますね。
ということで、今回はナイジェリアの温泉です。
ナイジェリアは西アフリカにあり、ギニア湾に面した国。人口は1億3000万、石油産出量は世界第6位という大国です。旧フランス植民地が多い西アフリカでは少数派の旧イギリス領なので、英語が通じます。フランス語オンリーで苦労してきたため、ほっと一息つける国でありました。治安が悪く警察が腐っている、という噂もありましたが、実際はそれほど危なくもないし警察も親切でした。外国人ツーリストはごく少なくて、私たちはどこでも注目のマトになっていました。
温泉は、そのナイジェリアの中東部にある「ヤンカリ国立公園」にある「ウイッキーホットスプリングス」。 熱帯植物の生い茂るジャングルの中に水が湧いていて、それが川のように流れているというだけのトロピカルかつワイルドな温泉で、日本人が持っている「温泉」のイメージとはかけ離れていますが、水温は31度あり、れっきとした温泉です。もちろん源泉掛け流しです。外気は熱いので涼しい木陰の中に湧く清涼な温泉は、まさに天国そのもの。シアワセな気分でまったりすごしました。

▲まさしく天然のままのトロピカルなジャングル風呂です。 ナイジェリア人の子供たちも大はしゃぎで遊んでいました

▲国立公園内にあるバンガロー。ツインで700円くらいと安い。 野生の猿も遊びにやってきます

▲国立公園内のサファリツアー。象が見られるはず…だったが、このときは小動物のみ。 大学生のツアーと一緒でした。いろんな部族が集まっているので、彼らの共通語も英語。 他民族国家は大変そうです
国立公園の入場料は1日180円、カメラ持ち込み料もかかり、それが1日450円と激高。国立公園内のサファリツアーはたったの90円。物価の安いナイジェリアならではです。
ナイジェリアというお国柄、外国人観光客はまったくいませんでしたが、ナイジェリア人には人気の観光地で、大学生や家族連れがたくさん来ていましたよ。そうそう、温泉は水着着用です。温泉プール感覚ですね。
日本のガイドブックにはまったく紹介されていないし、実際、ネットで検索したら、なんと上から2番目に自分が書いたコラムが出てきました。そのくらい知られていないということですね。
これを読んでもヤンカリ国立公園へ行く人はまずいないでしょうが、ナイジェリアにも温泉がある、ということを記憶してもらえるといいなあ、と思います。
↓
記事タイトル
↓
先日、栃木県境にある赤面山へ登ってきました。
栃木県側のマウントジーンズスキー場のゴンドラ終点からスタートし、赤面山山頂を経由して閉鎖された白河高原スキー場へ降りてくるというコースです。

▲赤面山の頂上です。すぐ後ろに見えるのは那須連峰のスダレ山。左手奥が朝日岳、 さらに見えませんが最高峰の茶臼岳と続きます

▲(左)赤面山からの下り。こんな低木がたくさん生えているし、雪が固くてボコボコです
▲(右)ゲレンデだった斜面。滑りやすいはずなのに、雪が重い!
いつもなら雪質がよくて滑りやすいのに、重い湿雪でスキーが回せません。さらに積雪量が少ないためブッシュが出ていて滑りにくいことこのうえなし。2月の厳冬期なのに、ジャケットを脱いで登るというのも暖冬だからです。やっぱり冬はもう少し寒くなってもらわないと、スキーも楽しくありません。
▲青い線が歩いたコース。4時間30分くらいの行程です
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
そんなわけで大汗をかいたわりに満足に滑れませんでした。
ちょっと話はそれますが、この日は平日だったのに、マウントジーンズスキー場はかなり賑わっていました。福島県のスキー場のように学校のスキー教室とかではなく、ファミリーや若者がたくさんいて、「やっぱり那須は華やかだなあ」 という印象を受けました。首都圏からのアクセスがよく、日帰りできる距離なのでしょう、駐車場には東京、千葉、埼玉ナンバーの車がたくさん止まっていました。やっぱり東北(福島県)と関東(栃木県)では違うんですね。マウントジーンズがこれだけ賑わっているのに、すぐ横にあった白河高原スキー場は閉鎖。スキー場にも格差社会があるようです。
なんて、なんでもこじつけてしまうのはよくありませんね。閉鎖されたのは、那須甲子有料道路(普通車930円)を通らなくちゃいけなかったからだと思います。
さてさて、お楽しみの温泉です!!
この日の温泉は、『泉崎さつき温泉』。泉崎村の公共宿泊施設に併設されて います。消去法選択であまり期待しないで行ったのですが… 、けっこうよかったのです。

▲(右)「ターミナル棟」の入口。公共の宿にしてはかなり立派なエントランス
▲(左)「ターミナル棟」の裏手は「ログ棟」。洒落たログコテージの宿泊施設があり、どちらも1泊2食付き6300円から利用できます
浴室は「ターミナル棟」という宿泊施設の中にありますが、外から直接入れる入口もあり、それぞれの入口からはそれぞれに脱衣所と内湯があり、その2つの内湯をつなぐ位置に露天風呂とサウナがある、という変った造り。つまり、2つの日帰り温泉施設がくっついて建っていて、露天風呂でつながっている、という感じ。おわかりでしょうか?
男性用も同じようです。
どうしてこんな構造になったのか不思議ですが、裏の「ログ棟」を新築する際に造った日帰り温泉施設「こがねの湯」 を、もともとある「ターミナル棟」の浴室とくっつけてしまったんですね。露天風呂を通って自由に行き来できるのですが、構造を知らなかったので、「???」でした。
お湯は源泉そのままで加温も加水もしていないとの表示がどちらの浴室にも表示されていました。無色透明の単純アルカリ泉、やや硫黄というか卵の黄身のような匂いも感じられます。湯温は39~41度くらいとややぬるめ。源泉温度が43.5度なので、加温せずにそのままというのは本当のようです。ヌルヌルの感触はこのあたり一帯の温泉に共通していて、先日行った「新菊島温泉」も同じようにヌルヌルでした。
外から直接入れるほうの浴室の湯船のほうが大きくて20人くらい入れるサイズ。洗い場も広くてカランは10ヶ所。小さい浴室は湯船が数人サイズでカランは9ヶ所あるので、数も十分です。年間パスポートを購入している地元客が多いようで、平日でも続々と人がやってきていました。
ところで、ここの温泉施設と宿泊施設は「泉崎カントリービレッジ」内にあるのですが、 ホームページを見ると、敷地内には体育館やテニスコート、サイクルスタジアム、陸上競技場などのスポーツ施設が集まっています。かなり立派です。「村」の施設としては贅沢すぎる感じがします。
そういえば、この泉崎村、先日どこかのTV番組で「夕張市並みに借金が多い市町村ベスト(ワースト?)10」 として紹介されていましたが、もしかして、ここの施設も赤字なのかな、と心配になりました。なかなかいい温泉でもあるし、財政破綻などせず、がんばって存続してほしいものです。

▲(左)2ヶ所の内湯を結ぶ位置に造られた露天風呂。向こうにサウナのあとに入るように水風呂もあるが、 暖冬とはいえ、さすがに露天の水風呂は寒すぎるのでは? 手前側が大きな内湯、 向こうのドアはサウナと小さい内湯になっている
▲(右)大きいほうの内湯。20人くらい入れる湯船。お湯は39度とぬるめ

▲(左)2ヶ所の浴室ともに「源泉掛け流し』の表示があります
▲(中)小さいほうの脱衣所。カゴと棚のほか、無料の貴重品ロッカーもありました
▲(右)試供品のピーリングジェル、ドライヤーが2台

▲(左)温泉分析書もちゃんとありました。源泉温度は43.5度。 おそらく加温しないで湯船にそのまま注いでいる
▲(右)中庭を囲むように造られたガラス張りのロビースペース。食堂もありました
<DATA>
泉崎さつき温泉(アルカリ単純泉)
日帰り入浴 500円、9~21時
1泊2食6300円~
【入湯日:2007年2月5日 天候:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
暖かい伊豆半島から戻った翌々日は雪山へ出かけました。
私の趣味であるバックカントリースキーが目的です。いや~、暖かい春から一転、一面の雪世界です。今年は暖冬だといえ、裏磐梯はやはり雪が多いのです。
この日は雪もチラチラ降っていたので、お気軽に裏磐梯猫魔スキー場から雄国沼へ降り、雄国沼休憩舎でお昼ごはんを食べて同じコースを戻ってくる、というルート。視界も利かないので、コンパスのほか、GPSも使います。自分の通ってきたルートをたどることができるので、かなり安心感があります。

▲(左)裏磐梯・猫魔ヶ岳の裾野を雄国沼へ向かって樹林帯を進む
▲(右)雄国沼の休憩舎が見えてきました

▲(左)休憩舎は無人だけど立派なログハウス。トイレもあって快適
▲(右)ここで昼食にしてから同じ道を戻りました
そんなわけで、全行程3時間くらいのショートツアーから無事にスキー場へ戻り、帰りにはお決まりの温泉です。磐梯エリアにはたくさん温泉があるのでよりどりみどり。さあて、どこに入ろうかと考えながら帰路に付くと、川上温泉の看板が目に付きました。最初は「元湯」という看板が出ていた宿へ行くと本日休業。そこで次に目に付いた「いちろう荘」へ。
日帰り入浴料は500円。田舎のおばあちゃん風情に案内されました。廊下の突き当たりが男女別の内湯。家庭用かと見まごうばかりのシンプルすぎる脱衣所で、お風呂もせいぜい数人が入れるだけのサイズですが、湯船には適温で透明な湯がなみなみと注がれていました。味はややミネラル分が強く泉質は低調性単純泉。おそらく掛け流しかと思われます。
男湯のほうに入ったダンナのけんちゃんが言うには浴槽はもう少し広くて、湯には黒い湯の花があったというのだけど、女湯では気が付かなかった。あったとしてもごく少量のようです。
湯から出ると、おばちゃんが
「あったまったでしょ。しばらくポカポカするよ」
と話しかけてきた。それで少し話を聞いてみると…、
「息子と娘がいるけどねえ。東京へ出て行っちゃてるし、ここも継がないって言ってるんだよねえ。それはいいんだけど、お湯がもったいないと思ってね」
とちょっとさみしそう。お湯は川上温泉では唯一、源泉そのままの掛け流しだそうで、それも常連さんがわざわざ書いてくれたPRのポスターが貼られているだけで特に宣伝もしていない。
「ちゃんと表に、誰でもわかるように『源泉掛け流し』って書けばいいんですよ」
とアドバイスしてきたけれど、おばちゃん(おばあちゃんに近い年齢か?)一人で切り盛りしているわけだから、あまり客がたくさん来ても困るのかも知れないなあ、とふと思ったりしました。
この宿は現在は素泊まりのみで1人2500円と格安。おそらく以前は食事も出していたのだろうけれど、やっぱり同じ理由で辞めたのでしょうか。
それでも、常連さんはけっこういるようで、荷物を置きっぱなしにして何度も来る人もいるそうな。この日も平日なのに1人泊まっておられました。
確かにお湯はいいし、料金は安いし、コストパフォーマンスは高いのは確か。おばちゃんを元気づけるためにも、みなさん一度泊まってみてくださ~い!
「いちろう荘」(0241-32-2913)
日帰り入浴500円、朝7時~夜10時(おばちゃんが起きていれば何時でもOK)。

▲(左)「いちろう荘」の女性用内風呂。浴槽は数人入れるサイズでカランは一つだけ
▲(右)棚もな~んにもないシンプルすぎる脱衣所

▲(左)浴室と玄関を結ぶ廊下。左側と2階が客室
▲(右)食事提供はない代わりキッチンは自由に利用できる
▲(下)「いちろう荘」の外観。正しい民宿風の構えです

▲(左)「『いちろう荘』で同じ名前だからって、お客さんが持ってきてくれたの」と、 イチローのポスターの横に立つおばちゃん
▲(右)常連さんが書いてくれたという、「いちろう荘」の温泉についてのPR。100%源泉だとのこと
【入湯日:2007年2月2日】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓

箕輪スキー場から箕輪山へ登りました!磐梯山がよく見えます。降りてからお楽しみの温泉で?す!
↓
記事タイトル
↓
ループ橋の手前を右折して進んでいくと河津七滝。その近くに『七滝茶屋』があります。入口にイノシシの剥製があるくらいで、それ以外は観光地によくある感じの何の変哲もない外観です。食堂のメニューもせいぜい山菜ソバやうどん、中伊豆なので名物のワサビを使った料理を出すのだろう、と思われがちですが、意外や意外、ここは苺のデザートで有名なのです。

▲(左)外見はごくフツーでお洒落な苺のデザートのイメージはまったくありません
▲(右)入口にイノシシの剥製。保存状態悪し

▲(左)いちごパフェ(630円)。
▲(右)いちご三昧(1260円)。いちごジュース、フレッシュ苺、クラッシュドストロベリーの3品。時季によって生の苺の代わりに別メニューになる
今回の旅を締めくくるべく、私たちは当然、いちごのデザートを注文しました。私が「いちご三昧」(1260円)、金さんは「いちごパフェ」(630円)、K氏は…、腹が減っていたらしく山菜ソバでした。オヤジです。
いちご三昧は苺ジュースと生の苺、それと凍らせた苺を細かく砕いたクラッシュドストロベリー。自慢メニューの「クラッシュド・ストロベリー」はもとより、どれもおいしいのですが、やっぱり摘みたての生のいちごが絶品です。
おいしさの秘密は、ここは苺農家の経営だから。「しずたから」 という、ここの農園でしか作っていないオリジナルの品種らしいです。大きくてツヤがあって、ほどほどの酸味があって、歯ごたえもしっかりあるおいしい苺です。自家農園で採れたフレッシュな苺が食べられるのは、1月から5月のGWまで。絶対行くべし。生の苺以外は1年中ありますよ。
苺を食べて春の味を堪能したら、すでに4時近く。あっという間に時間が経ってしまいました。
本当は天城いのしし村でいのししのショーも見たかった。 浄蓮の滝も久しぶりに見たかった。 修善寺温泉も寄っておきたかった。私が考えたコースは盛りだくさんすぎて1泊じゃ全然足りません。2泊3日は必要でした。
最後の イベントとして国道と平行して走る旧天城街道経由で旧道天城トンネルを通ることに。『伊豆の踊り子』の情緒に浸る予定だったのに、道中は「旧道の峠には踊り子の幽霊が出る」という話題で盛り上がってしまい、一同、緊張しながらトンネルを抜けたのでした。ちなみに、このトンネルは長さ446m、石造りのトンネルとしては日本一長く、国の重要文化財にも指定されているそうです。普段なら観光客やハイカーがたくさんいて賑やかなのですが、誰もいない夕暮れ時はけっこうスリルありましたよ。
伊豆半島の旅、まだまだ不完全燃焼です。今回は西伊豆へも行っていないし、中伊豆も結局、通り過ぎただけとなってしまいました。ごんちゃんもしきりに私に歯をむき出して「帰りたくないよ」とアピールしています。私もまだ帰りたくないなあ、と後ろ髪を引かれつつ、東名高速沼津ICから帰路に着いたのでした。
ごんちゃん、また行こうね。
▲旧道にある天城トンネル。何でも旧道の峠には踊り子の幽霊が出るとか。 一人で行ったらちょっと恐いかも(撮影:K氏)

▲ごんちゃん、私が知らない間に「アップルシード」でお土産をもらっていました。 まったくお犬さまさまの宿ですね~
【訪問日:2007年1月31日 天候:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
東伊豆の海沿いを南下してきた旅は下田を折り返し地点に、今度は中伊豆方面へと進路を変更。
今までの明るく開放的なムードから一転、歴史と文学の香り漂うしっとりした情緒に包まれます。
湯ヶ野、湯ヶ島、天城、修善寺など、川端康成の『伊豆の踊り子』とか、松本清張の小説や石川さゆりの歌でも有名な『天城越え』などの舞台なので、先入観もどっぷり入っていますが、あながち間違ったイメージではないと思います。
その中伊豆まで行く手前にお目当ての温泉があります。下田から国道414号線、通称天城街道を行き、蓮台寺温泉のすぐ近くにある『千人風呂金谷旅館』 がそれ。温泉名は「蓮台寺温泉」ではなく「下田河内(こうち)温泉」 の一軒宿ということらしいです。
ありふれた田舎の集落の中にあるものの、敷地約2000坪、江戸末期から創業する老舗旅館で、 日本最大級の総檜大浴場で知られています。千人風呂は大正四年、「伊豆の名物になるような風呂を造りたい」という思いから造られたもので、長さ15m、幅5m、深さ1m以上になる箇所もあり、他の客に迷惑がかからなければ泳いでもOKとのことです。しかも、女性もバスタオル巻きで入れるというじゃありませんか! これはもう、行くしかありません。

▲南伊豆特有の「なまこ壁」の建物です
ごんちゃんは車の中でお留守番。ごめんね、しばらく待っててちょうーだい。
『金谷旅館』の入浴料金は1000円。レトロでいい感じの建物です。

▲玄関を入ったところ。左が受付で、右手にロビーがあります。 奥の突き当りがお風呂です
お湯は自家源泉の掛け流し、泉質は弱アルカリ性単純泉。無色透明のさらりとした感触の湯で皮膚病によく効くとのことで、もちろん飲用もOK。スバラシすぎます。
噂の千人風呂へは女性用脱衣所から直接入れます。女性用の内湯とは別の扉があり、そこを開けるとすでに浴槽の一部になり、そこにもう一枚の扉があるという厳重さ。反対側からは鍵を使わないと入ってこれないので安心です。バスタオル巻きで入ってOKなので、1枚目の扉を開けて湯船に浸かりながら2枚目の扉を開けてスルリスルリと湯船の中を移動すれば、ごく自然に混浴ができるという、素晴らしいシステム。よく考えられているなあ、と感心しました。女性にとっては混浴難易度きわめて低く初心者向けといえましょう。

▲(左)千人風呂では3体のブロンズ像にも注目。伊東市の重岡建治氏の作品だとか。 レトロモダンな雰囲気を盛り上げてます。右端にいるのは海坊主ではなくK氏でございます
▲(右)女性用脱衣所にある「千人風呂」への扉。鍵を持って入ります
一方、女性専用の内湯「万葉の湯」も素晴らしくてびっくりしました。
こちらは平成3年に造られたというから比較的新しいものですが、幅5m、長さ11mと千人風呂より一回り狭いくらい。深さも最深1mくらいで、やはり泳ぐこともできます。浴槽は4つに分かれていてそれぞれ湯温が違います。それだけでなく、「千人風呂」、「万葉の湯」それぞれに露天風呂もあります。露天風呂には打たせ湯があったり、寝湯があったりしてなかなかなのですが、内湯の素晴らしさには比べるべくもありません。ここは何より内湯に尽きるでしょう。そのどちらへも入れるわけなので、この旅館では女性のほうが絶対オトクです。
今まで男性用の浴室が女性用に比べて広い場合も多々あって、悔しい思いをさせられましたが、『千人風呂金谷旅館』では「女でよかった~」と実感しました。女性の方、 ぜひ行ってくださいね~。
また、貸切で利用できる「一銭湯」もあるそうです。明治の末に造られた旅館でもっとも古いお風呂で、一銭箱に一銭を入れて利用されていたことから命名されたとのこと。パンフレットでしか見てませんが、木造の湯小屋風で、こじんまりとしたよさげなお風呂ですよ。今度は泊まりで利用してみたいものです。

▲(左)女性用の内湯「万葉の湯」。湯温がそれぞれ違う浴槽が4つある
▲(中)掛け流しの湯が豊富に注がれています
▲(右)女性用の露天風呂。男性用も同じくらいのサイズ。奥が寝ながら入れるよう浅くなっている。展望はない

▲畳敷きの湯上りスペース。丸窓がなんともレトロチック

▲館内は懐かしさの中に機能的な点も考慮されている感じです
【入湯日:2007年1月31日 天候:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
伊豆高原をあとに国道135号をさらに南下します。目指すは白浜。 飼い主の趣味で山にしか行かないごんちゃんを海で遊ばせてあげよう、という計画です。都会暮らしのごんちゃん、 海を見たらびっくりしそうです。
白浜といえば、南伊豆きっての白砂のビーチとして有名です。まずはビーチの入口にある「白浜神社」 へお参りすると…、河津桜が咲き始めていました! 河津桜は早咲きで知られる桜ですが、たしか花期は2月後半だったような気が…。 やっぱり暖冬のせいでしょうか。

▲白浜神社は伊豆の国の一宮です。参拝者は無料で駐車場を利用できます(撮影:K氏)
▲咲き始めの河津桜。キレイなピンク色です(撮影:K氏)
神社のすぐ裏手が白浜の海岸です。名前どおりの白いキレイなビーチと青い海、青い空が広がっていました~! 冬なのにサーファーもたくさん来ています。ごんちゃん、最初は久しぶりの海にこわごわしていた様子でしたが、 リードを放してあげると楽しそうに波と戯れはじめました。 最近は犬を放して遊ばせるドッグランなるものがあちこちにできていますが、 こうした自然の中で走れるほうが犬にとってはうれしいみたい。特に他の犬と仲良くできないごんちゃんにとっては、 誰もいない冬の海は最高の天然ドッグラン(ヘンな言い方!)。アイヌ犬と伊豆の海っていう組み合わせもナカナカなのでは?

▲(左)ちょっとこわごわ? ごんちゃん、お尻がひけちゃってます(撮影:K氏)
▲(右)放してあげたら、うれしそうに走り出しました(撮影:K氏)
▲波打ち際を歩くごんちゃん。込み合う夏は無理だけど、 人の少ない冬ならノーリードで遊ばせることもできます♪(周囲に配慮した上でネ)
次なる目的地は白浜のすぐ南、爪木崎。
須崎半島の東南端に位置する草原台地で、冬に咲く野水仙の名所です。300万株とも言われる野水仙が一面に咲く風景は伊豆の春をまさに先取りしている感じです。水仙が開花する12月下旬~1月末には水仙まつりも開催されているとのこと。今日がその最後の日ということで駐車料金500円を徴収されましたが、 秋刀魚の炭火焼が無料で食べ放題だったので、よしとしましょう。ちゃんとごんちゃんの分もくれたしね。
水仙はもう盛りを過ぎていたものの、 車から降りた瞬間から甘い香りが漂ってきて、一足早い春を体感できます。 先端の爪木崎灯台までの遊歩道沿いにたくさん咲いていて、その水仙の間を進んでいくと、爪木崎の灯台がありました。
白亜の灯台からは運がよければ大島から利島、鵜渡根島、新島、三宅島、御蔵島、式根島、神津島、神子元島までずら~っと伊豆半島が横並びに見渡せます(らしい)。今日も天気はいいのですが、見えたのは大島と神津島くらいでした。よっぽど条件のいいときじゃないと看板どおりには見えないようです。

▲(左)水仙はもう花の最盛期を過ぎていましたが、甘い香りが漂っていました(撮影:K氏)
▲(右)水仙の甘い香りを嗅ぎながらごんちゃんと一緒に遊歩道を散歩します(撮影:K氏)

▲(左)「水仙祭り」で無料で配られていた秋刀魚。こうして炭火で焼くとおいしさひとしお。 ごんちゃんもバクバク食べてました
▲(中)爪木崎灯台からは大海原が見渡せます
▲(右)灯台の見晴らし台にあった案内板。水平線上にずらりと伊豆七島が見えるときもあるそうです
爪木崎の次は下田へ。名物だというキンメダイコロッケを探しながら市内をウロウロしたのですが、発見できず。残念ですがさっき秋刀魚も食べたし、あまりお腹も減っていないということで、先へ進みます。 ここからは中伊豆方面へ北上しますが、いよいよ本日のメイン、温泉へ向かいますよ!
そうそう、下田駅前で温泉を発見! 無料の足湯がありましたよ。
▲(上)伊豆急行下田駅前の「下田温泉」。 パームツリーやアロエなどが植えられてトロピカルムードを演出しています。駅前にあるのは足湯のみ(下左)ですが、 ちゃんと温泉分析書(下右)もありました。泉質は弱アルカリ泉です
【訪問日:2007年1月31日 天候:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
ごんちゃんと一緒に楽しく滞在した「アップルシード」をチェックアウトし、大室山へ。
標高580m、上部が削れた美しい円錐形を呈するこの山は伊豆高原の象徴的存在。 火山砕屑物だけが堆積した山で、山肌に樹木は一本も生えていません。
現在、山肌が荒れていて修復工事中とのことで、歩いての登山は禁止されていますが、その代わりにリフトを使ってラクラク頂上へ登ることができます。リフトは抱っこできるサイズの犬なら一緒に乗ってOK、ということでごんちゃんも同行です。
大室山の山頂部はお鉢のようになっていて、深さ30mの底へ降りることもできます。途中に浅間神社もありましたが、底部にはアーチェリー場が造られていてちょっと興ざめです。それよりもここをドッグランにして開放したほうがいいのでは? なんて思ってしまいました。
お鉢の縁は約1km。歩いて一周してみました。この日は風が強かったものの、雲ひとつない見事な快晴。 富士山から相模湾まで、360度の絶景が楽しめましたよ。
今まで下から眺めただけで登ったのは初めてでしたが、大室山、天気がいい日はかなり、オススメです。「アップルシード」で聞かなかったら行っていなかったかも。よかったです。
▲(左)ごんちゃんも抱っこされてリフトに乗り込みます。大人往復420円。犬は無料です
▲(右)大室山からの絶景。手前の人工的な景観はゴルフ場です

▲上空から見た大室山(伊豆高原 大室山登山リフトオフィシャルサイトより転載)

▲(上)富士山をバックにしたりりしい日本犬。いかにもニッポンらしい写真ですなあ
▲(下)お鉢一周ルートを歩くと富士山から相模湾まで360度の大展望が堪能できます

▲お地蔵様も並んで富士山を眺めておったとです
大室山からの絶景に感動が収まらない我々、白浜へ向かうべく国道に出て南下します。すると、そこにはなにやら怪しげなものが!!
その名も「怪しい少年少女博物館」。

▲国道135号沿いにありました。意外に地味な看板なので目立ちません
中途半端にレトロな外観といい、おかしなオブジェといい、一体どんなところでありましょう? 外観を写真撮影しただけで通りすぎてしまったのが後悔されてなりません。勇気を出して行っておけばよかった。
→「まっぷるマガジン伊豆」 には広告まで載っていました。それによると、「ふしぎで懐かしい、かわいくてキモい、とっても怪しい博物館」とあります。アンガールズの山根くんのような人がいるのでしょうか? 誰か行ったことのある人、報告されたし

▲(左)K氏が撮影していたら、中の怪しい人影が逃げるようにして奥へ入っていったとか。 すでに怪しい
▲(右)二宮金次郎が立ちションしていました
【訪問日:2007年1月31日】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
最後になりましたが、「アップルシード」 には温泉もあります。浴室は客室のある建物とは離れた棟にあり、浴室は2つ。それぞれ数人は入れるサイズの浴槽があります。露天風呂こそないものの、高台にあるので浴室の窓を開ければ抜群の展望を楽しめます。
湯上りスペースも広くて旅館の定番ともいえる卓球台がありました。やはり超ペンション級といえましょう。犬も脱衣所までは一緒に入れます。ちゃんと専用のケージがあり、飼い主が入浴している間はそこに入れておけるようになっていますが…、そこまで連れて行かなくてもいいのでは? という素朴な疑問も。片時も離れていられないペットが多いのでしょうかね。ごんちゃんの場合はこういう場合、部屋でおとなしく留守番できます。ケージに入っている状態が落ち着くようです。
ところで、ここの温泉は小室温泉という名称で、泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉。 無色透明で味はややミネラル分のある硬質な感じです。掛け流しかどうかは確認できなかったけれど、蛇口には「温泉」「水」「お湯」の3種類あるので、「温泉」からドバドバ投入すれば源泉掛け流しということになりますよね♪

▲(左)ちゃんと温泉分析書もありました
▲(右)「温泉」と書かれた蛇口がありますよ♪

▲(左)シャンプー&コンディショナーもちょっとグレード高し
▲(右)湯は無色透明でクセがありません。こんな浴室が2つあります
▲(下) 犬も脱衣所までは一緒に入れます。 専用ケージに入ってうらやましそうに私たちを見るごんちゃん

▲風呂上りのスペースには卓球台もあります。これこそ「ペンション」でなく「旅館」の証し?
他の犬連れ専用宿を知らないし、1泊しかしてないものの、温泉、料理、ペット施設ともにかなりグレード高い判定です。オーナーの関口さんはフレンドリーで親しみやすいキャラで、オープン時の苦労話などもいろいろ話してくださいました。もともとは東京の某出版社でバリバリ働いていたそうです。私や金さん、K氏と同年代だとのことで、頑張ってほしいものです。
紹介が最後になりましたが、ここの飼犬は5匹もいます。一番の年長、11歳になるシェルティのキャロラインはおっとり。パピヨンのさくらは少しわがまま? ポメラニアンのぷりん&カルビはお茶目、看板犬見習いのパピヨン、ことりは好奇心旺盛で元気盛り。人見知り、犬見知りのごんちゃんはみんなと仲良く出来なかったけれど、私は仲良くしてもらいましたよ~。
「犬専用宿」の経営、苦労もたくさんありそうですが、豊かな自然に囲まれて、富士山を眺めながら温泉に入れて、毎日いろんな犬と触れ合えるのなら、けっこう楽しい生活かもしれませんね。

▲「アップルシード」オーナーの関口さん夫妻。ご主人は宮城県出身、 アイドルのようにかわいらしい奥さんの清美さんは愛知県出身。東京の某出版社を退社し、 2年前に開業したばかり。誰? 美女と野獣のようなんていっているのは(失礼)

▲(左)ドッグランには飼い主が寛げる遊具(?)もあります
▲(右)おおお~! 庭から富士山がばっちり見えます。絶景ですよ!!

▲(左)ごんちゃん、うれしそうに走りまわります
▲(右)「アップルシード」からごんちゃんにうれしいプレゼント。なかなかかわいく撮れてます。ちなみに2度目の宿泊時にはフレーム付きの写真がもらえます
【宿泊日:2007年1月30~31日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
私たちが泊まった犬連れ専用宿「アップルシード」は、一碧湖の東、小高い丘の上にある敷地面積1000坪という広大な宿です。もともとはとある企業の保養所だったものを現在のオーナーが買い取って改装し、2年前に犬連れ宿としてオープン。建物面積が広いため、行政的には「ペンション」ではなく「旅館」に区分されるとかで、開業するにあたってはずいぶん苦労したようです。なるほど、だから宿名にペンションが付かないのですね。館内の広さといい、あとで書きますが、お風呂も超ペンション級なのはそのためなのです。
ところで、ここの食事、私的にはかなりイケていました。オーナーによると地元の食材を使った創作洋食とのことですが、イタリアンテイストが存分に入ってます。何を隠そう、ワタクシ、イタリアンが大好き。特にピザには目がないのです。ここのピザ、私好みのパリパリで絶品でした。食べ放題というのもホントウでした。食べ終わると「お替りどうですか?」と聞いてくれます。食べたかったけれど、昼食が遅かったせいもあって、もうお腹がいっぱい。残念だけどお替りはやめておきました。

▲(左)テーブルの上にはやはり私たちの名前ではなく、ごんちゃんの名前。 この宿は食堂へも犬を連れて入れます。ここまで自由なところは意外に少ないのです。でもごんちゃん、 他の犬と仲良くできないので食事の時間は部屋で留守番です
▲(右)食堂も広くて超ペンション級。ゆったりしているので犬ものびのびできます

▲(左)イタリアンだけど、最初は地ビールを頼んでみました。 発泡酒とはやっぱり味わいが違います
▲(中)最初はグリーンサラダです
▲(右)マグロも洋風に調理されてこのとおり。付け合せはベイビーリーフというそうです
▲自家製スープです
▲牛肉のソテー。柔らかくておいしいです
▲ピザは1人1枚、3種類から選べます。焼き立てなのでうまい! パリパリの皮が私好みです。 スペインの白ワインもオーダーしましたよ
▲デザートは甘すぎない大人の味。フレッシュフルーツもつきます。食後のコーヒーはセルフサービスでお替わり自由。けっこうボリュームたっぷりでした
一方、ごんちゃんの食事は金さんが持参したものを部屋で与えていました。ちゃんと犬用のメニューもあるから他の子と仲良くできればみんなと一緒に食堂で食べられるんだけどねえ。もう一組、東京から来た熟年夫婦はペットのダンくんと楽しそうに食事していたのに。でも優しいオーナー、ごんちゃんに、と犬用クッキーをくれました。

▲(左)部屋でドッグフードをもらうごんちゃん
▲(中)ごんちゃんに自家製犬用クッキーをいただきました
▲(右)ワンちゃん用メニューもあります
▲朝食には奥サマ手製の焼き立てパンを出してくれます。とってもおいしかったので1人3個も食べたてしまい、 この日は昼食が食べられず。コーヒー&ジュースもセルフサービスでお替り自由でした
【宿泊日:2007年1月30~31日】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
海辺の温泉を堪能したあとは、少し戻って伊豆高原にある本日の宿へ向かいます。
今回、犬連れ旅を計画するにあたって、一番時間をかけて探したのが宿でした。伊豆にはたくさんの犬連れOKの宿があるし、どこもよさそうなので悩みに悩みました。特に伊豆高原に集中しているのはナゼなのでしょう?
犬連れOKと言っても千差万別で、犬はケージに入れて専用の部屋に入れられてしまうところ(それじゃ意味ないじゃん!!)、小型犬のみOKのところ、館内どこも犬OKのところ、食堂には犬を連れて行けないところ、などなどいろいろなんですよ。
それに、このブログの主テーマが「温泉」なので、温泉がないと話になりません。値段もあまりに高いところはダメです。というわけで、
①温泉がある
②ドッグランがある
③部屋の中も犬と一緒に入れる
という条件で絞りこんでいき、ホームページやガイドブックなどで検討し、最後は私の独断で、一碧湖に近い「アップルシード」に決定~! 「伊豆の素材を生かしたプチイタリアン」「手作りピザが食べ放題」 というのが、かなりポイント高し。 最近、ちょっと旅館の和食には食傷気味だったので…。なんていったら贅沢ですね、すみません。
そのほか、ここには室内に犬用プレイルームもあるし、浴室も脱衣所まで犬連れで入ることができます。1泊2食1人12390円+入湯税、K氏は一人で一部屋を使うのでさらに3000円アップ。冬の平日でこの値段は少々高いかな、という気もしないではないですが、私が調べた限りでは犬連れ専用宿というのはどうも相場が高いようです。人間だけの場合と違って、いろいろ工夫やサービスがあるのだろう、と思います。
さてさて、気になる犬連れ宿とは、いったいどんな感じなんでしょう?
温泉でゆっくりしていたので、「アップルシード」に到着したときは、もう暗くなりかけていました。玄関のWELCOMEボードには私たち人間の名前ではなく、「ごんちゃん」の名前が書かれていて、「ここでは犬が主役なのか」と初めて気が付きました。オーナーによると、99%は犬を連れた客だとのこと。
玄関を入ったところには、犬の足を拭くための小さなバケツと雑巾が置かれていて、バケツにもそれぞれの犬の名前が書かれています。う~む。
ほかにも受付の周囲に犬グッズが販売されていたり、廊下の隅には犬用の餌・水入れが用意されているなど、犬連れ専用宿ならではのサービスや工夫がありますが、それ以外はごく普通の宿です。意外だったのは、犬がたくさん出入りしているはずなのに、動物臭さがまったくなかったこと。汚れもないし、 むしろそのへんの旅館やペンションよりもずっと清潔でキレイです。かなり掃除が大変だろうな、と思いました(→あとで聞くと奥サマが毎日徹底的に掃除するのだとか)。

▲(左)とある企業の保養所を改装したという「アップルシード」。敷地面積1000坪、建物面積も広いため 「ペンション」ではなく 「旅館」のカテゴリーになっているとか。展望のよい小高い丘の上に建っています
▲(右)玄関の歓迎ボードには人間の名前ではなくペットの名前が書かれていました。今日はほかにもう一組お客さんがいるようです

▲玄関を入ったところ(左)と受付&ロビー(右)。犬の足に優しいじゅうたん敷きです。 掃除が大変でしょうね
▲(下)いろんな犬グッズが売っていました
▲(左)廊下の隅に置かれている水&餌入れ。自由に使えます
▲(中)玄関には犬別に足拭き用の雑巾&バケツが用意されています。入るときにはちゃんと犬の足の裏を洗います
▲(右)犬宿らしいオブジェ
もちろん、庭には広いドッグランもあります。いつでも利用できるし、夜使う人のために、玄関には懐中電灯まで用意されているという心配りがスバラシイです。ごんちゃんも大喜びで走り回っていましたが、他の犬と仲良くできない性格ゆえ、込み合う週末などは注意が必要ですね。

▲(左)早朝、ドッグランで遊ぶごんちゃん。 タオルを結んであげたおもちゃを気に入ってくれたようです
▲(右)室内プレイルームでもタオルを放さないごんちゃん
▲(下)プレイルームには今まで訪問したペットたちの写真がたくさん貼られていましたよ

▲ごんちゃんをプレイルームに誘っているのですが、部屋の扉から覗いて警戒しています。飼い主の金さんがそばにいないと私のそばに来てくれません
そんなわけで、ここはあくまでも犬が主役です。上記のようにお犬様のための施設がとても充実していて、至れり尽くせりです。 ドッグランと室内プレイルームの両方あるというのは、数多くある犬連れ宿の中でもかなり珍しい のではないでしょうか?
私も犬を連れて旅行したことはありますが、夜は車の中に入れておいたり、一緒に車の中やテントで泊まったりしていたので、こうしたちゃんとした犬連れの宿に泊まるのは初めて。オーナーも客も愛犬家だけに、しっかり考えられているんだな、と感心しました。

▲(左)客室はシンプルです
▲(右)左の戸は押入れ、右がトイレ&洗面台です。畳からいきなりトイレというのは少々違和感あり
▲(下)和室に犬を連れ込んでもいいのはなんだか悪い気がします。我が実家ではあたりまえの風景ですが、宿ですからね。そのわりに畳がすっごくキレイなのは、奥サマの掃除が徹底しているということでしょうか? ご苦労様です
▲(左)お犬様のためにペット用トイレ、トイレシーツ、脱臭剤、コロコロローラー(正式名称はわかりません) が用意されてます
▲(右)一応、人間用にもタオルや洗面具はありました! ホッ!(→ない宿もあるみたいです)
一方、人間サマのほうは…、2人+1匹で6畳一間です。縁側やベランダなどのスペースがないのでちょっと狭いかも。それと、部屋にトイレと洗面台が付いているのはいいのですが、畳の部分からいきなりトイレの戸があるのは、なんとなくなじめませんでした。保養所だった建物なので、もともとは部屋にトイレなどなかったのを無理にあとから付けたんでしょうね。犬が一緒だとそのほうがいろいろ便利ですから。オーナー、苦労されてます。
それにしても、畳の部屋に犬を入れるのは少々罪悪感。いいのでしょうか? 一応犬が粗相をしたときのために脱臭剤やトイレ、トイレシートなどが用意されていますが…。
また、布団も自分たちで敷きます。基本的にセルフサービスなのは気楽です。
ちなみに、ごんちゃんは寝るときはケージに入れましたが、布団の上に犬が乗ったり、一緒に寝たりしてもいいのでしょうか?
【宿泊日:2007年1月30~31日 天気:快晴】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓

会津若松に近い東山温泉にいます。有名な「向滝」は日帰り入浴不可なので他を当たります。
↓
記事タイトル
↓
伊東の温泉でも川奈の食事処でも、ごんちゃんは車の中で留守番。なんだか悪いなあと思いつつ、午後も遅くなってしまいました。ごんちゃんがしきりに私の顔を見ては唸っています。
「早く私が遊べるところに連れて行ってよ」
と言っているような気がします。記事のタイトルに「犬連れ旅」と銘打っているわりに、肝心のごんちゃんが楽しめずかわいそうだし、そろそろごんちゃんに活躍してもらわなければなりません。そこで向かった先は城ヶ崎。

▲車の中はタイクツだワン。早く遊びたいよ!!(撮影:K氏)
城ヶ崎は天城山や大室山などの火山の噴火による溶岩でできたリアス式海岸で、断崖絶壁が幾重にもなって続くダイナミックな風景が見られます。門脇灯台を中心に全長9kmものハイキングコースが整備されています。特に門脇崎にある吊り橋は高さ23m、長さ48mでスリル満点。灯台から吊り橋周辺が城ヶ崎のハイライトにもなっています。
ここでやっとごんちゃんも車から降ろしてもらって散歩することができました。雪山にはしょっちゅう連れてもらっているごんちゃん。久しぶりに見る海に感動? してくれたらいいなあ。

▲(左)門脇崎吊り橋を渡るごんちゃんと金さん
▲(右)吊り橋の上からこわごわ海を覗き込むごんちゃん。ちょっと腰が引けてる感じ(撮影:K氏)

▲(左)城ヶ崎は天城火山の溶岩が流出して出来たリアス式海岸。 ダイナミックな景観が見られます
▲(右)いわばでポーズを取るごんちゃん。モデル犬としての自覚が出てきた?

▲(左)城ヶ崎の灯台近くにある土産物店の周囲には野良猫がたくさんいました。ごんちゃん、反応。 猫はけっこう図太くてごんちゃんに目を付けられても逃げません
▲(右)喉が渇いたから水を飲むワン

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
城ヶ崎でお散歩♪ のあとはまたしても温泉です。東伊豆のこのへんには海沿いに造られたロケーション最高の露天風呂がいくつかあるのです。私たちは北川(ほっかわ)温泉にある「黒根岩風呂」 へ行きましたよ~。
ここは午前6時45分~9時45分、午後4~23時という営業時間なので、時間を合わせていかないと入り損ねます。金さんも私も過去入り損ねた組なので、今日は4時までまだ少しあったものの、駐車場で待って一番風呂を楽しみました。
3つある湯船はどれも混浴ですが、脱衣所は男女別になっているし、女性はバスタオル巻きもOKなので、 混浴難易度は低い のがうれしいところです。何しろ道路からも丸見えなのです。

▲(左)湯はどこも少々熱めです。一番奥にある湯船は開放感に溢れているけれど上の道路から丸見え。 他の2つは道路からは見えないものの、 同様に開放感たっぷりなので女性は自分がよくてもバスタオルを巻いたほうが世間的には良いのかと思います
▲(右)女性用の脱衣所はちゃんと囲われたスペースなので安心♪ 男性用脱衣所は湯船の脇にあるオープンスペースです

▲金さんがアメリカを見ながら露天風呂に入っています。一体誰が考えたんでしょう、このキャッチコピー。 いくらなんでも誇大表現でしょう

▲海坊主? じゃなくてK氏でした
しばらくすると、たくさんの人がやってきました。冬の平日でもこれだけ来るのだから夏や週末などはかなりの人出が予想されます。
湯船のひとつに「アメリカを見ながら入れる」というキャッチフレーズ(?)が書かれた岩があります。思いっきり誇大表現ではあるけれど、たしかにロケーションは最高。一度は入りたい絶景風呂です。

▲(左)道路を挟んで反対側、駐車場の一角に無料の足湯もありました。お風呂が苦手なごんちゃん、 抱っこされながらこわごわ足湯を見ていました
▲(右)相模湾の夕景。水平線上にかすかに見える島影は伊豆大島です
【入湯日:2007年1月30日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
伊東で温泉に入ったあとは、少々遅めの昼食です。
せっかくの伊豆、せっかく海沿いを走っているのだからやっぱり海の幸でしょう。
というわけでまっぷるマガジン「伊豆」に載っていた「しゃらく亭」へ向かいます。
新鮮な地元の魚介を使った磯料理店として、地元の人にも人気の店(まっぷるマガジンより
となっています。楽しみですねえ。
高級ホテルとして有名な『川奈ホテル』の近く、県道から細い道を行ったわかりにく場所、思いっきり普通の集落の中にありました。しかも、普通の家の前に駐車場があり、その向かいがお店です。考察する限り、ご主人が 漁師で自宅の空きスペースに食堂を建てた、という感じですが、わりと高級な雰囲気も漂っています。
平日の午後2時近くで、こんな辺鄙な場所のわりに客がちらほらいます。
私たちが観光客だと見るとおばちゃん、
「昨日のTV見たの?」
と聞いてきました。
「いえ、この本を見て…」
と、『まっぷるマガジン』のPRをしましたが、聞くと、昨夜の「月バラ」でこのお店の「まんぼう天丼定食」が紹介されたのだとか。うれしそうに話すおばちゃん。TVと雑誌ではうれしさに差があるようです。
マンボウというと茨城やいわきの名物かと思っていたけれど、伊豆でも獲れるそうです。
それならば、と私は当然「まんぼう天丼定食」 (1500円+税)を注文、同じものではおもしろくないということで、金さんは「マグロのユッケ定食」 (1500円+税)、食いしん坊のK氏はボリューム満点の「しゃらく定食」 (2600円+税)にしました。どの定食にも画像に出ている料理のほか、デザートのシソの葉ジュースのゼリーも付きます。

▲(左)「まんぼう天丼定食」。もずく、煮物、茶碗蒸し、漬物、もずくの吸い物が付きます
▲(右)K氏の「しゃらく定食」には金目鯛のあんかけ、刺身、茶碗蒸し、魚の煮付け、漬物、酢の物、もずくの吸い物と豪華版
▲「まぐろのユッケ」。定食の他の料理は「まんぼう天丼定食」と同じ
海の幸盛りだくさんだし、新鮮でおいしいのはさすがに伊豆の海辺にある食堂です。ところで、ワタクシ、まんぼうを食べたのは初めて、かもしれません。味や食感は…、白身で柔らかくてイカと言われてもわからない感じでした。私の舌が肥えていないだけかもしれません。
ここのおかみさんがなかなか楽しい人でした。
K氏の煮付けに使われている魚は何? と聞くと
「私、煮付け得意なのよ。魚の名前? いろいろ仕入れているからね~」
と、テキトーなところもある反面、私が汁椀の蓋の裏に絵が描かれているのを発見すると、
「けっこう高かったんですよ~。1000円くらい。私が選んだの」
と、こだわりの一面も。ほめてもらったのがうれしい様子でした。いずれにしてもあくまでも気さくな性格のようです。
最後にこのおかみさんに「しゃらく亭」という店名の由来を聞いてみました。東洲斎写楽の絵も飾ってあったし、相当な写楽ファンなのかと思いきや、
「東京ディズニーランドの中に 『北斎』って店があって、すごく流行ってるって友達が教えてくれてね。それにあやかって、じゃないけど、『北斎』より『写楽』のほうがいいかな、って思ったのよ」
と、あまり拘りはない感じ。明るく気さくで記念撮影にも気軽に応じてくれただけじゃなく、駐車場に向かう我々を追いかけてきて、みかんをお土産にくださいました。ごちそうさま、ありがとうございました。
我々が食事の間、ごんちゃんはまたしても車の中でお留守番。ごめんね。次はお散歩できる場所へ行くからね!

▲明るい「しゃらく亭」のおかみさん。ぜひ会いに行ってみてください
【訪問日:2007年1月30日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
小田原からはあっという間に伊豆半島inしました。
ホテルが林立する熱海を通り過ぎるとだんだん海の広がりが感じられるようになり、やがて本日の最初の目的地、伊東へ到着。
伊東といえば、『ハトヤ』のある温泉地です。
「4126(よいふろ)、伊東に行くなら『ハトヤ』♪ 『ハトヤ』に決めた♪」
そんなコマーシャルソングとともに大昔から宣伝していたので、私の頭に刷り込まれてしまっています。あまりにも有名です。そのわりに、私は伊東温泉に入ったこともないし、街中を通ったこともありませんが、今回いろいろガイドブックを調べてみると、
「約750ヶ所から湧き出る温泉は毎分3300?もの湯量を誇り、全国屈指。古きよき温泉街の情緒をそのまま残し、湯治場として賑わった江戸時代から今も変らず、幅広く親しまれている」(まっぷるマガジン『温泉&やど』関東周辺より)
と書かれていました。
そうだったんですか~! 全然知りませんでした。そんなに湯量が豊富だったなんて!
たしかに、よく見るとガイドブックに紹介されている宿のほとんどは循環でなく、湯を「掛け流し」 にしている。しかも郊外の大型旅館だけじゃなく、街中には共同湯が9ヶ所もあるというではありませんか!
温泉街をテーマにしている私としては、ぜひ寄ってみなくては、ということで、共同湯の中でもイチオシ の『東海館』へ直行しました。

▲(左)ひときわレトロな『東海館』(撮影:K氏)
▲(右)伊東市内の交番。洒落ています。ツーリストインフォメーションも兼ねているようです(撮影:K氏)
『東海館』 は昭和3年創業の温泉旅館。当時の建築様式をそのまま残した木造3階建てで、平成9年にいったん幕を閉じたものの、平成13年に一般公開された伊東の新しい観光名所。温泉旅館だっただけあって、ちゃんと温泉も引いているので日帰り湯としても利用できます。ごんちゃんを車の中に 残し、人間3人だけで見学&入浴してきました。

▲『東海館』の外観。風格のある唐破風の玄関が雰囲気たっぷり。すぐ隣には同じようにレトロな外観の旅館 『いな葉』もあり、この一角だけタイムスリップした感じ。『いな葉』でも日帰り入浴できます
さすが大観光地の伊豆だけに、平日でもけっこうたくさんの見学客が来ていました。お風呂も込んでいるのかな、という心配をよそに、入浴客は我々だけだったので拍子抜けしました。みなさん建物を見学するだけのようです(入館料200円、入浴する場合は500円)。
『東海館』のお風呂は男女別の内湯のみ。この日は男性用内湯のほうが大きくて、女性用は私と金さんの2人だというのに小さな湯船。たまたまだったのかもしれないけれど、いまだに男湯のほうが大きいっていうパターン、多いですよね。そのたびに憤慨します。例の大臣が「女性は産む機械」などと表現して攻撃されていますが、女性を大事にしないと少子化に歯止めはかけられませんよ! なんて私も金さんも子供がいないので、大きな顔もできないんですけど…。
▲(左)この日の男性用風呂。 女性用の倍以上の広さです(撮影:K氏)
▲(右)女性用の湯船は3人も入ればいっぱい。単純泉で湯はやや熱め。加温しているようだけど、加水も循環も消毒もしていない掛け流しでした

▲(左)男性用内湯の湯口は森田東光作の唐獅子(撮影:K氏)
▲(右)女性用内湯の湯口ですが…これはタコ?

▲(左)シャンプーやボディシャンプーは伊豆らしく(?)みかんエキス入り
▲(右)浴室出口の廊下にはレトロな体重計が
お風呂上りに館内を見学しました。平成9年まではちゃんと旅館として営業していただけあって、今でもそのまま泊まれそうです。客室にはそれぞれ玄関があって、ひと部屋ごとに独立した家屋のように見える高級感溢れる造りで落ち着けます。それぞれの部屋の欄間や障子のデザインも凝っていて、変形の木をうまく使った上品な和風建築。 私好みの宿です。最上階にある望楼は四面に窓がある明るく風通しのいいスペースで、伊東の町が一望のもとに眺められます。レトロで落ち着いていて、日当たりもよくて、なかなかいい感じです。宿泊料金はいくらだったんでしょうね?

▲(左)客室の書院の欄間や障子には部屋ごとにさまざまなデザインが施されていて、 見事な職人の技画見られる
▲(右)富士山と相模湾のイメージでしょうか

▲(左)中庭を見下ろす回廊風の廊下。それぞれの客室は入口に屋根を葺いた一戸建て風に造られている。 形の変った木をうまく利用して美しく仕上げてあります
▲(右)3階にある大広間は120畳。かつては毎晩ここで宴席が設けられていたそうな

▲最上階の望楼。こんな部屋で暮らしてみたい(撮影:K氏)
伊東市内には『東海館』 のほかにも共同浴場があるとは先述しましたが、 他は地元の人に親しまれている銭湯風。 入浴料金も200円前後と安くてよさそうですが、 泉質は同じみたいなので、次に進みます。 期待していた温泉街情緒は『東海館』のある通りだけで、 あとはごく普通の地方都市でありました。 火曜日で定休日が多かったからかもしれないけれど、 駅前商店街もシャッターが降りていてさみしい雰囲気。伊東市といえ、 地方都市が抱える中心街空洞化の問題は避けられないようですね。

▲伊東市内にある共同湯のひとつ「松原大黒天神の湯」。PM3時~10時45分、大人200円、子供100円、火曜休み
【入湯日:2007年1月30日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
今回の伊豆半島の旅に同行してくれたのは「金さん」。
本名ではなく、ブログネームです。働いても働いても金がない
「遊び人」なので、「金さん」にしたようです。

▲金さんに抱かれてうっとり顔のごんちゃん。
私が近づくと鼻にシワを寄せて歯をむき出しました。仲良くしてよ、ごんちゃん(撮影:K氏)
「遊び人」、「金さん」といえば、 『遠山の金さん』。ご存知ですよね? 市井の悪を懲らしめるため、江戸町奉行という身分を隠した「遊び人の金さん」が、最後は桜吹雪の刺青を見せながら悪者を裁く、 という時代劇です。
この金さんですが、なんと競馬評論家として高名な故・大川慶次郎氏の娘さんであります。 そのわりに本人は競馬にはまったく興味がなく、外国のロックバンドに夢中になったり、イギリスに留学したり、はたまたテレマークスキーで雪山を滑るのを至上の楽しみとしているそうです。

▲ご自宅の玄関には故・大川慶次郎氏のキャラクター人形が飾ってありました。
本人の声でしゃべってくれるそうです(撮影:K氏)
週末は東京の某所にあるコーヒーショップを切り盛りし、平日は英語教師をしているという金さんは、 文筆家としての肩書きもあって、 『競馬の神様からのプレゼント』(ソレイユ出版)、 『いぬと語りあう生活』(三修社)など、著書も何冊か出されています。
私とどういうつながりかと申しますと、私の個人ブログに一番最初にコメントをくれたのが金さんというわけで、犬好き、 テレマークスキー好き(私は山スキーですが) という共通点もあり、一度お会いしたいなあ、と思って同行をお願いした次第です。
私と同年代、既婚、子供なし。アクティブで男前な女性です。
ごんちゃんは金さんのご実家の飼犬で、5歳になるアイヌ犬。涼しげな目元、すっと通った鼻筋、ぐるりと巻いた尻尾、 つややかな毛並み、スレンダーな体…。こちらもほれぼれするほどカッコイイ女の子です。実家とは別な家で生活しているそうですが、 徒歩1分という近さで、ごんちゃんの散歩はもっぱ ら金さんが担当しているとのことです。なかなか飼い主以外の人間に慣れず、 他の犬とも友達になれないシャイな性格ですが、そこがまたかわいいみたいです。私もそうですが、金さんもかなりな犬馬鹿のようです。

▲一見、柴犬のようだが、尻尾の巻き方が緩いのが柴犬との違いとか。りりしいお顔です(撮影:
K氏)
雪山へはちょくちょく連れ出してもらっているという、ごんちゃん。今回はいつもと赴きが違って、海ですよ!
環八から東名高速、小田原厚木道路、西湘バイパス、真鶴道路を走りつなぎ、でっかい富士山を行く手に見ながら伊豆へGO!GO!

▲(左)西湘バイパスは左手に海を臨みながらシーサイドドライブが楽しめる
▲(右)富士山がバッチリ、きれいにみえました!! 最高の天気です!

▲ごんちゃんは私のホビオくんの中でこのようにお乗りになられました。マットレス&
布団で快適だったみたい。もちろんケージも持参です
【2007年1月30日 天気:快晴】
↓
記事タイトル
↓
1月30、31日、この冬一番のポカポカ陽気の中、春を先取りしよう、と伊豆半島へ行ってきました。
今回のテーマは『犬連れ旅』ということで、アイヌ犬の「ご んちゃん」と一緒に旅を楽しんでいる、自称:「遊び人の金さん」に登場していただきましたよ~。金さんとごんちゃんのことは次回で詳しく紹介しますね♪ ちなみに「金さん」も「ごんちゃん」も女性です。

▲ごんちゃんです。りりしい姿にほれぼれします。女の子ですけど
ホスト役は私といつものK氏。3人+1匹で私のホビオくん(Honda:Vamos Hobio)でドライブ&温泉bの旅です。東京からの1泊2日のルートは以下です。私が練りに練った(?)、伊豆の楽しみ盛りだくさんコースです。

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
東伊豆の海沿いを進み、伊東、城ヶ崎などを見て海の幸を堪能し、もちろん温泉にも入り、宿泊は伊豆高原にある犬連れ歓迎の『アップルシード』へ。広いドッグランがあって料理もおいしいし、温泉もあって大満足♪ でした。伊豆高原にはここだけじゃなく、たくさんの犬連れ専門宿があるんですね。

▲(左)北川温泉の黒根岩風呂にも入りましたよ!
▲(右)『アップルシード』のオーナー関口さん夫妻と愛犬たち
2日目も天気が素晴らしくよかったので、宿の主人がオススメしていた伊豆高原の大室山にリフトで登ってみました。最高です! 富士山から相模湾までぐるっと360度の展望を楽しみながら一周できます。大室山は見るだけで登ったことなかったので、新しい発見でしたね。

▲大室山の山頂部から見た富士山。1日中ばっちり見えていました
絶景を堪能してから再び海沿いを進み、白浜へ。真っ白い砂と青い海のコントラストが美しいビーチでごんちゃんを遊ばせてあげました。

▲白浜のビーチで波とたわむれるごんちゃん
その後は爪木崎へ向かい、一面に咲き誇る水仙を鑑賞しました。満開を過ぎていたけれど『水仙祭り』にもギリギリ間に合って、無料の炭焼きサンマをごちそうになりました。岬一帯に水仙の香りが漂っていて、言葉通り一足早い春が来ていました。

▲爪木崎は水仙の名所。ここにはもう春が来ていました
爪木崎から下田まで行き、そこから中伊豆方面へUターン。その途中で下田河内温泉『金谷旅館』の千人風呂にも入りました。檜造りの混浴大浴場が素晴らしかったですよ~!

▲渋い! 渋すぎる『金谷旅館』の千人風呂
最後は河津七滝にある『七滝茶屋』で旬で名物の苺デザートをたらふく食べて締め、東名高速沼津ICから帰路に着きました。
▲七滝茶屋の自慢は自家製苺のデザート。春を感じます♪
盛りだくさんすぎて天城の『いのしし村』に行けなかったのが残念でしたが、2日間、伊豆を満喫できて大満足です。
何度も行っているはずなのに、そのわりには見逃していた場所もあったんだな、と改めて伊豆の良さを実感できた旅でした。
↓
記事タイトル
↓

今日は磐梯山がとてもきれいに見えています。これから温泉へ向います。
↓
記事タイトル
↓
雪山フリークの我々、先日は我が村にある二岐(ふたまた)山へ登ってみました。雪のない時期に登ったことはありますが、冬に登るのは初めてです。冬はもっぱら山スキー&テレマークで行ける山にしか登らないので、樹林帯ばかりの二岐山は対象外だったのです。
ところが、とあるホームページに千葉のグループが毎年のように二岐山を登って滑っているのを記事にしているのを見て奮起。村内に住むわしらが行っていないのに、よそ者に滑られて黙っていられるか、っていう気持ちもありました。
が、やっぱり樹林帯ばかりでした。1時間30分ほど登ってみましたが、開けた斜面には出会えず、しかも天気もダメ、気温も高くて雪がベタつくし、滑りも期待できないということで、昼食だけ食べて降りてきました。
余談ですが、二岐山の夏の登山口は二岐温泉のさらに先、林道の途中からですが、冬の登山口は『ブナ山荘』の前になります。この『ブナ山荘』、二岐温泉を代表する宿で「日本秘湯を守る会」の会長の宿、『大丸あすなろ荘』の別館で、同様に『日本秘湯を守る会』の会員宿になっています。たしか以前は『ガストハオズ●●』というペンション風宿だったのですが、いつのまにか買い取られたようです。湯は同じはずなのに、小さな温泉地でも格差社会が存在するんですね。今のところ、二岐温泉では『大丸あすなろ荘』の一人勝ちという感じです。どうでもいいけど、1泊2食19000円からというのは、宿のレベルと相場から見ても高すぎるように思います。15000円くらいが妥当ではないかと思うのですが。日帰り入浴ばかりで泊まったことはないので何ともいえませんが、泊まったことのある方、どうでしょう?

▲(左)ブナの樹林帯を登ります。雪が重くてラッセルがつらいです
▲(右)雪がひどくなってきたし、樹林帯の登りに嫌気がさしてきたので、撤退。とりあえず昼食ということでツェルト(簡易テント)を張って中で食事の準備をします。冬はよほど天気のいいとき以外は、こうして雪や風を防ぎます

▲『大丸あすなろ荘』の別館、『ぶな山荘』。たしか以前は『ガストハウスなんとか』 というペンションだったのですが。冬の登山口はここの前からになります(夏はもっと先の林道が登山口)
とにかく、この日は登山がイマイチだったので早々と山を降りて温泉です。
二岐山といえば二岐温泉でしょう。
実を言うと、以前那須に住んでいた頃から二岐温泉には何度か入ったことがあり、最近は有名な『大丸あすなろ荘』ではなく、別な宿の風呂に入るようにしています。
今回ははじめに 『柏屋旅館』に行ったら、これから団体客が来るから、と断られました。土曜日なので冬でも客が入るようです。
できれば川沿いの宿が良かったのだけど、仕方なく道を挟んで反対側の『桂祇荘』へ。こちらは即OK。宿泊客もとりあえずはいない様子です。二岐温泉も、川沿いかそうでないか、でずいぶん違います。道路側の宿は川沿いに露天風呂を造れないので苦戦している気がします。
▲(左)訪問時、雪が舞っていました
▲(右)玄関を入ったところ。左手がフロント、右へ行くと浴室
入浴料金は500円。こじんまり、こぎれいな宿で家族的雰囲気です。
浴室はフロントから右の廊下を行った突き当りですが、女性用の浴室は、かなり狭くてがっかり。浴槽はまあまあ広いのに、洗い場がやたらと狭いのです。なので、脱衣所から扉を開けるとすぐに浴槽が迫ってきています。窓は大きくて開放的だし、無色透明な湯も掛け流しで悪くないんだけどなあ。カランからお湯が出てこないのもマイナスポイント。洗い場が狭いのに、湯船からお湯を汲んで体を洗わなくてはなりません。私一人だったからよかったけれど、これじゃあ多人数での利用はつらいですね。男湯のほうはもっと広くてカランも数ヶ所あったようですが、やっぱりカランからお湯はでなかったとのこと。
また、一応露天風呂もあるのだけど、男女交替制で、建物の外にとってつけたような湯小屋あり、その中に岩風呂がひとつ。一応見てみましたが、冬の寒い最中、一度建物の外に出てから入るにはぬるすぎます。宿泊者がいないから加温していないのでしょうか?
宿そのものは清潔で好感持てるし、泉質は『大丸あすなろ荘』と同じはずなのだけど、お風呂だけ見るとキビシイ。比べてしまうと、やっぱり『大丸あすなろ荘』のほうが入浴料金735円と少々高くてもいいかな、って思ってしまいます。川沿いに露天風呂が造れないのはどうしようもないけれど、内湯はもっと大きくできなかったのでしょうか? 二岐温泉の格差社会、今後もますます広がるような気がしてしまいます。他の宿も頑張ってほしいものです。

▲女性用の内風呂。浴槽は数人は入れるサイズながら、浴室全体の3分の2を占めるため、 洗い場が狭くなっている。男性用はこの倍以上あるらしい。男女差別もはなはだしいのでは?

▲(左)露天風呂は建物の外にある湯小屋(中)で、男女交替制。 湯温がぬるくて冬はちょっとつらいです
▲(右)湯上りのスペース。狭いながらも機能的
▲桂祇荘の飼犬。今回は見かけなかったが、いつもは周辺をフラフラしています。 じいさんのようです
ところで、二岐温泉には 「つげ義春」ゆかりの宿、『湯小屋旅館』があります。
みなさん、つげ義春は知っていますか?
私はリアルタイムでは知らないのですが、昭和の時代、「ガロ」などの漫画で活躍した漫画家で、なんというか、キッチュで不思議で独特な「つげ義春ワールド」を築いています。漫画には温泉もよく登場していて、いろんな温泉地、とくに鄙びた温泉地の鄙びた宿を好んで泊まったようです。
その「つげ義春」の漫画に二岐温泉も出てきます。
主人公が「ここの温泉地で一番貧しそうな宿はどこですか」と聞いて泊まったのが、『湯小屋旅館』です。数年前まではたしかに営業していて、私も入ったことがありますが、オーナーご夫婦のご主人が亡くなって売りに出されたようで、今は『新・湯小屋旅館』と名前だけ変えて週末だけ営業しているようです。どうも湯小屋旅館のファンが何人かで買い取ったようですが、まだ開いているときに行けたことがありません。最初に行ったときは「つげ義春」のことなどまったく知らなかったので、よく見ないで出てきたので、再訪したいと思いつつもかなわずにいます。
どなたか、最近入った、という人がいたら、ぜひ様子をお知らせください。

▲(左)2006年10月の湯小屋旅館。貼紙(右)によるとダイビング、バイク、 カメラなどの趣味を持った4人が現在のオーナーになっているそうです
【入湯日:2007年1月20日 天気:雪】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
グランデコスキー場から吾妻連峰の西大顛へのコースは、わりに気軽に行ける山スキーコースなので、天気がいい日を狙って、私たちはよく出かけます。
この日は風もなく最高にいい天気。絶好の雪山日和ということで、行ってきましたよ。いつもは深雪でラッセルが厳しいのに、今日はわりに疲れずに登れました。 やっぱり暖冬で雪は少ないようです。

▲(左)西大顛の頂上から西吾妻山を臨む。樹氷原がきれいにできていました。 樹氷原の中にポツンとある黒い点は西吾妻小屋。無人の避難小屋ですが、冬山ではとてもありがたい存在です
▲(右)西大顛からグランデコスキー場へ下ります。今日の雪質はまあまあ。これより下はアオモリトドマツの深い樹林帯になります
さてさて、本日の温泉は「沼尻温泉」です。
安達太良山の西麓、沼尻スキー場のゲレンデ直下にあります。華やかな雰囲気のグランデコスキー場とは対照的に、地味で昔ながらのスキー場です。ちなみに私たちは滑ったことがありません。
宿はいくつかありますが、ここらの宿はどこも沼尻元湯からの湯を引いているので湯の良さは折り紙付き。もちろん源泉掛け流しの硫黄泉です。他の温泉地のように「掛け流し」かそうでないかを悩む必要がないのがうれしいです。つまりどこもはずれはないということです。
その中で、私たちが選んだのは「磐梯沼尻高原ロッジ」。
大きなログハウスの宿で、オーナーは登山家の田部井淳子さん。女性で初めてエベレストに登頂、さらに女性で初めて七大陸最高峰を制覇した世界的に知られている登山家です。現在65歳ですが、まだまだ現役で山に登ってらっしゃいます。田部井さんは福島県三春町(滝桜で有名な町です)の出身で、福島県が誇る著名人の一人。県民栄誉賞も受賞しています。

▲(左)大きなログハウスの建物です
▲(右)玄関を入ったところ。エベレストの絵柄のマットがいかにも登山家らしい
このロッジに田部井淳子さんが常駐しているわけではないのですが、2階には田部井さんの資料館があったり、世界各地の名産品が飾ってあったり、エベレストや世界の名峰の写真が展示されていたりと、山好きの人なら温泉以外の楽しみがありますよ。また、「田部井淳子と行く箕輪山ツアー」などの企画ではこの宿を利用するそうで、『田部井さんに会いたい!』という人は、そういうツアーに参加するのがいいかと思います。

▲(左)入口に飾られていたタペストリー。東南アジアのどこかの国のものでしょうか?
▲(右)登山家らしいオブジェ。外国のものみたいです

▲(左)2階にある田部井淳子さんの資料室。自由に見学ができます
▲(右)エベレスト登頂時の田部井さん。あまりにも有名な写真です
肝心の温泉ですが、11室の小さな宿のわりに男女別の内風呂に加え露天風呂もあり、期待以上でした。
日帰り入浴は500円。先日の中の沢温泉(沼尻温泉からの引湯)の宿もそうでしたが、磐梯周辺の旅館の固定料金なんでしょうか?
沼尻の湯をそのまま引いているので内湯はけっこう熱いものの、露天風呂は外気で冷えて適温になっていて、先客はみんなそっちに入っていました。湯は無色透明で硫黄分がたっぷり。 あちこちに硫黄の結晶が固まっていました。飲んでみるとレモン水のようにエグ味のない酸っぱさです。同じ硫黄泉でも野地温泉や高湯温泉は濁っているのに、ここはどうして無色透明なままなのか不思議です。温泉は奥深いです。

▲(左)露天風呂も掛け流し。湯は熱いので加水してぬるめにしてあった。
▲(右)なかなか渋い造りの内湯。竹の樋を伝ってくる源泉が熱い! 湯かき棒は自然木を利用したもの

▲(左)温泉分析書です。最近はちゃんとチェックします
▲(右)加水、加温、循環、消毒剤の投入一切なし。スバラシイ

▲(左)ボディシャンプー、シャンプーが常備
▲(中)脱衣所の洗面台脇にはこの規模の宿には珍しく化粧水や綿棒も常備されていて、女性オーナーならではの心使いが感じられます
▲(右)脱衣所は洗面台のあるスペースと着替えるスペースが分離されている。これも女性ならでは視点かも
【入湯日:2007年1月26日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
安達太良山へ行った翌日、宮城蔵王・不忘山を目指します。
ここは白石スキー場を利用します。平日ということもあり、前日のあだたら高原スキー場と違ってスキー客もまばらです。この間行った八幡平スキー場もそうですが、こんなに客が少なくて経営は大丈夫なんでしょうか。私がよく行くエリア内でも、白河高原スキー場(福島県)、吾妻スキー場(福島県)が閉鎖されたので、とても心配です。スキー場のリフトを利用することで行程が短く済み、日帰り登山が可能になっているのだけど…。
ここではリフト券を買うときにしっかり登山届を書かされました。昨日の安達太良山では私たち以外、おそらく誰も書いていなかったのと比べるとしっかりしています。一回券しか買わないし、遭難するかもしれない登山者って、スキー場にとっては迷惑な存在なのでしょうね、すみません。
それはともかく、この日も引き続き好天に恵まれ、アウターを脱いで登ったのですが、頂上直下でいきなり山形県側から暗い雲が押し寄せてきて、あっという間に雪になってしまいました。それでもなんとか頂上を踏んだものの、ガスも濃くてトレースを見失わないよう、相手を見失わないように滑るので、期待していた滑降もイマイチ楽しめません。
それなのに、スキー場の下まで降りてきたら、またしても雲がなくなっていて不忘山がくっきり見えるではありませんか! 山の天気は本当にわかりません。

▲(左)リフトを利用してスキー場の一番上まで行きます
▲(右)スキーの裏にシール(滑り止め)を貼って登り始めます

▲不忘山を見ながら進みます。最初はなだらかで広い雪原です

▲(左)頂上直下の登り。このときはまだスキー場がよく見えます
▲(右)不忘山の頂上。ガスで何も見えなくなってしまいました
さてさて、スキー登山のあとは、お決まりの温泉です。
今回は鎌先温泉に決定。
白石スキー場から白石市内へ向かう県道254号沿いにあり、 数軒の宿が集まった雰囲気のいい小さな温泉地です。
室町時代の開湯、農夫が鎌の先で木の根を掘ったところ、湧き出てきたと言われ、特に切り傷に効果があるとか。
まずは鎌先最古の旅館、『湯主一條』へ。日帰り利用時間は午後3時でギリギリ。あと10分あったけれど案の定断られました。残念。で、次の候補、『最上屋旅館』へ。
こちらはまだOK。日帰り入浴料金は500円。60代くらいでしょうか、感じのいい女将さんが案内してくれました。

▲鎌先温泉街の一番上に位置する元湯『湯主一条』。ここは古い建物のようで、 右手に現代風の立派な玄関がありました

▲最上屋旅館。玄関のある建物は渋い木造だけど、現代風の鉄筋の建物もあります

▲(左)玄関を入るとこんな感じ。 趣味のいい和風の家具や小物が飾られていて女将のセンスのよさが伺えます
▲(中)ロビー奥には囲炉裏のスペースもある
▲(右)フロントの横は和風小物を売るコーナーとこんなくつろぎスペースもある
木造2階建ての渋い造りですが、この旅館、やたらに横に長くて鉄筋建ての部分もあります。お風呂は玄関を入ってひたすら左へ進んだところ。自炊部の建物のほうにありました。
浴室は「東光の湯」と名づけられた男女別の内湯のみで浴槽もあまり大きくなく、数人用サイズ。カランも4つだけで洗い場も広くはないものの、茶色く濁ったお湯は鉄分を多く含んだ食塩泉。茶色くて細かい湯の花がたくさん浮かんでいて、2日間の登山の疲れを優しく癒してくれるようにじんわりと効く感じ。 ややぬるめなので、じっくりゆっくり浸かることができます。もちろん、 お湯は掛け流し です。このほかにも貸切風呂があるそうですが、案内されなかったので、きっと宿泊者専用なのでしょう。
しばらく一人でまったりしていると、2人連れのおばちゃんがやってきました。
どちらも福島の人で鎌先温泉はときどき来るらしく、今回は自炊部に2泊するのだとか。
東北の温泉宿には自炊部がある宿が多く、安く泊まれるのがありがたいですね。気の合う仲間とワイワイ温泉宿でゆっくり過ごす、なんて楽しそう。老後の楽しみといわず、今からでもやりたいところです。
ところで、「最上屋旅館」の宿泊形態は自炊部を含め、以下のように3種類あります。湯治部というのは旅籠部よりも食事が質素になるものと思われます。
①旅籠部(普通の一泊2食付) 8500円~
②湯治部(1泊2食付) 6500円~
③自炊部(素泊まり) 2800円~(4泊以上の場合)
ゆっくり湯に浸かったあと、フロント脇にある売店も覗いてきました。和風建築の宿に似合う和風の食器や小物などがたくさん販売されていて、見ているだけでも楽しいですよ。どれも女将さんが揃えたものだとのことで、センスの良さが伺えます。
さらに奥には囲炉裏や、やっぱり和風のバーカウンターもあって、どっぷりと和の世界に浸れそうです。
全部で48室、120名収容というから決して小さな宿ではないのですが、和風建築ならではの落ち着きが感じられる宿でした。

▲(左)茶色く濁ったぬるめのお湯です。浴槽は数人入ればいっぱいです
▲(右)湯口からじゃんじゃんお湯が流されています

▲(左)加温だけで循環、加水は一切なしという表示。うれしいですね♪
▲(右)シンプルで狭い脱衣所
▲浴室の前。自炊部の建物なので洗面台がたくさん並んでいます

▲(左)覗き見した湯治部の部屋。こぎれいで最低限の設備も揃っています
▲(右)自炊設備もしっかり揃っていて不自由はなさそう
【入湯日:2007年1月22日 天気:快晴】

この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
安達太良山の帰りによく利用していたのは岳温泉なのですが、最近はなるべくいろいろな温泉に入る努力をしております。
なにしろ安達太良山麓にはいい温泉がたくさん湧いているからよりどりみどりです。
ただし、日帰り入浴の時間が限られているところも多く、特に野地温泉方面の宿は午後3時頃までとなっているので、温泉入浴を目的に行かない限り、どうしても間に合わなくてなかなか行けませんでした。
ところがこの日は スキー場に午後2時と早めに降りてこられたので、「まだ間に合う!」とばかりに「野地温泉ホテル」へ向かいました。行ってから断られることがないよう、一応確認の電話をしたので安心です。
場所は安達太良山の北麓、土湯峠の旧道の途中、雪道をどんどん進んだ先です。
地図で見ると相当な山奥だし一軒宿なので勝手に山の宿を想像していたのですが、かなり立派な建物です。しかも宿泊者なのか日帰り客なのか、駐車場には車がたくさん止まっているし団体ツアーバスも何台かあって、なんだか拍子抜けです。さらに建物の中に入って認識を改めました。「読売旅行」だとか「クラブツーリズム」などの団体が利用する立派な観光ホテルなのですね。
▲意外と立派な「野地温泉ホテル」。 この日も日曜日なのにたくさんの団体客が来ていました

▲(左)けっこう立派なフロントです
▲(右)ロビーも広くてゆったり。高級感さえ漂っています
そんなふうに宿の雰囲気、外観としては私好みではまったくないのですが、ここはなんと言ってもお湯が最高です。お風呂もたくさんあって、館内の湯めぐりも楽しいのです。男性用大浴場『剣の湯』、 女性用大浴場『羽衣の湯』のほか、野趣溢れる露天風呂の『鬼面の湯』、 檜風呂の『千寿の湯』、八角形の露天風呂がある『天狗の湯』 という男女入れ替え制のお風呂が3ヶ所ありますが、それぞれの時間が細かく設定されているので、うまく時間があえば日帰り利用でもすべての湯に入れる、というメリットもあります。大浴場にはそれぞれ露天風呂も付いているので、湯船の数は8ヶ所。それで入浴料金は800円。けっこうオトクだと思います。
宿泊料金もそれほど高くないようで、平日なら1泊2食10650円~。団体客に人気があるのもうなづけます。客室数は66、この日もかなり埋まっていたようだったし、チェックイン直後の午後3~4時という込み合う時間帯のわりに、どのお風呂も広いので混雑しているという感じはありませんでした。さすがに広いだけあります。

▲(左)女性用大浴場「羽衣の湯」の露天風呂。白濁した湯がなみなみと溢れています。 パンフレットには冬の入浴はできない、となってましたが、今年は雪が少ないからでしょうか、入れるようになってました。 内湯は湯気モウモウで写真が撮れず。湯温は露天風呂のほうが熱め
▲(右)湯口は硫黄分が固まって黄色くなってました
最初に女性用大浴場の『羽衣の湯』へ。
内風呂は20人は余裕で入れそうなタイル張りの湯船と広い洗い場にはカランが8ヶ所。私はまず奥の露天風呂へ直行です。冬は露天風呂に入れないはずだけど、今年は雪が少ないからでしょうか。どっちにしても入れてラッキー♪ 岩でできた露天風呂も15人は入れそうな大きさで、 白濁したお湯が溢れ乳白色の細かい湯の花がたくさん浮かんでいます。やや熱めの湯に浸かっていると、なんだかシアワセな気分になります。やっぱり濁り湯はいいですねえ。
次に『天狗の湯』へ移動。こちらはさっきの『羽衣の湯』 と趣が違い、脱衣所から内湯、露天風呂とも温かみのある木造り。細長い内湯の浴槽と露天風呂の間には細い通路があり、浴槽に入ったまま露天風呂に出入りできるという変った造りです。露天風呂は屋根が付いていて夕方になって灯りが灯されてますますいい感じになりました。
こちらにはカランが3ヶ所しかなく、洗い場も脱衣所も広くありません。体を洗うのは大浴場で済ませておいたほうがいいようです。
ここで女性専用時間ギリギリまでまったりしてしまいました。
午後4時に男女が切り替わるようで、頑張れば檜風呂の『天寿の湯』、野趣たっぷりの露天風呂『鬼面の湯』 も入れたのですが、2ヶ所4つの浴槽に浸かってすでに湯当たり気味だったので、次回の楽しみとしました。
この宿の全部の湯を堪能するには宿泊で利用するか、ここだけを目的に来なくてはならないようです。
この辺りには野地温泉のほかにもたくさんいい温泉があるので、併せて湯めぐりリベンジを計画しようと思います。
▲『天狗の湯』の露天風呂。こちらは床も湯船も木造り。八角形の変った湯船は内湯の湯船と繋がっていて、 湯船に入ったまま出入りできるようになっている。こっちも『羽衣の湯』同様、 露天風呂の湯が内湯より熱め

▲(左)『千寿の湯』の脱衣所。女性専用なのでベビーベッドもありました
▲(中)お風呂は5ヶ所あり、男女別内湯以外の3ヶ所は男女の入れ替え時間が細かく区切られています
▲(右)お風呂の案内図。どこも広い湯船と洗い場があります

▲時間帯の関係で露天風呂の「鬼面の湯」には入浴できませんでしたが、 こんな感じだそうです

▲ホテルの外には人懐こいゴールデンレトリバーがつながれていました。お客さんの犬?
【入湯日:2007年1月21日(日) PM3:00~4:00】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓
高村智恵子が「本当の空がある」と言った安達太良山。
福島県の中央部に位置し、優美な山容を見せています。ここは冬山登山のコースとしてとってもポピュラーで、我が家も冬になると何度か登ります。
先日、雲ひとつない青空が広がる絶好の登山日和だったので、山スキー(私)&テレマークスキー(ダンナのけんちゃん)という組み合わせで登ってきました。

▲ゴンドラの終点からゴヨウマツの樹林帯を登って行きます。 右手奥のなだらかな山稜にある乳首のような部分が標高1700mの安達太良山頂。 日曜日なのでたくさんの登山者が来ていましたよ
山頂へは麓にある「あだたら高原スキー場」 のゴンドラでアクセスできます。ゴンドラ終点から1時間ちょっとで登れるので、ゴンドラ→山頂→勢至平→スキー場なら半日で余裕の行程です。
この日は日曜日とあってスキー場の客も多かったのですが、登山者もすごく多くてびっくり。私たちのように山スキー、テレマークスキーよりもスノーシューを履いた中高年グループが目立ちました。スノボはいませんでした。安達太良は樹林帯が多いのでスノボ向きではないのでしょう、きっと。
それにしても、ゲレンデでは若者やファミリーが中心ですが、山では中高年が主役になっていて平均年齢はかなり高いと思われます。熟年パワーは冬山も制しつつありますが、それに伴って遭難も多くなっているんですよね。
中高年グループとは何組かすれ違いましたが、昨夜『くろがね小屋』に泊まり、山頂を踏んでゴンドラで降りる、という私たちと逆コースが主流でした。この『くろがね小屋』、1年中管理人がいる有人小屋としては日本で最北で、さらに温泉もあることで人気の小屋です。山小屋で温泉って、最高に贅沢じゃありませんか!
ここの温泉名は『くろがね温泉』。もちろん お湯は掛け流し ですよ。
麓の「岳温泉」はここの湯を引湯しているので、元湯ということになります。私たちも天気が悪いときはゴンドラに乗らず、スキー場脇から林道を歩いて『くろがね小屋』まで行って泊まって帰ってくることもあります。広くて清潔、とっても雰囲気のいい小屋で、ちゃんと布団もあります。私たちはいつも自炊にしてますが食事も作ってもらえます。冬の平日なら宿泊者も少なく、だるまストーブを囲んで管理人さんと話をするのが楽しみなのです。佐藤さんと斉藤さんの2人が交替で勤務されています。
ここは日帰り入浴もOKなので、源泉好きな方はぜひ行ってみてください。
ただし、歩いてしか行けません。2時間30分くらいかかるし、雪のある時期はしっかりし冬山装備と足下はカンジキかスノーシューも必要ですので、登山経験のない人は雪のない時期に行ってくださいね。
<くろがね小屋>
宿泊 3700円(冬季+300円)
入湯税 150円
朝食 800円
夕食 1500円
休憩料(日帰り入浴料)400円(冬季+200円)

▲安達太良山頂からの眺め。正面が舟明神、左手奥が磐梯山。右手遠方に飯豊連峰までバッチリ見えました。 この景色を眺めるために登ったといっても過言ではないかも?
▲山頂から牛の背、馬の背を進み、いい斜面を見つけて滑ります。 ここからは勢至平へ向かってさらに滑り降ります。例年と比べて雪が少ないものの、 スキー場と違って圧雪されていない斜面を滑るのは難しいけど、キモチいいです

▲2006年2月、『くろがね小屋』。この日は私たちを含めて宿泊者は4人だけ。 管理人の佐藤さんともゆっくり話ができます
今回、私たちは『くろがね小屋』に寄りませんでした。とはいえ、スキーのあとに温泉は付き物、ということでもちろん入ってきましたよ。安達太良山麓にはたくさんの温泉が湧いていますからね~。さてさて、どこに行きましょうか。
【登山日:2007年1月21日(日) 快晴・無風】
この地図はSuper Mapple Digital Ver.7を使用して作成しています。
↓
記事タイトル
↓

雄国沼から無事に猫魔スキー場に降りて来て川上温泉に入浴しました。
↓
記事タイトル
↓

一昨日の伊豆から一転、雪山に来ています。猫魔スキー場から雄国沼へ降りて来ました。